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2011年3月27日 (日)

TM40分解開始

三月最後の週末、
いい天気でしたけど寒いですね。

神奈川県央の
ガソリン渋滞も一段落。
でもハイオク160円台ですか...。

寒さが理由かもしれませんが
引きこもってキャブの分解です。

Dscn2820 Gallina TGA6R1
に付いていた
MIKUNI TM40
2連キャブ。
どうやら4連のキャブを
2個に分けたもの
のようにも見える。

スロットルのロッドとか
左右に燃料を振り分ける
経路が無理矢理塞いであるので。

Dscn2821 ファンネルを外して
メインエアジェットと
パイロットエアジェット
を外してみます。
ここはTGA6S1の方では
つぶれていたのですが、
どうやらこっちは大丈夫そう。

Dscn2822 Dscn2825 左が
メイン、
右が
パイロット
のエアジェット。
メインは穴無し、
パイロットは0.8。
何となくBSTと同じに見える。

Dscn2830 キャブ側の
穴もネジ山も
とりあえずきれい。
でもこの内面の
曲面のきれいさはさすがに
レース用キャブレータなんだなぁ
と思ったりして。

Dscn2832 つづいてフロート室を
開けてみます。
パッキンは...
コチコチです。
ここは再利用して
だだ漏れになった経験があるので
やっぱり交換ですね。

Dscn2834 パイロットジェット
12.5番。
左右でセッティングは
特に変えていない模様。
とりあえずはこの番手で
始めますが、
何種類か買っておくかな。

Dscn2836 フロートは
浮かべてないので
それ自身に問題が
あるかどうかは
まだ確かめてません。

フロートが下がった時に
強制的にバルブを下げる輪っかが
BSTには付いていましたけど
TMのフロートバルブには無いんですね。
やっぱり市販車は放置→固着というのを
考えて作っているということなんですね。

Dscn2838 ニードルジェットを外します。
メインジェットは
付いていないです。(涙
ニードルジェットはZ-2
という番手。
BSTでは壁面に穴があり
ニードル周りで混合気を
作ってましたが、
TMでは無いので、
メインエアジェットの
穴無しも納得。

Dscn2840 で、ニードル。
9CHY3という
タイプらしい。
8割開度くらいから
ものすごく細くなっていく
ので全開に向けて混合気が
一気に濃くなって行くセッティング
のニードルということか。

ピストンから外れてちゃ
意味ないですけどね...。

Dscn2843 これがその固定用
プレートとボルト。
どうやらこれが
外れたらしいのだが
これだけの長さのネジは
万が一緩んでも
簡単に脱落までには
至らないと思うのだが。

Dscn2842 スライドピストンと
キャブレータ本体との
隙間はほとんどないのが
スムーズボアの
レーシングキャブの特徴なので
ピストン室の異物が
落ちづらいと思うのだが
どうやら全開時には
ちょっとだけ隙間が出来るみたい。

でもこの隙間を通して
あのボルトが落ちるのかな?
結構長いんだけど。
試して傷つけたら
本末転倒なので試してません。

という状態なので、
まずは欠品している部品や
経年で硬化劣化している部品が
手に入るのか?
最初のメインジェットは
何番がTM40としてはよさそうかを
BSTの時にお世話になった
JBSさんに問い合わせしてみてます。

それよりなによりエンジンは...。

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コメント

webサイトでガリーナを探していましたら。このサイトを見つけました。
昔、イタリヤのガリーナさんのところにも行ったったこともあるし、サインハウス、JBSにも知り合いです。バイク関係の仕事をしています、またバルブステライト盛りもできます、何か手伝えることあったら、できると思います。連絡を、

なみぞぅ>
こんにちは。コメントありがとうございます。
別途連絡差し上げます。

投稿: 大矢幸二 | 2011年4月12日 (火) 00時29分

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