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2010年3月17日 (水)

そこに光りあれ

今日、東芝の鹿沼工場で
白熱灯製造が終了したとの事。
ニュース記事の中のラインが止まる様は
ちょっと感慨深いものがある。

二酸化炭素排出制限の世の中、
効率の良い光源へのシフトの中では
致し方ない流れなのだろうが。

ブログを書き始めた頃に記事にしたが、
テールランプへの適用も増えてきたLED。
スパッと点いて、パッと消える
非常に狭い波長の光を効率的に発する事で
目的に即した色表現を最小限のエネルギーで
実現する。
うーん優等生。

でもやっぱりほわ〜んと灯り
余韻を残しながら静かに消えていく
白熱灯の雰囲気は個人的には捨て難いなぁ。
光だけでなくぬくもりももたらし、
その熱故、かすかにニオイも漂わせる。
フィラメントが膨張し振動する事による
わずかな音も。
舌で感じるものではないが、
何とも言えない味もあるので
五感に訴えるというところか。(無理があるなぁ)

今は無きセリカのCM。

フィラメントの余熱の灯火を
上手く使ったCMだったと思う。
ラリーカーイメージのハイワッテージを
さりげなく静かに語っていると思った。

こういうのも過去の記憶でしか無くなるのかなぁ。

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コメント

 そうですねぇ
 思えばハロゲンが出現して昔ながらの電球を使ったヘッドライトが消えて、今はHIDかさらに新化したLEDの時代になりつつありますもんねぇ
 おまけに調色までできるLEDが出現してきた今はもうフィラメントの時代は終わりつつあるのかなぁって気がします
 古い物が淘汰されて新しい物へ変わっていく事こそがもしかしたら「変わらない」進化なのかもしれないですねぇ

なみぞぅ>
こんばんは〜。
新しいもの、効率が良いと思われるものに移行していく事は止められない事なのでしょうね。

投稿: たけ | 2010年3月19日 (金) 09時22分

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