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2012年8月20日 (月)

'12 ミニろく本戦

ヘルメット、
グラブ、
ブーツ、
革ツナギ、
お疲れさんと労いながら
いつもの保管場所に戻していく。

晩夏の陽射しの下で吸い込んだ
汗の重さも残しながら。

Dscn4829 夏休み最後の週末
好天に恵まれた
富士スピードウェイ
レーシングコース。
F1やGT選手権も
行われるこのコースを
小排気量のバイクで
6時間の耐久レース。

Dscn4831今年もやってきました。
昨年は雨に祟られた
ミニろくですが、
今年は夏らしい暑さ。
前日の練習走行では
若干ウェットだった路面も
完全にドライ。

参加者の気合いのはいり方も昨年以上。
Dscn4836 ハヤシカスタムの
TZR50は
ノーマル排気量に戻して
50ccでの参加。
カラーリングは
いつもの通りTECH21カラー。

ルマン式スタートで9時半から始まるレース。
仲間のファーストライダーを迎える
バイクを支える役目でグリッドで待ち、
押しがけ一発で始動、
125ccまでのチューニングバイクも混ざる
スタートダッシュの群れにバイクを送り出します。

グリッドからピットに戻るといきなり赤旗中断。
メインストレート上で複数台が絡むクラッシュ、
状況がわからない中、
一周目を終えてコントロールラインに戻る
TECH21カラーを見つけて一安心。

Dscn4838 再スタートは
30分後の10時となり、
ルマン式ではなく
セフティーカー先導の
ローリングスタートに。
グリッド上でしばしの
スタートライダーは
先ほどのクラッシュ時
転倒車の後輪が右足をかすめる位の
ぎりぎりのすぐ脇をすり抜け生還。
なかなかのプレッシャーを感じている
ところだと思います。

Dscn4843 ローリングスタートで
無事に走り出し、
6時間の始まりです。
照りつける陽射しの下で
3分程度で周回を重ねる
TZR50。

今回はハヤシ社長含む5名のライダー。
燃費の良さを活かして1回給油で臨みます。

35分強で第一ライダーから第二ライダーに交代。
なかなかコース上は暑い様で、
ヘルメットを撮った顔に汗が滴で浮かびます。
練習走行で換えたスプロケの歯数の効果もあってか
皆、前日よりタイムが縮まります。

第三ライダーも徐々にタイムを詰め、
この日のチームレコードとなる2分50秒台に。
チームとしても大喜びで調子に乗って
多少多めに走ってもらいます。

自分の順序は第五ライダー、
走行前はやはり落ち着かない。
早め早めにツナギを着込んでしまい
暑さを感じながらも末梢は緊張で冷えます。

トラブルも無く、予定通りに
ピットへ滑り込む第四ライダーから
バイクを受け取りコースへ。

前日の練習では伸びたはずのエンジンが、
その通りに伸びない...。
ストレートで稼がなければ、
コーナーを攻め切れない自分としては
タイムを縮めることが出来ない。

試行錯誤を繰り返しながらも周を重ね
とはいえタイムはほぼ一定で3分程度。
規定の時間を走ってピットインです。

ちょうど3時間経過となるので
自分のところで燃料補給。
ガスチャージ専用のピットにむけ
ピットレーンを走り抜けます。

ピットについてスタンドをかけ、
エンジンストップでガスチャージ開始。

予定通りの燃費で空いたタンクに
混合ガソリンを飲ませます。
消火器、ウェスでの支えと
万が一への準備も自分達で。

満タンになったTZRは再びコースに戻ります。
後半の走行の最初のライダーは
チームレコードホルダーですが
熱でダレたかTZRがやはり力を出し切れていない。
タイムが午前中の様に縮められません。

そんな時に再びセフティーカー。
ドライ路面ではやはり限界までの挑戦が続きます。
チームに依ってはライダーを少なくして
ライダーも限界まで挑戦するところも。

中にはライダー側から交代を指示しながら
気づかぬピットにピットレーンを走り抜けながら
交代をアピールするチームもあったりして。
いろいろなカラーが伺えるピット模様。

Dscn4845 午後も最終ライダーとして
もう一本乗ります。
同じ緊張感を味わいながら
ツナギと保護具を纏い、
5時間半ちょっと前に
バイクを受け取り、
最後の周回を重ねにいきます。

5時間40分も過ぎた頃、
ヘアピン辺りでイエローフラッグに気がつき、
バックストレートに向けての右カーブで
コース前方に転がるバイクとセーフティーゾーンのライダー。
路面にはかなり長く滑った痕が見られる。

このおかげで再びセフティーカーが入ります。
2周セフティーカーの先導に付いて走る間、
ピット前通過の時には手を振ったりもするのですが
周りのチューンドAPEやNSRの再スタートの勢いに
呑まれる事への備えで、実は逆に緊張。

コントロールライン直前でピットに戻るSCと
グリーンフラッグを合図に一斉にフルスロットル。
元々のトルクの違いは致し方無しだが、
やはり攻め切れない自分にいらだちを感じながら
最後の数周を重ねる。
なんとか3分を切る時間を記録出来たのは幸い。
SC先導の間に多少エンジンが復活したのかも。

もう一周できるか...、と思って立ち上がった
最終コーナーから見渡すコントロールライン上に
イエローランプの点滅、
傍らで振られるチェッカー。
無事6時間完走。

Dscn4848_2 順位はクラス17台中10位。

同クラス上位の
平均速度は
上位クラスのトップを
上回る勢いだったので、
さすがにそこまでは
まだまだ到達出来ません。
これ以上は
もっとコーナースピードを高めるか、
ピットイン回数を減らすか、
という勝負に出て行かないとならなさそうですが、
程好い緊張感のレースは
なかなか楽しいものです。

皆さんお疲れさまでした。

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2012年8月19日 (日)

'12 ミニろく 練習走行

18日土曜日、
夏休み最後のイベントはミニろくです♪

日曜日の本戦に向けた練習走行。
Dscn4821 土曜の富士は午前中から
どんよりとした雲に
覆われて、
走行前には結構な雨。
雷もなっていたのですが、
ブリーフィングの間に
幸い雨は上がりました。

Dscn4822 マシンは昨年からの
TZR50。
今年はキャブレータを
KEIHIN製に換えて
安定した性能を
得ようとしています。

全部で5人走行で、
前半3人、後半2人で練習走行を走ります。

私は後半の最初。
Dscn4824 もういい天気で
完全にドライの状況で
走ることができました。

後半の直前に
リアのスプロケットを
1T大きいものにしたら
どうやらミッションの繋がりが良くなったらしく、
チーム内で2番目のタイムをたたき出してしまいました。

さてこれから本戦に向けて出発です。

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2012年8月17日 (金)

久しぶりに大観山

15日の朝、
早い時間に猫に叩き起こされたので
一念発起、久しぶりのGo Westです。

Gallinaに火を入れて久しぶりに小田厚へ。

車の流れにほどほど乗りながら
シングルの鼓動を楽しむのも久しぶり。
気持ち良さを思い出させてくれます。

湯河原から椿ラインを登って大観山へ。
これまた久しぶりなので、道を忘れてる。
なかなか昔の様に攻められない。

と言って登っていくうちに
どんどん雲の中へ。
Dscn4793 大観山への
最後のシケイン辺りでは
霧の粒が雨の粒に代わり
完全に雲の中に
飛び込んでしまった。
もちろん上に殆どバイクはいません。

Dscn4794 芦ノ湖方面も
見事に霧の中です。
とりあえず人間に
冷却水を与えて
山を下ります。
箱根新道にはいるまでの
山道は殆ど視界も無いくらい。
久しぶりの山道は
あんまり飛ばすなという
お告げですかね。

箱根新道では対向車線のねずみ捕りを傍目に
後続の対向車にハンドサインで伝える。
反応してくれるとちょっと嬉しい。

でそのまま上がっていく気温と
体感温度を冷ますため
宮ヶ瀬に寄り道。

Dscn4795 こちらも
どんよりと
曇った空、
涼しさは
期待よりも
少なかったけど
こちらでも
人間に冷却水補充。

Dscn4798 宮ヶ瀬で出会った
GAG。
往年のスズキの
耐久レーサー風
カウルを装着。

明日は富士で耐久レースの練習走行だなぁ。
暑くなるのか、また天気が乱れるのか。
楽しんでこよう♪

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2012年8月15日 (水)

夏休み(1)

夏休みです。

かなり暑い日が続きますが
宮ヶ瀬に繰り出した日曜日の午後。

Dscn4750 もう閉園時間間近の
鳥居原には
バイクの影も少なく
でも陽射しの暑さは
そのままで、
雲で隠される涼しさも
また嬉しい時でした。

Dscn4753 Dscn4755 傾く
陽射しが作る
一時の輝き。
夕方の
一時だから
見ることが出来る
景色にも出会えました。

帰り道では、
Dscn4758 ちょうどいい塩梅の
傾いた夕陽。
滅多に日の丸写真は撮らないのですが、
このときだけは
間接ながらそれなりの光に
輝くGallinaの文字を撮りたくて。

まだまだ走ります。
走らないと♪


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2012年8月10日 (金)

Frederique Constant からの見積もり

夏休みですね♪

その初日、先日調子悪くなったので
修理をお願いしたFrederique Constantの
見積もりの連絡がきました。

なんと、オーバーホールは補償の範囲で実施との事。
嬉しい一言。

というかブランドを立ち上げようという
気概が見えている顧客サービスの一環かも。

修理には1ヶ月程度かかるということですが、
もちろん待ちます。
こういう機械は少しずつ自分のものになって行く感じが
やっぱり嬉しいですね。

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