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2011年2月20日 (日)

Here it comes ! TGA6R1

土曜日、
引き取りました。

Dscn2110 紫紺に塗られた
Gallina TGA6R1です。

ご近所で以前レースを
やっていた方から。
実際にSOSなどで
走っていた個体なので
それなりですが、
きれいです。

Dscn2010 フレームとエンジン。
ノーマルDRでは
セルモーターが
エンジン背面に付くが、
そこをひっくり返して
車両外側から
セルモーターを押しつけ
スタート出来るように改造されている。
91年頃のBIKERS STATIONや
RIDERS CLUBの写真でもこの構造は無く、
3速での押しがけをしていた
ということなので、
ここは後で追加されたと思います。

またジェネレータケースに
怪しげな3本のボルト足とナット。
おそらくはジェネレータを
レース用ということで変えているのかも。

この写真では見づらいですけど、
TGAM60001の車体番号。

自分のTGA6S1の車体番号が
TGA6M0002なので連番か?
と思うけど、6とMの場所が違っていたり
1が若干ずれて打刻されていたり
もしかしたら11かというかんじも
あったりして良くわかりませんが、
数少ないうちの一台であることには
違いはありません。

Dscn2008 右側のクラッチケースは
後期DR800Sのシルバー
になっています。
ここも後で交換
したのでしょうね。
至ってきれいです。
ちなみにミッションは定置で後輪を回しながら
確認したところ、
6速ミッションが入っていました♪
幻の一品。多分パリダカレーサー用?

Dscn2009 タンク周りです。
色は違えども
オリジナルのアルミタンク。
TGA6S1のより
更に軽い気がしました。
しかも燃料タンク端部の
接続コネクタはシャレていた。

フロントフォーク、リアショックは
オーリンズ。
フロントを形作るトップ、ボトムブリッジは
もちろんマグネシウム...。

ボトムはクラック入っちゃってます〜(涙
TGA6S1と同様アルミで作り直さないと。

ノーマルのキャブレータ
MIKUNIのTM40のツイン。
前のオーナーの方はFCRへの積み替えを
検討し、ショップがものを準備したのですが
タンクをへこまさないと付かないとのこと。

なのでFCR新古品という形で残っています。

あ、DR800Sならキャブ周り余裕あるかな...。
バックボーンフレームにあたるかな?

エンジンはキャブの部品が脱落して
止まってしまったとのこと。
なのでこれからハヤシカスタムで開けてみて
様子を見ることになります。

でもキャブを見たところ
右側キャブのニードルが
ピストンに固定されていなくて
常に3/4開度のガソリンが注がれる
状態になっていたみたい。

なのでボコボコと走らなかったというのは
そのせいかもしれない。

外されているオイルクーラーと一緒に
置かれていたカムは
どうやらDR800Sのノーマルカム。
外したものか違う逸品が入っているのか、
それもまた楽しみ♪
どっちにしても

ちょっとお金かかりそう...。

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2011年2月18日 (金)

neue HOREX

今朝、ネットを見ていたら
Horexが復活するという記事を見つけた。

HOREXというとDominaterのエンジンを使った
OSCAが思い出される。
一度だけ、90年代にライダースクラブの
ライダースミーティングで横浜に行った時
実車を目撃したことがある。

ネモケンさんがミーティング後にバイクの傍らで
語っていたのを覚えているが、
何を話していたのかまでは覚えていない。

で、今回の復活HOREX。
いかにもドイツ的な無骨な雰囲気のバイク。
HOREXのページに色々と詳しく出ています。

特に面白かったのは狭角V6エンジンの説明VTR。

とてもドイツ人だなぁというお硬い感じ。
要はフォルクスワーゲンのVR6なんですね。
協賛会社にもVWのエンブレムありますし。

でも気になったのはHOREXの歴史に触れた
LegendのTraditionのページ
1960~2009年までHOREXは閉鎖されていた
の一言。

その間ブランド名はFriedel Münchに属し
78年にコレクターアイテムとして
1400TIを作った。
その後Hörmann-Rawemaが商標権を集約し
歴史的なHOREXの再建を始めた。
(一部省略)
という感じのことが書いてある。

うーん...、確かに過去とのつながり
という視点で見ると今回のneue HOREXの
デザインは通じる様な気がしてくる。

で、ホンダエンジンのOSCAは
つながりが乏しいように思えてしまう。

歴史を見るとダイムラーベンツと
スクーターを作っていたりと
ドイツの色がものすごい強い会社だったんだなぁ
というのが見えてくる気がする。
(そういう風にドイツ人によって書かれているのかもしれないですけど)
今回はフォルクスワーゲンとも繋がっていますし
パートナーとして名を連ねているのは
ものすごいドイツ色ですし。

ドイツ人にしてみれば
HOREX OSCAは、
今で言えばバブルの恩恵を受けた中国人が
「陸王」ブランドのバイクを大陸で作る
ようなものに見えてたのかな
なんて気がしてしまいます。

ブランド、本家、の争いは
渦中で分家側にいると面白くないだろうなぁ。
個人的にはNorton F1 Rotaryが大好きで
とても新しものにチャレンジする
(たとえうまくいかなくても)
イギリスっぽくていいなと思ってましたが、
今の新しいNortonの歴史には載ってないんですよね。

幸か不幸かGallinaはRoberto Gallina個人に
帰属するものなので本家もへったくれも無い。
とはいうもののRoberto自身のH/Pには
800cc単気筒を積んだ「TGA5」を
20台日本市場向けに作った
と書いてあったりするのが笑えます。

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2011年2月13日 (日)

Man on the Silver Mountain

三連休最終日、
晴れましたが朝の路面は凍結。

大丈夫かな?と思いながら
万が一を考えて怪鳥DRで宮が瀬に出陣。

半原あたりから寒さが増し、
Dscn2096 いつもの北岸道路に
向けて登った山道。

銀世界です。

11時くらいなので
路面は乾きつつありましたが
融雪剤でのウェット路面は
余り気持ちのいいものではないです。

Dscn2097 でも周りの景色は
ちょうどいい塩梅の
光に包まれて素敵。
そういう景色を眺めるには
怪鳥DRのポジションは
最適です♪

山の上からGSX-Rが下りて来たので
多分この先も大丈夫なのだろうと
先に進むと、
湖にこれまたいい感じの日射し。
水面がきらめいて素敵なので
写真を撮ろうかなと思ったら、

Dscn2098 路肩に停まる
一台のバイク。

トリコロールの
ラージタンクは
まぎれも無い
XL250Rパリダカ。

Dscn2100久しぶりにお会いした
Hさんは
以前XRV650
アフリカツインの人。
反対側の壁の上から
写真を撮ってました。

Hさんも宮が瀬
鳥居原に良く来る方。
ビッグオフが好きで怪鳥DRが見たいと
言ってくれていたのですが、
これまで毎回Gallinaで出かけたときにしか
会えなかった。

なのでかなり喜んでくれたのが
ヘルメット越しにもわかりました。
二人して路肩の石垣の上から大声で話をしながら
写真を撮っていた様は端から見ると
面白かったろうなぁ。
ちなみに初めて自分のヘルメットの塗装を
話題にしてくれたので、私も上機嫌♪

一足先に鳥居原の駐車場に向かい
Dscn2101缶コーヒーで
暖を取ります。

雪をいただく
丹沢の山々には
馬がいました。
(わかるかな?)

ちょっとするとXLの排気音。
Dscn2104 Hさん合流で
しばしバイク談義。

なにより
XL250Rパリダカは
自分が初めてバイクを意識したときに
欲しいと思った一台。
もちろんその時には
カタログ落ちしてたんですけどね。

その最初の刷り込みと、大学時代の正月、
NHKのパリダカ中継が今の自分を作ってます。
その辺のいきさつとか、
今乗っている一台に至った状況が
お互い別のバイクに乗っての
北海道ツーリングにきっかけがあるという
妙な共通点にちょっと楽しくなりました。

今度は是非ともAfrica Twinと怪鳥を並べましょう♪

寒いながら心はほっとした日曜の昼間でした。

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2011年2月 6日 (日)

レッドデータ

どんより曇った日曜。
久しぶりの乾燥注意法が出ない日は
陽もすっきりは出てくれなかった。

ですが、午後怪鳥DR800Sに火を入れて
いつもの宮が瀬へ。
久しぶりだったのでちょっと始動に
スムーズさがありませんでしたが。

R412から北岸道路へ。
午前中にチンクで走ったので
道路状況はわかっていますが
それほど飛ばす気にもならない寒さ。

駐車場に着くと
ハヤシカスタム繋がりのIさんとSさん。
みんな寒そうです。

そんなところに軽やかな音と共に
入ってきた一台、
Dscn2088 S600のクーペ。

ちょうど向かいに
S2000が来たので
写真を撮らせてもらいました。
今の車と並ぶと
その小ささが引き立ちます。
ナンバーは名古屋だったのですが
遠征して来たのでしょうかね。
きれいな個体でした。

そうこうしていると、
怪鳥の周りには
Dscn2089
FX軍団です。
いわゆる旧車會では
無いのですが、
スワローハンドルとか
いい雰囲気に維持されてました。

FXは民間の保護団体がいますからね。
怪鳥もドイツには巨大な愛鳥団体があるようですけど。

もひとつの絶滅危惧種の亜種、
(というよりバイクの生い立ちを考えると
自分の公道用の方が亜種ですが...)
悩んでます。

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