RACERS 27 Rothmans NSR
先日本屋で見つけて買った一冊。
毎度RACERSです。
今回はマイケル・ドゥーハンで連勝していた
Rothmansカラーも眩しいNSR。
まさにこの本にある'92年の日本GP、
行って見てました。
怪鳥で行ったんじゃなかったかな、雨の中。
練習走行をしている排気音を聞いて、
誰だちょっとマフラーの壊れた
NS400を乗り回しているのは?
なんて思ったくらい
その当時のGP500の排気音と異なる
異質な低音を響かせて走っていた。
シュワンツを応援に行ったのですが、
雨でもありちょっと今イチだった記憶が。
そのNSRが無茶苦茶速くて
でもそれほど迫力があるわけでもなくて。
その後の連勝をテレ東の夜のGP番組で見て
負けるなシュワンツ、頑張れと、
常勝巨人相手に戦うチームを応援するような
気持ちで毎週GPを見ていた記憶がある。
そんな時代を思い出させてくれた。
絶対的なスピードは今の方が遥かに速いのだろう。
速さを求めるレーサーとしては、
人と機械のすぐれているところ同士を
時代に合わせて比率を変えて速さを求める
そういう進化は必然のものだと思うが、
良い時代だったなぁと振り返ってしまう。
最新の技術についていっていないだけなのか、
最新のバイクがくれる楽しみを知らないだけなのか、
良くわからないけど。
今に馴染めない自分を改めて感じてしまった。
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