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2011年4月30日 (土)

原付爆走

29日、いい天気の連休初日。
ハヤシカスタムのお客さんおよび社長で
富士スピードウェイに出陣。

Dscn2926 カートコースで
原付の試乗会です。
というより練習。

今年みんなで楽しみましょう
ということで原付の耐久レースに
参戦してみましょうと
TZR50改を提供してくれて
それをみんなで乗る企画。

TZRの試乗とみんなの練習を兼ねて
カートコースで試乗会となりました。

天気も良く、ほどほどの涼しさで
とても快適な富士のたもと。
30分毎にカートとバイクの入れ替えの下で
代わる代わる走り回ります。

が、もちろん周りはカリカリにチューニングした
ミニバイク達に加えて
爆音けたたましいモタード。
モタードに至ってはストレートエンドの
一コーナー突っ込みのところで
リアタイヤを滑らせながらの音が
否が応でも周りをトコトコと走る
原付には恐怖をあおってくれる。

なのでもう一台のスペインスズキ製
スーパーモタードの登場。

もちろん原付。
仲間内は果敢に突っ込みで
後輪から白煙をあげながら
スライドさせてましたが。

怪我もなく、
転倒者も若干名で済みました。
日長遊んでもガソリン補給要らず
というところもほぼノーマル原付の
すごいところかもしれません。

自分としては2stに乗るのは
学生時代に同級生から借りた
Racoon以来だったので、
いつも使わない回転数のタコメーターを
眺めながら走るのは楽しい体験。

一つわかったのは
自分はやっぱりツーリングペース以上では
走れないのかなぁということ。
スカスカのスペインスズキのタイヤで
タイヤがグリップしないという感じに
至ることが出来なかった...。

ステディなみぞぅということで
許してください

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2011年4月28日 (木)

しまった...

先日発売されたRIDEの最新号

SRXからシングルスポーツの特集。

事前に特集内容を知っていれば
応募したのに...。

個人的にはキックのSRXの
タンクの曲線がたまらなく好きなので、
そちらで話を作ってもらえればもっと良かったな
なんて思ったりして。
そのタンクの映り込みのきれいさが
Gallinaのタンクにあるので
(RIDERS CLUBの写真が決め手でした)
心から離れなかったので今に至ります。

とよく見ると怪鳥仲間が一人エントリーしとった

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2011年4月25日 (月)

朱、赤、紅

日曜日はいい天気でしたが、
かみさんが朝の掃除の時に
自分の部屋のベースアンプ脇に
飼い猫が粗相をしたところを
掃除し始めたので、
ついでに色々掃除をすることになってしまった。

一部だけすごくきれいになりました。

で、夕方時間が出来たので、
ちょっとだけGallinaに火を入れます。
Dscn2901
近所の田んぼのレンゲ。
彩りが鮮やかになってます。
前回の怪鳥DR800Sの
写真を撮ったところとは
ちょっと違いますが、
この辺り一帯のレンゲは
今が一番きれいかもしれない。

そろそろ刈られる頃ですね。

夕方の斜陽にDscn2900
花びらも輝きます。

今日は思ったより
暖かでしたので
昼間Tシャツで
過ごしてましたが、
日射しが傾くと
さすがに少しずつ
涼しくなってきます。

Dscn2908 日が沈んだところで
いつものコーヒー屋さん
南蛮屋で豆を調達。
サービスの一杯は
今年初のアイスコーヒー。
豆のままじっくりと落とした
ダッチコーヒーです♪

空の明かりが残る間にもう一カ所。
座架依橋脇の相模川沿いにある芝桜。
Dscn2918
夜の帳迫る
山の端の残照を映す
Gallinaのタンク。
赤に重なる赤、
幾重にも重なる深みが...、

コンパクトデジカメの
限界を感じる一瞬。

いい季節になってきました。

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2011年4月18日 (月)

すこしずつ春

土曜の暖かさがあっただけに
日曜日はちょっと寒く感じましたね。

夕方の入口くらいに時間がとれたので、
今度は怪鳥DR800Sで宮が瀬へ。
やっぱり上の方は
こちらの方が気持ちよく回る。
もうすこしGallinaのキャブセッティング
変えないといけませんね。

Dscn2893 山の上は涼しい。

寒いではなく
涼しいと言える
季節になったのが
うれしい。
でも雲がかかってくると
ちょっと寒いけど。

日曜、鳥居原で見つけた一台。
Dscn2892 新生トライアンフの
スピードトリプル?

思い切り短く切り詰めた
シートフレームと
矩形断面のサイレンサが
印象的でした。
サイレンサを貫通するハーネスも
驚きの処理でしたが。

さすがに人出は多めでした。

まだ北と南の空気が行ったり来たり
寒さと暖かさが繰り返されるんでしょうね。
Dscn2894
桜の淡い彩りが
緑に変わって行くと
次は田んぼが
少しずつ
レンゲで色づいて行きます。

鮮やかな色はもう一息ですかね。

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2011年4月17日 (日)

Back to the 90

いい天気の土曜日でした。

午前中ちょっと会社のサークル活動。
午後から久しぶりにGallina TGA6S1に
火を入れて宮が瀬に繰り出します。
Dscn2880
会社の知り合いがいるかな
なんて思いましたが、
いませんでした。
MTー01の人としばしお話。
シングルかツインの
駆け出す雰囲気が好き
とのことで共感。

しばし時間をつぶしていると
NSは来るは、
Γは来るは、
TZRは来るは、
ピカピカのSDRはいるわと
結構素敵な駐輪場の景色でした。

久しぶりの北岸道路。
暖かな空気の中で
ほどほどのペースで走りますが、
出口近くのトンネルで
後ろに付いたヘッドライトは
DUCATIのHypermotord。
一番この辺の道で付かれたくないバイク。

ホントにUターンしようと右向きの
ウィンカーを出したバイクを右から
抜いて行くのは勘弁して欲しかった。
おしっこ我慢してたのかもしれないけど。

ま、それはさておき帰り道に寄った
ハヤシカスタム
なぜなら歴史を預かって来る話を
先週聞いていたから。

Dscn2888 オレンジブルバードの
OMC-Xです。
'89年当時の
ライダースクラブ増刊、
季刊で発行された
Be Spaceの1号、
シングル特集でヤジマRGBと並んで
紹介された一台。
当時その角が取れた意匠と
パイプフレームの美しさに
食い入るように雑誌を眺めていた一台

が、なんとハヤシカスタムに来ました♪

環八沿いのリンドバーグから引き受けたとのこと。
Dscn2889 もう一台は
OMC-SR。
SRの方は80年代当時
社長がメカニックの
面倒を見ていたとのこと。
その関係で来た2台。

バブル時代だったとはいえ、
楽しくシングルエンジンで遊べていた時代。
Dscn2884
今のハイパフォーマンスな
”つるし”の「市販車」にも
どうやっても追いつけないけど、
それらではどうやっても追いつかない
美しさと夢が詰まっている。
当時は雑誌を通して
憧れていただけだったけど
心の片隅にずーっとあった
憧れが現実として目の前に現れてくれるのは
やっぱりうれしい♪

13年憧れ続けたGallinaに続き、
さながら22年間ずーっと雑誌の中に閉じ込められてた
ものが目の前に出て来てくれるうれしさ。

ニコバッカーSR、自分のGallina、
そしてこのOMCの2台。
後はスポンドンとRGBか!なんて話を
店の常連さん達としながら楽しい一時。

本当に是非ともいつの日かS.S.U.の走行会で
爆音の響宴をしてみたいものです。

整備する時にすごく近所に
気を使うかもしれませんけどね...(笑

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2011年4月10日 (日)

KPM Black Diamond

穏やかな春になってきましたね。

でも穏やかではなかっただろう
燃焼室のGallina TGA6R1。
先の記事のコメントでShin-Gさんから
うれしい情報。

1mmのオーバーサイズバルブを
ラインナップに持っている
バルブメーカーがあるとのこと。

Kibblewhite Precision Machining
のBLACK DIAMONDシリーズの
ステンレスバルブ。
ステンレスの周りに一応硬質クロムメッキ等
硬化処理を施しているとのこと。

という話をハヤシカスタムの社長に話したら、
カワサキのZ系のチューニングパーツを
扱っているPMCも同じ様なバルブを扱ってた
という話でカタログを見てみると、
同じKPMじゃありませんか。

載せている以外のものも扱える様な記述もあるので
現在問い合わせ中です。

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2011年4月 5日 (火)

放浪中

年度明けて桜もほころびつつありますが、
せわしなく忙しい。
けど残業は出来ない...。

昼間、ハヤシカスタム社長より電話。
燃焼室周りに難有りのGallina TGA6R1。
シリンダヘッドをノーマルバルブで
再生しようと思ったのですが、
ボーリング屋さんから
「ポートに段付くよ」
ビッグバルブを付けて、
それに合わせて研磨されてるポートですから
ノーマルバルブ径のシートを打つと
そうなるのは目に見えているか。

一応カタログ上のバルブ径は
IN 41(40), EX 35 (34)
( )内はノーマルDRのバルブ径。

ステム径とステム長をみた上で探さないとならないが、
とりあえずバルブ径だけで探してみると
こんなところに行き着きました。

なんとMoto GuzziのV1000 2バルブエンジンの
インテークバルブがφ41らしい。
でもこのサイト、ただのGuzziではなく、
Moto Guzziのエンジンを使った
三輪車トライキングの記事だった。

ちょっと欲しい...。

ということで、Guzzi屋さんに
バルブ探しに行ってみようかな。

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2011年4月 3日 (日)

監察医なみぞぅスペシャル

土曜日、暖かい花曇りでしたねぇ。

先週封を開けられた
Gallina TGA6R1のシリンダヘッド。
見事にネジが貼付いていましたが、
改造の具合を確認するため
手持ちのDR800Sのバルブを持って
ハヤシカスタムへ。

ノーマルバルブの燃焼室側にある
IN EXの文字がないこと、
サイズをざっくり測ると
ノーマルよりIN, EXともに
1mmくらい直径が大きいので
やはり当時の雑誌記事の記述通り
ビッグバルブ化されていたらしい。

Dscn2865 で、バルブ。
写真じゃ大きさが
わかりづらい
でしょうけど
傘の形状が
ちょっと違います。
左のノーマルに対し
右のTGA6R1のバルブは
傘が薄く、常連の方は
流量重視の形状ですねと説明してくれた。

Dscn2863 Dscn2864 インテーク
ポート内面の
磨き具合。
きれいに
研磨されているのですが、みてわかる通り片側だけ細かい傷がいっぱいついています。
傷がついている方は車両左側
つまりキャブのネジが脱落した方です。
バルブの開閉でしばらくここで
暴れていたというのが伺えます
反対側のきれいさがそれを裏付けてくれますね。

バルブスプリングは
もしかしたらノーマルかもしれません。
Dscn2868 スプリングの座の下に
1mm程度の
プレートが入れられ
プリロードが
かけられていました。
まだ抜いていないバルブ端の
タペットアジャストスクリューの
打痕が痛々しいです。

とすらすらと書きましたが、
社長が抜いてくれたこのインテークバルブ。
実はすんなりと抜けなかったのです。
というのは前の写真の打痕のおかげ。
どうやらコッターの間で痕がつくまで叩かれ
そのしわ寄せは径方向への変形に。
結果的にバルブステムガイドの内径より
この部分が大きくなってしまった。

もともとステムガイド内面とのステム隙間はぎりぎり。
下手に傷つけるとオイル下がりの原因になるのでと
丁寧に砥石で削ってくれてましたがらちがあかない。
でも大概ステムは焼入っているから
ヤスリじゃ歯が立たないしなぁと

Dscn2866歯が立つじゃありませんか...。

おっとゴリゴリ削れる。
だからタペットアジャスト
スクリューが勝っちゃうし
ロッカーアームやカムも
無事だったんですね。

どうやらこのバルブはステンレス製。
どうせスプリントレースだから
バルブは交換部品だということで
この材料構成を狙って作ったのかは
駄目元でサインハウスに聞いてみようかな。

とりあえずノーマルバルブで
シートを打ち換えてヘッドを再利用出来るか
相談してみることにします。

Dscn2869 ちなみにピストン側は
800cc用のものに
バルブリセスを追加工した
ものらしい。
こちらもピストンリング溝を
上手くなおせれば使えるかも。

ということでバルブは駄目ですけど
もしかしたらそれ以外は再生できるかも。
ということで次はブラックジャックによろしくか。

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