楽しさの伝承ってむずかしい?
日曜日、ハヤシカスタムに借りていた
フレディのDVDを返しながら、
車検中の怪鳥の様子を見て雑談。
ブレーキを上手くコントロールして
フロントタイヤのグリップを引き出すって
う〜ん私にとって異次元。
というか多分フレディだからで来た技を
そのまま出来る訳も無く、志を汲むというか
挙動の穏やかなサスセッティングのまま
上手く走るブレーキコントロールの参考にして
安全のマージンを拡げることが
厄年越えの手習いライダーにはいいのかなと
自分を慰めてみる。
今はいろんなライテク本なりDVDなりが出ていて
ともすれば「こう乗らないと」という脅迫にも
受け取れてしまう媒体がいっぱいある気がする。
(被害妄想かな...)
自分の性格からして、多分乗り始めに
そういう「脅迫」を受けていたら
多分今まで乗り続けてはいなかっただろう。
乗りはじめは中古のスーパーカブ。
とにかく自転車より遠く、
ガレ道も無茶しながら分け入って
ひたすら走ることの楽しさを教えてもらえた。
中型の最初はトライアルバイク、
スクールに通うわけでもなく
たまたま江戸川放水路の河川敷で知り合った
同じ様な仲間とトライアルごっこ
時々コンペに挑戦して、目くじら立てずに
自分たちの「男ライン」を勝手に楽しんで
大笑いしていた。
おかげで学生時代の週末は、猛烈に面白かった。
モンキーRを手に入れて、
気持ちはロード、でもやっぱり4.5馬力は
スーパーカブの移動の楽しさに華をそえるが、
競り合う様なところまでは至らず。
その後憧れていた怪鳥を待ちに待って手に入れ
一人気ままなツーリング。
ビッグオフなんて滅多に見なかった頃だったし
周りのレーサーレプリカとは
「全く違う」異形だったので競り合わずに済んだ。
(時々シグナルでは思いっきり走ったけど...)
で、歳を経てからGallinaを手に入れて
程々に競り合う気持ちを抑える余裕が持てた頃に
遅咲きのヒルクライムとサーキットに目覚めて
今に至るので、その辺の「脅迫」を
かなり客観視出来る気がする。
歳をとって頑固者になったというところか...?
この辺の「理屈」による「脅迫」が
本来の楽しさを覆い隠してしまい
若者のバイク離れにもつながっているんじゃないか
なんて思ったりして。
乗って、走って、曲がって、止まって
ってだけでも十分楽しいのがバイクだった。
自転車より遠くに行ける、
ってだけでも十分素敵だった。
とはいえ一般の交通の中で事故に遭わず
周辺交通に迷惑をかけない技量は必要です。
そういう基本は身につけないとですけどね。
なので、フレディのDVDはいろんな意味で
いい刺激になりました♪
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コメント
最初の"原付"は"ロードパル"でした。
最初手にしたDT50のキックが出来なく苦肉の
選択でしたが、購入数週間後暗闇で側溝にハマり
メインフレームがぽきり、再起不能で
引き取られて行きました。
それに懲りて、その後"チャリ"へと移行
大人しい青春の日々が続きます。振り返れば
全く"単車"には興味の無い時代でした。
それがなんで、この歳でと・・・・・。
なみぞぅ>
なかなかスリリングな体験ですね。
私も興味の無い若い日を送ってました。
同じです。(笑
投稿: setosan | 2009年9月 2日 (水) 07時01分
おはようございま~す。
追求して行くと、単に楽しかっただけの
物が難しくなったり、辛くなったり・・・
ただ、それでもバイクは面白いです。
言う事は聞いてくれないし(自分が下手なので~)
転ぶと痛いですし。
歳も歳ですけど、まだまだ行きます!!
面白いので、このネタ、パクらせて貰っちゃいますねぇ~
なみぞぅ>
難しくなったり、辛くなったり、
でも楽しいんですよね〜。
パクリもちろんおうけぃでございます。
投稿: やぶいち | 2009年9月 2日 (水) 10時57分