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2011年2月18日 (金)

neue HOREX

今朝、ネットを見ていたら
Horexが復活するという記事を見つけた。

HOREXというとDominaterのエンジンを使った
OSCAが思い出される。
一度だけ、90年代にライダースクラブの
ライダースミーティングで横浜に行った時
実車を目撃したことがある。

ネモケンさんがミーティング後にバイクの傍らで
語っていたのを覚えているが、
何を話していたのかまでは覚えていない。

で、今回の復活HOREX。
いかにもドイツ的な無骨な雰囲気のバイク。
HOREXのページに色々と詳しく出ています。

特に面白かったのは狭角V6エンジンの説明VTR。

とてもドイツ人だなぁというお硬い感じ。
要はフォルクスワーゲンのVR6なんですね。
協賛会社にもVWのエンブレムありますし。

でも気になったのはHOREXの歴史に触れた
LegendのTraditionのページ
1960~2009年までHOREXは閉鎖されていた
の一言。

その間ブランド名はFriedel Münchに属し
78年にコレクターアイテムとして
1400TIを作った。
その後Hörmann-Rawemaが商標権を集約し
歴史的なHOREXの再建を始めた。
(一部省略)
という感じのことが書いてある。

うーん...、確かに過去とのつながり
という視点で見ると今回のneue HOREXの
デザインは通じる様な気がしてくる。

で、ホンダエンジンのOSCAは
つながりが乏しいように思えてしまう。

歴史を見るとダイムラーベンツと
スクーターを作っていたりと
ドイツの色がものすごい強い会社だったんだなぁ
というのが見えてくる気がする。
(そういう風にドイツ人によって書かれているのかもしれないですけど)
今回はフォルクスワーゲンとも繋がっていますし
パートナーとして名を連ねているのは
ものすごいドイツ色ですし。

ドイツ人にしてみれば
HOREX OSCAは、
今で言えばバブルの恩恵を受けた中国人が
「陸王」ブランドのバイクを大陸で作る
ようなものに見えてたのかな
なんて気がしてしまいます。

ブランド、本家、の争いは
渦中で分家側にいると面白くないだろうなぁ。
個人的にはNorton F1 Rotaryが大好きで
とても新しものにチャレンジする
(たとえうまくいかなくても)
イギリスっぽくていいなと思ってましたが、
今の新しいNortonの歴史には載ってないんですよね。

幸か不幸かGallinaはRoberto Gallina個人に
帰属するものなので本家もへったくれも無い。
とはいうもののRoberto自身のH/Pには
800cc単気筒を積んだ「TGA5」を
20台日本市場向けに作った
と書いてあったりするのが笑えます。

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