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2010年7月 3日 (土)

怪鳥嘴治療

サッカーもまだまだ続いているものの
日本代表の敗退でちょっと一段落。
でもいままさにブラジルーオランダやっているんですね。

というところで怪鳥の嘴修理です。
Dscn1278
風防を固定するボスに
クラックがあります。
これはちょっと力を入れて
拡げたところ。
クラックが育つ前に
つないでおきたいと思います。

Dscn1279 ここの補修には
デイトナの
プラリペアを
使います。


デイトナ:DAYTONA/オリジナルガレージ プラリペア
デイトナ:DAYTONA/オリジナルガレージ プラリペア

Dscn1280 Dscn1281 まずは
リューターで
V字に溝を
拡げます。
これで樹脂の
食いつきを良くする具合。

Dscn1282 パウダー状の樹脂と
アクリル樹脂の液体を
混ぜて溝に充填します。
アクリル樹脂は
ガラス瓶に入っているものを
右のプラ瓶に移し、
針で微量をコントロールします。

でも1滴が意外と多い。
この程度の溝だと1滴も小ぶりに作らないと
溝からはみ出して収拾つけるのが大変でした。

また想像以上に早く固まる。
気温が高いせいもあったと思いますが
いいペースでプラ瓶を押して
アクリル樹脂を出さないと
すぐダマが固まってしまいます。

Dscn1283 で、こんな感じ。

これでしっかりと
溝はつながっています。
嘴はABSで出来ているはずで、
アクリル樹脂だけをしたたらせても
じんわりと溶けて行くのが見えました。

これをまたリューターで仕上げていきます。
Dscn1287
とりあえずこの部位は
PPのカバーに覆われるので
これ以上の仕上げは
要らないことにします。

でもばらしたついででちょっと磨いてみたりして。
Dscn1288
磨く前。
ここのところは
フクピカで掃除をしているくらい。
なのでうっすらと
何かの膜がある感じ。

Dscn1289
で得意の
花咲かGで磨いてみたもの。
何よりうっすらとした
膜が取り除かれて
天井の蛍光灯の
輪郭がはっきりして
きれいに光り始めます。

Dscn1290
おまけで
プレクサスなどを
吹きかけて
もう一磨き。
透き通ったコーティングが
一枚かかった感じで
しっとりとした輝きが帰ってきました。

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プレクサス:PLEXUS/洗車・コーティング用スプレー
プレクサス:PLEXUS/洗車・コーティング用スプレー

って調子に乗って
嘴だけ磨いちゃったけど、
残りの部分と光り方が違うのは
やっぱりうれしくはない。

これは装着前に外装部品を全部外して
磨かないとならないってことか...(汗

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コメント

ABSの修理は、ABS線材での溶接にハマっている今日この頃です。
プラリペア高いんだもん(貧)
ヒビだけだったらアセトン流し込んでもOKかも。

なみぞぅ>
こんにちは。
ABSの溶接、私もやったことあります。
(仕事でも(笑 )
プラリペア意外と簡単なのと、硬いアクリル樹脂とパウダーのゴム分との上手い組み合わせなのかなとちょっと関心してます。
余りいっぱいはやりたくないですけど。

投稿: はまぁ。 | 2010年7月 5日 (月) 23時45分

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