寒寒止温
ひさしぶりの晴れ間でしたが、
山の上には雪化粧。
今年の春はどこに行ったのでしょうね。
とはいえ自分もGallinaを車検に出し
怪鳥に火を入れる元気も無い寒さに負けて
土曜は電車で白州までウィスキーを堪能しに
行ってきました。
(詳しくは車ブログの方で、って飲酒運転じゃないっすよ)
白州の森は
若葉が萌え
山ツツジや
桜が咲き乱れる
管理された美しい森。
今度鳥を眺めにゆっくり
訪れてみたいところでした。
とはいえ、山の上は元々寒いけど
途上の八王子や橋本でも
雪が線路端に見られたのは
ちょっと今年の春はおかしい。
春の芽吹き、芽吹いてこれから様々な組織に
分化していくところでのあるべきではない
許容以上の環境変化は、
その後の成長に影響を与えるのだろう。
実際会社の桜は花をつける前に葉が出たかと思ったら
ここのところの寒さで赤みを帯びた葉になって
花も咲けずにいる。
何年も生き続ける樹木ならば
第一弾の芽がこの寒さで異常をきたしても
第二第三の若葉でこの一年を乗り切る力を
きっと得ていくのだろうけど、
一年草の唯一の芽でこの刺激を受けていたら
たまったもんじゃないんだろうな。
樹木にとっても、この気候が続きすぎると
いまこのときにしか育てられない
組織を育てるきっかけ、温度環境を逸するだろうから
この冬を乗り越えるのがしんどくなったりするのだろう。
ここのところの寒さはやっぱり身にしみる。
空気の冷たさがこれまでとちょっと違う気がする。
ちょっとした気温の下がりですぐ雲が育つ。
きっと日本上空辺りの緯度の空気が
保持している水蒸気量が増えているのだろう。
温暖化で極と赤道のエネルギー差が大きくなったら
それを緩和するために
空気や水など熱媒体の移動量を増やすか、
媒体の保持熱量を増やして効率をあげるか
その両方かの作用が自然と起こっているのだろう。
水の方が効率は良いだろうからいつの間にか
水蒸気量が増えていたりして、
最近空気を冷たく感じる原因にもなっている気がする。
かつて南米ではないはずのサイクロン発生を
スーパーコンピューターの気象シミュレーションが
予言していた事をNHKスペシャルかなんかで見た覚えがある。
ここ最近の異常な寒さも、実は算出していたけど
あり得ない現象として棚上げされていたりして...。
早く暖かくなって欲しいですね。
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