久しぶりのヤビツ
ほんとに久しぶりの更新ですいません。
陽も傾いた時間にふといつもの宮ヶ瀬を目指して怪鳥を走らせ、いつもの鳥居原に閉園約30分前に到着。
缶コーヒーを買って戻ってくると、若者三人が怪鳥を囲んでくれている。
怪鳥の出物があれば買いたいという若者たち。
当時のパリダカとかもよく見ているらしく、すごく色々知って興味を持ってくれている様子。
いやいやみなさんのTLやGSX-Rたちも十分すぎるくらいすごいバイクたちです。
楽しくお話しさせてもらったところで、係員のおじさんたちの閉園の呼びかけで解散。
どこの方かはわかりませんが、宮ヶ瀬にはよく来られるということなので、きっとまたお会いできるでしょう。
お互い十分すぎるくらい今となっては目立つバイクなのでw
で、今日は夕焼けの富士山がもしかしたら見えるかも、
と裏からヤビツを登ってみました。
ほんとに久しぶりのヤビツ。
90年代、寮にいた頃には毎週のように秦野側から登って、今の宮ヶ瀬湖畔ではなく湖の底に沈んだ道を走って飯山に抜けて帰ってきたのですが。
多分もう10年ぶりくらいのヤビツ峠、しかも裏からはもっと久しぶりかも。
改めてずーっと谷側を走ることを実感しながら山を降りる車たちとすれ違い。
峠に向かう道は過酷な自然の傷跡を埋めたコンクリートの法面、波打つ路面と激しい雨で流れ出す土が残る路面にビビりながらコーナーを縫っていきます。
でも一つ一つの谷から吹き下ろすちょっと冷たい風が頬を撫でる感覚、ここのところ忘れていた山との対話を思い出させてくれます。
いくつかの大きな沢を抜けて山道を登っていくと峠は雲の中でした。
これはダメかなと思いながら表ヤビツを大人しく下っていきます。
久しぶりなので、以前のように頑張っては走れません。
夏の終わりは草木が茂っていて見通し悪いですし。
でも山を降りていくに従い、雲も切れて市街地が見え始め、途中の菜の花台では相模湾から伊豆半島まで見えました。
帰り道の善波トンネルで振り返っても富士山は見えませんでしたけど。
でも東に向かう帰り道で仰ぐ雲は低い陽光に照らされて紅く染まっていました。
この時間に走るのも久しぶりでした。
そろそろGallinaも復活させないと...と前にも書いたなぁ...(u_u)
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コメント
いつも楽しく拝見しております。91年式のDR800に乗っておりますが、キャブについてご教示ください。左右を連結している上側のT字ニップルの役割は何でしょう?実は、ニップルにクラックが入ってしまったのですが、大気解放のようですので、そのままでも問題ないかな…と思うのですが、自信がありません。それから、左右のキャブを分離するには、どうしたら良いでしょうか。中央のリンク部が複雑に見えるため、壊すのが心配で、手を付けるのをためらっています。質問ばかりで恐縮なのですが、よろしくお願いいたします。
投稿: コメ | 2024年12月18日 (水) 19時49分
コメさん
コメントありがとうございます。両方のキャブを繋いでT字でホースを繋げることができる樹脂のニップルですね?
フロート室からのガソリンベーパーをエアクリーナーに導くホースをつなげている物で、そのままでも実質問題はありません。
常に砂漠を走り回るなら開放のままにはしないほうが良いかもしれませんが。
で、左右のキャブの分離はそれほど大変ではないです。中央のリンクは左右を同期させるためのもので、基本は同じバタフライ開度となるようにすれば大丈夫です。スプリングでリンク部を押さえるようになっていたと思いますが、ちょっと押しながらつなげれば良いかと。
投稿: なみぞぅ | 2024年12月19日 (木) 23時41分
ご丁寧にありがとうございます。やってみます。これからも、楽しみに拝見いたします。
投稿: コメ | 2024年12月20日 (金) 00時06分