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2012年2月26日 (日)

次の時代の楽しみ...

金曜日に職場のCBRに乗る若者と雑談。

調子は良いのだが、荷物が積めないと。
てっきり欧州にも出しているバイクなので
パニアバッグなどが付けられると思っていたら
バイク屋には
「付けない方がいいですよ、曲がらなくなりますから」
と言われたという。

そこで先日買ったRACERS 13のRC211Vの記事と
ふと重ねてみて妙に納得。

最新のスーパースポーツにRC211Vの車体の考え方、
前乗りで足元にまとめた質量を転がす感じ
が適用されて、
そう作られたモーターサイクルの
後ろの橋に荷物を載せたりしたら
確かに言うことを聞かないバイクになるんだろうなぁと。

そんなCBR、
スロットルバイワイヤで
トラクションコントロールというか
出力制御はしてくれるし
ABSは付いている。

RACERS13を読んでいて、
ここに乗ってスロットルを開けて
曲がりたい方向を向いてくれたら
とにかく最速で走りますよ。
という感じがしてしまった。
バイクの邪魔をしなければとにかく速いよと。

おそらく最近のスーパースポーツも
そういう領域に近づいているのかもしれない。

数年前にサーキットでしかお目にかかれなかった技術が
公道用として格安で誰でも免許があれば買って乗れる。
バイクの挙動云々に気づかないうちに
バイクが状況を判断して適切な出力を路面に伝えて
走り抜けていってくれる。
気づいて何かしようと介入する方が、
むしろ制御を邪魔してあらぬ方向に導いてしまう

かもしれない。
乗ったこと無いからわからないけど。

自分なんか基本的にビビリミッターが
早く作動してくれるので、
そんな状況に持っていくことすら出来ない。
小さな挙動にいちいち反応しようとして
何かやろうとしてしまうので
多分乗りこなせないんだろうなぁと
勝手に思っている。

なによりスロットルグリップと
キャブレータのバタフライが繋がっていて
内燃機の燃焼を「自分が」コントロールしている
(気になっている)のが好きなので、
そこが分断されている時点で
今のバイクには乗れないんだろうなぁ。
たとえ多めにガソリン代を払おうとも。

そういう前世紀的な楽しみから
開放される今のスーパースポーツだから
到達して楽しめる世界が
きっとあるんだろうなぁ。

なので、職場の若者には
是非ともその「今の」バイクの楽しみを
教えてくれと伝えてみた。

教わっても多分自分は20世紀に居続けると思うけど...。

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2012年2月19日 (日)

Racers 13

土曜日久しぶりに行った本屋で
また買ってしまいました。

RC211V
ロッシが駆ったHONDA。
初代のMOTO-GP racer。

このムック本、
色々調べて裏話や開発者の言葉が
読めるので面白い。

なぜ5気筒だったのかとか
エンジニアリングの目指したところ
設計開発者の志が伺えるのが
本当に面白い。

目指すものが同じで
互いに違うやり方を競い合う。
マシンを通しての技術者同士の闘い。
いい意味でのHY戦争。

でも振り返ってみると、
マシンが完全に主役になれるHONDA、
マシンとライダーが半々のYAMAHA、
マシンというより会社のKAWASAKI、
マシンでありながらライダーのSUZUKI。

いろいろあるからやっぱりGPって面白いんだなぁ。

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2012年2月12日 (日)

Gallina S1ミラー修理(1)

いい天気ですねぇ。
でもまだ寒いですねぇ。

いつもの年だと秋から冬にかけて
少しは乗っているので
寒さにも慣れるのですけど
今年は、導入に失敗して
寒さに負けっぱなしです。

なのでちょっと外して修理しようとした
Gallina TGA6S1のミラーハウジングの
修理を始めました。

Dscn4019 樹脂ケースを
ネジで締め込むもんだから
ちょっと肉が薄くなって
且つクラックが入ってます。
そのクラックをちょっと削って
表面積を増やしたところで、

Dscn4020 プラリペアで
溝を埋めます。
併せてワッシャも
はめ込んで
基本的にはこのワッシャで
ネジの軸力を受けるようにしました。

プラリペアが固まるのを待って
表面を仕上げれば、
多分大丈夫でしょう。

その仕上げが大変かも知れませんが。

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2012年2月 5日 (日)

TGA6R1 エンジン部品発注準備

土曜日、ハヤシカスタムに立ち寄ると、
待ってましたと社長。

というのもダメージがひどかった
Gallina TGA6R1の動弁系が
何とかなる目処が付いたので、
その他のエンジン周りの修理に向けた
部品の発注を始めたいとのこと。

ビスを吸い込んで挟み込み、
リングの固着したピストンは
なかなか再利用は難しそう。
ステムシールは交換。
内壁に打痕のあるシリンダーも??

いずれにしてもそれらの部品発注を
しなければならないので
パーツリストの情報が欲しいとのことでした。

もちろんGallinaのでは無くDR800Sのですけど。

カムも同時に発注しますが、
謎のスペシャルカムでは無く、
ノーマルDR750Sのカムっぽかったので
リフトの大きいDR800S(SM~)に換えよう。

なんてやり出すとまたかかりそうだ...。

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