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2013年1月26日 (土)

Gallina TGA6R1前足バラシ

土曜日、いい天気でしたが
今年一番の冷え込みとのこと。

Dscn5507なのでというわけ
ではないのですが、
ハヤシカスタムで
Gallina TGA6R1の
前足をバラしました。
社長のアドバイスを
(工具も借りながらですが)
初めて前足をバラします。
まずはエンジン下をリジットラックで保持。

その後前周りの部品を外していきます。
Dscn5508 鍛造ブレンボ
ちょっと動きが
渋いので、
これは復元時に
多少整備しないとならなさそう。

Dscn5510_2トップブリッジから
突き出している量の
記録用写真です。
オーリンズのショック、
突き出し量の調整用か
スリットが入ってます。
上から4本目が突き出し量。

Dscn5513 フロントショックを
抜いてしまって
バラされている
前周りです。
今回の分解の目的は
このブリッジを外すこと。

Dscn5517 ということで
バラされた
トップブリッジと
ボトムブリッジ。
トップブリッジには
AF1の文字。
当時のApriliaのレーサーの
トップブリッジがそのまま
使われいたらしい。

なのでオーリンズとの間には
ちょっとしたシムがあった。

Dscn5518 で、ボトムブリッジ。
何故外す必要が、
と言うと
見て判る通り
至る所にクラックが
入っています。

物はマグネシウムの鋳造で中空です。
だから割れちゃうんだろうなぁ。

Dscn5515 ところで、
バラして判った
エキセントリックカム。
これでキャスターが
変えられるらしい。

社長とこれを見ながら、
やれることは何でも盛り込んだ感じの
バイクなんだねぇなんて話をしてました。

バラしたところでSDR-Fのひゅさしさん登場。
すいません時間を伝えてなくて。

その後しばし...というか結構じっくりと
いろんなお話を社長やI村さんを交えて。

割れているボトムブリッジは
もちろん使えませんので、
現品から寸法を計り取りして
アルミの削り出しで復活させる予定。
とりあえずは見積もりを取ってもらいます。

ところでハヤシカスタムのショールーム、
1/3くらいのスペースを
お客さんが結構自由に使える場として
開放してくれています。
今日の分解もその場を使いながらやらせてもらいました。
その後の雑談もその場で。

更に楽しめる空間が出来ました♪

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RACERS 19

隔月の24日ということで、
また買ってしまいました。

RACERS 19
RGΓXR35の物語。

Barryで築いたRGBの時代に
Kennyのくさびが打ち込まれ
火がついたスズキの開発ストーリーに
気持ちが昂ります。
横内さんにもオーナーズミーティングで
お会いしたことがあったりするのでなおさら。

(そういうミーティング、大切です。
復活を祈ります、スズキさん)

King Kennyに挑み
'81タイトルをとったXR35はteam Gallinaで
更にMarco Lucchinelliがカウルに刻んだ文字が
"LUCKY"で、自分の名字の一文字目の英訳だなぁ
なんて勝手に思って更に親近感。

今でもレースの裏での
開発とメカニックの技術的な戦いは
繰り返されているのでしょうけど、
コンチネンタルサーカスで翌週のレースに向けて
一晩中浜松でスズキとミクニが対策を考え、
即次のサーキットに向けて対策品を送るなんて
ストーリーを読んだりすると目頭が熱くなる。

二輪という乗り物で
より速く、より遠くへ移動する為の
最適な内燃機関がまだまだいっぱい選べた時代。
自分たちの理念をライダーに託して
サーキットで花を咲かしてもらっていた
佳き日のGPを感じることが出来るので
このRACERS止められません。

と思いながら、
本屋で脇に並べられていた
RIDING SPORTS最新号の
今年のMotoGP記事に
SUZUKIの文字が無いことが残念ではある。

今年もSERTの耐久を応援しよう...。

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2013年1月13日 (日)

2013年 Gallina 走り初め

日曜日、
思ったより暖かかったですね。

午後に少し時間が出来たので、
Gallina TGA6S1 に火を入れて少しだけ走ってきました。

Dscn5470 霞がかかりつつある
雨を予告する日射し。
空全体がうっすらと
照らし出す雰囲気は
...、冬か?

なのでそれほど遠くには行かず、
いつものコーヒー屋さんまで
ちょこっと回しただけ。

Dscn5471 でも気温が低いせいか
一発一発が
力強く回る感じ、
しかも気持ち良く
爆発している
気がしたのは気のせいか、
久しぶりに乗ったので
感覚を忘れているせいか。
ちなみにこれは南蛮屋の
テラス脇に咲いている
クリスマスローズ。
けなげです。

気持ちよく走って
ちょこっとハヤシカスタムで
今後のTGA6R1について話して、
一応前足周りの修理を
26日にまた一緒に分解します
ということで開始です。

今年こそ走らせるぞー♪

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2013年1月 5日 (土)

最小の容積に最大の...やりすぎだって

いい天気だった4日。

今週はまだ冬休みなので
昨年できなかったGallina TGA6R1の
エンジン周りのレストアを
ハヤシカスタムで進めることにしました。

Dscn5437 とはいえ、
エンジンの腰上を
既に一旦社長が
組んでくれたもの。
ロッカーカバーを開けて
バルブタイミングが
正しい位置かどうかを
確かめたいということと、
オイルパイプが付かないので
エンジンを一旦降ろさないと
ならないということでの作業。

ジャッキを咬まして前2点、
後ろ2点の固定点を外していきます。
Dscn5438 が、
そこはさすがイタリアン、
Bimotaの国。
起こして、
こじって、
ひねって
やっと取り外せました。

Dscn5441 案の定、
エンジンが降りた
シャシーは
滅茶苦茶軽いです。

エンジンは逆にさすが
パリダカを走れるよう
設計されたエンジン。
結構な質量です。

Dscn5444 その後、
ロッカーカバーを
外してバルブタイミングを見ると
ギアの歯1つ分ずれていました。
やはり開けて
真横から見てみて正解。

で、組み直してエンジンを再度搭載。

...、写真が無いのは
載せる方が凄く大変だったからです。
重力に逆らわず、落ちる速度を制限しながらの
エンジン降ろしに較べて、
載せる方は経路をきちんと再現しないと
至る所が当たって載せることが出来ない(笑

ピンポイントの経路を見つけないと
なかなかエンジンを収めることが出来ない。

さすがは最少のスペースに
最大のパワーを載せたGallina。

でも何とか2時間弱で搭載できましたけどね。

オイルをまだ入れていませんが、
少しずつ復活です。
ただ、走らせる為にはタイヤとかいろいろ換えないと...。

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2013年1月 2日 (水)

あけましておめでとうございます '13

'13年幕開けです。
20122


あけましておめでとうございます。
昨年来Facebookにうつつを抜かし、
クルマのレストアに浸り、
肝心のGallina TGA6R1は
動かずじまいでしたので、今年は、

・Gallina TGA6R1を走らせる
・Gallina TGA6S1をもっと気持ち良くする
・怪鳥DR800Sの25周年を祝う
・モンキーRを走らせる
・もう少し身体を動かす

は必ずやりたいですねぇ。
まずは1月4日、ハヤシカスタムで
TGA6R1のエンジンを降ろすところから
今年を始めましょう♪

それ以外では、
・走行会に参加する
・耐久レースにも参加する
・トライアルをちょっとかじる
はやりたいですかね。

出来れば往年のシングルレーサーの
響宴が出来るよう社長のところの
OMCレーサーを蘇らせる
というのもやってみたいですね。

と欲張ると切りが無いのですが、
今年も少しずつやっていきたいです。

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