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2009年8月28日 (金)

フレディ

先週末にハヤシカスタムの社長から借りてきました。

Dscn5097 ヤングマシンのおまけの
フレディ・スペンサー
ライディングスクールの
DVD。
昨晩見てみました。

ちょっと晩生のバイク乗り。
しかも乗り始めのときに
憧れたライダーはエディ・ルジャーン。
学生時代は江戸川放水路の残土の山で
日曜日の半日を過ごした人間。

時々立ち寄ったHART店で'88NSRに
半キャップとトライアルブーツで試乗という
暴挙をしていたので
実は現役時代のフレディのすごさは
後から知った人間だったりします。

その後の憧れはケビンになった具合なので、
むしろフレディは一時的に復活した時を
リアルタイムで見てしまってます。

でも改めてこのDVDを見てみると
眼から鱗というか、
このブレーキを残すことで
フロント荷重をコントロールしながら
曲がるという感覚は
自分にとってはかなり新鮮な乗り方でした。

オフローダーのアップライトなフォームで
後輪荷重、リアステアという言葉を
さんざん読んで頭でっかちになってしまってから
Gallinaに乗り始めたこともあり
フロントタイヤはまったく減りません。

なのでフロントのグリップを感じながら
と言う乗り方につながるだろう
フレディのライテクは面白い挑戦かも。

ブレーキングはアグレッシブではなく
スムーズに行い穏やかな姿勢変化
というところも結構勉強になりました。

ま、無理しないでいろいろやってみます。

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2009年8月22日 (土)

怪鳥車検'09

天気がよいのか悪いのかよくわからない
分厚い雲からの陽射しがあった土曜日でしたが、
今日は怪鳥DR800Sの車検をお願いするため
ハヤシカスタムへ。

久しぶりの怪鳥でしたが、
今日はいつものバイク用ブーツではなく
いわゆるハイカットのブーツでしたので
そんなに激しく走ることもできず、直行です。

もっとも暑くて結構辛かったですけどね。

社長、病み上がりというかまだ回復途上でしたが
元気そうで何より。

ちょっとにぎやかになってきたサイレンサの
グラスウールの詰め替えもお願いしながら
車検一式をお願いしてきました。

Dscn5091 帰り道は歩きでR246の
相模大橋を渡ります。
風があると
そこそこ涼しい。
相模川沿いに北上する
圏央道の橋脚が並んでます。
午後遅くなるといい天気になりました。
歩くにはちょっと良すぎる天気か。

ウール詰め替えがどのくらいかかるかによりますが
ブーツも修理中ですので
少し時間はあります。
社長無理しないでくださいね♪

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2009年8月17日 (月)

月曜ですが

実は今日も休みだったりします。

なので午後宮が瀬をちょっと流しました。
Dscn5090
山の上とはいえ
陽射しは暑い。
久しぶりの常連さんが
木陰で休む中、
人もまばらな駐輪場です。

トンネルの中はものすごく涼しいので
結構幸せ。
でもタンクを挟む内股の熱気は
何か燃えてるのか?という感じ。
(確かに中で燃えてるんですけどね)

でこんなに温度が高いとなると
やっぱり油温もそれなりに上がっているのかなぁ。

走りながらふと思っていたのは、
ちょっと前に話のネタにした負圧コントロールバルブ。
クランクケース内を負圧にすることで
吸入行程でのロスを下げるということらしいのだが、
負圧にするとウェットサンプのクランクケース内の
圧力も下がるとなると、
高温になったオイルの中の沸点の低い成分は
余計に失われることになる?

油冷バイク特集で誰かがコメントしてましたが、
高温に曝されたオイルは添加物が抜けてしまって
新しくても本来の役割を果たせなくなっている
部分もあるとのこと。
なのでなおさら優れたベースオイルが大切なんでしょうけどね。

そう考えると、無駄に負圧を作ると
この添加剤の揮発を促してしまうのかなぁ
なんて考えてしまった。

ってことを考えたくなるくらい内股が暑かっただけですけど。
ま、明日からまた会社ですが、締めくくりにはちょうどいい
軽い一走りになりました。

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2009年8月16日 (日)

不完全燃焼

う〜ん今年の夏休みは単車乗りとしては
ちょっと不完全燃焼。

ま、暑い中、空油冷エンジンを
無理矢理回すのもつらいからいいか、
と慰めてみる。

長年使ってきたブーツを修理に出したりと
いつも出来なかったこともできた
とは言えるのでまぁ良しとしましょうかね。

Dscn5086 きれいな夕日も見れましたし。

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2009年8月12日 (水)

暑さ和らぎ...

台風通過して、今日の天気は
久しぶりに気持ちよかったですねぇ。

昼間は空がすっきりと見えるのが
子供の頃から見慣れた夏空だった気がします。

ということで久しぶりにGallinaに火を入れます。
ガソリンもたんまり飲ませて、
いつもの宮が瀬に出動です。

心無しかやっぱりオイルが落ちているのか
しばらくはカムチェーンやタペットの音に
ヒヤヒヤしながら、愛川を過ぎる頃にはいつもの調子。

宮が瀬北岸道路は夏休みの車も多く、
平野からは多少気温の下がった空気を受けながら
のんびりと流します。

土日とは違ってちょっとバイクもまばら。
ながら、今日はこんな一台と遭遇です。
Dscn5067 Dscn5068 ヤマハ
XV750
XV1000TR1
です。

クランクケースとタンクの雰囲気で、おっヤマハだとわかったものの狭角のV型にXVだと思い出すにはちょっと時間がかかりました。
いい感じの2本だしマフラーと全体の雰囲気はひと味違うXVになっていました。

というオーナーの人としばらく歓談。
宮が瀬は初めてとのことで、
いろいろ珍しいバイク来ますよ〜と
お話しておきます。

が、なかなか家族サービスの合間を
縫うのが大変そうでした。

北岸道路を2台連ねて降ります。
帰り道は車も無く気持ち良く流して
国道412に当たるT字路でお別れです。

帰り道は傾く夕日を背に受けて。
Dscn5071 田んぼの稲も
少しずつ花が咲いて
暦の上の秋は
少しずつ近づいてるなぁ
と感じながら水道みちを下ります。

今日は程よく気持ちよく走れましたが
明日からまた暑くなるのかぁ...

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2009年8月11日 (火)

靴修理

今朝の地震はちょっとドキッとしました。
何事もありませんでしたが、
手元のラジオで情報を集めながら、
そういえば非常用として買った
手回し充電機付きのラジオライトがあったなぁ
と隣の部屋に取りにいく。

考えてみると手元に無いと意味ないですね。

Dscn5063 更にラジオを点けてみよう
とSWを入れてみると
なんと充電池は
放電しててならない...。

う〜ん完全にふぬけになっているなぁと反省。
ま、30秒ほどグリグリ回したら問題なく
ラジオもライトも点いたんですけどね。

というところで、万が一何か起こったときに
とにかく大切なのは靴。
がれきの山を分け入って歩いていくためには
しっかりした靴が必要なのですが、
一番頼りになる靴が先日の富士の下山で
ソールがはがれた状態。

火曜日でもあるので、製造元のはずの
安藤製靴アンテナショップに持ち込みます。

Dscn5065 錦糸町北口の
マンション一角にある店舗、
中にはずらりと
本格的な登山靴が並びます。

カウンターで、
「靴の修理を相談したいのですが」
と聞いてみると、
カウンターの女性ではなく
奥から男性が出てきてくれて
靴を確認してくれます。

保管状態について質問されましたが、
おそらくソールが剥がれるトラブルは
多くはないことなのでしょう。
問題なく引き受けてもらえました。

ただ盆休みを挟むので、
9月上旬に上がる見込みとのこと。

ちなみに怪鳥DRに乗るときに
かれこれ18年近く履き続けているブーツも
安藤さんのところでつくったもの
ということが確認出来ました。
併せてソールの張り替えをお願いしました。

...ということは夏乗れないということか...

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2009年8月 9日 (日)

バイクは昼間も...

いやぁ時事問題はあまり記事にしないけど、
80年代後半からバイクに乗り始めた人間として
90年代前半のライトオン運動をふと思い出した。

そのキャラクターを描いていたのがのりピーだったから。
入社したての頃、会社で使うカップホルダーに
P1I'm hereの
ステッカー貼ってたなぁ。

べつにアイドル好きという訳ではないけど
あのキャラクターにはちょっと好感が持てた。

あたりすぎる光は時に人を麻痺させるんですかね。

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2009年8月 8日 (土)

う〜んここのところ本当にバイク乗ってない...。
今朝は何故かどこかのサービスエリアで
Gallinaが無くなってしまう夢見るし...。

ところで、先週の日曜日の強行富士登山(狂行?)の
下山時のおまけエピソード。

8合目過ぎたあたりで、右足に違和感。
ぱこぱこと靴底のかかとから土踏まずにかけて
ソールがはがれてしまった...。

軽登山靴までの役割なら大丈夫と思っていた靴。
そろそろ8年くらい経過するのでビブラムソールも
ちょっと薄くなってきたかなと思っていたら
接着剤も疲れてきていたのね。

結構思いっきり登山で岩場登りみたいに使っていると
ソールに対する負荷もかなりかかっていたということか。

と、分析している場合じゃなかった。
まだまだ火山岩を踏みしめて下山しなきゃならないのに。
靴自体はグッドイヤーウェルトなのでしっかりとした革底があるものの
ソール無しでそれを傷つけると修理が効かないだろう。

なので雨降る中ソールを仮固定するために
デイパックからタオルを取り出して細く裂いて
ソールを縛ってなんとか歩き続けました。
ま、つま先がはがれていなかったのが幸いでした。

とりあえず5合目まで戻れたとこで
ソールがはがれたのは幸い。
また登り途中の9合目あたりではがれてたら
シャレにならなかったでしょうね。

ずぶ濡れになった靴の水抜きはかなり時間かかりました。
Dscn5053 火山灰をブラシで落として
キズだらけになった革に
ミンクオイルを与えてしばらく休み。
この際だからしっかりとソール張替を
お願いしよう。
安藤製靴に持ち込むのがまず最初かな。

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2009年8月 6日 (木)

LAVERDA トレーナー

先日の日曜日の富士登山服を探して見つけた
懐かしい服。

Dscn5031_2 LAVERDAトレーナー。
90年代前半、
筑波で行われた
トランスエコーのときに
買った覚えがある。
ちょうどエキシビジョンで
LAVERDA V6耐久レーサーが
来日して走ったのを見に行った時。

岩城滉一がアエルマッキアラドーロで爆走してた。
吐き捨てる様な単気筒の排気音がたまらなかったなぁ。

で後ろは、
Dscn5032_2 Turn la passione
情熱の回帰という感じ
と思っていたが、
ちょっと違うか...?
Tieni la passioneで
情熱を持て!という感じなのだろうか。

さすがに時間が経って色はあせてきたけど
トリコロールの肩、いいなぁ。

すっかりかみさんに気に入られず
捨てられてしまっていたと思ってたので
ちょっとうれしい。
今年の冬は着よう。

いまLAVERDAで検索すると高級シャンプーになるのね(苦笑

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2009年8月 4日 (火)

生還

週末日曜日、
アメリカからの出張者と一緒に富士山を登りました。

...土曜日にしとけばよかった...

雨が降り始めた3.5合目くらいで、
この先駐車場が埋まっているのでと
路上に縦列駐車を依頼されます。

その場で雨具を着込み、行けるだけ行ってみようと
米人、かみさんと自分の3人で歩き始めた
富士宮側の5合目への道。

5合目からは登山道へ入ったのは7時ちょっと前。

6合目を越えたあたりで少し雨が弱くなって
その先の山小屋まで視界に入ると
おお、なんか行けるかななんて気になる。

もちろん米人にとっては初めてで滅多にない登山のチャンス。

という様なことで調子に乗るとろくなことは無いです。

8合目に届いたときには、
かなり降りが強くなって風も強くなる。
ここでかみさんギブアップ。
寒さと雨、ちょっと尋常ではない状態。
体力に余裕がある間に下っていてもらおうということで
無理しないようにゆっくりと下りてもらうことに。
ちょうど日の出を見終えた一行が下りている時間
周りに人が居ればまだ安心でもある。
10時前後か。

そこから9合目、9合5勺と登るのは
だんだんシャレにならない厳しさになる。
雨具は防水性は猛烈に自信があったバイク用のもの。

ただ登山という作業を伴った場合にこれが最適かというと
ちょっと問題がありそう。
やはり湿気の抜けが悪い。少しずつ内部のぬれが気になってくる。
というか気を緩めた瞬間に猛烈な冷えに教われる。
シャレにならんです。
9合5勺から10合目までのアプローチでは
登山道脇に出来た雨水の滝が
巻き上がるほどの吹き上げる風。
ほおをたたく広いつばの帽子から
目尻に入ってくる水は異物感を伴う。

火山灰だと激しい痛みがくるはずなのだが、
そういう訳でもない。
水が入ってくる目尻の方だけが異様に硬い感じをうけ
眼の表面に訳の分からない膜を作って視界を妨げていた。

どうやら着氷性の雨というやつで自分の身体をたたいたところで
氷になっていたらしい。
恐るべし頂上付近の富士山。

寒さも限界に達してきそうなところで
本当に凍えるように駆け込んだ10合目の山小屋。
歯の根のあわない状態でかっ込んだカップうどんでは
震えを止めるには不十分。

明らかに低体温症のきらいが出てきているので
これは早めに降りてしまおうと
とりあえず雨の中、富士山神社前で記念撮影をして
一目散に10合目から駆け下ります。

下りは気楽なもの。
あれほど置いてけぼりになっていた登りとは
うってかわってどんどん降りていきます。

寒さも気にはならない、
8合目の雨も温いものに感じる。
まじめに危ないことをしたことを実感。
笑って話せて幸い。
本当は社会人としては問題のある行為だったかも。

途中信じていた靴のビブラムがはがれたのも
ご愛嬌と受け止められる状況は
どれだけ10合目付近がひどい状況だったかということ。

下りの道ではもう元気よくすれ違う人々に挨拶。

夏山とは言うもののやはり日本の最高峰。
しかも昨今の天候不順を全部詰め込んだかの様な
頂上付近の風雨は、
プロのガイドをして8合目以上は登らないと言わしめた状況らしい。

よりによってそんなときに登ってしまった。

少なくともしばらくは富士山...、登らなくてもいいです。
辛かった。

月曜日の朝のFMで今年一番の日の出が拝めた
と言っていたのもいい思い出に花を添えてくれます。

きー。

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2009年8月 1日 (土)

TTX GP

今年のIsle of Manに
電動バイククラスがあったとのこと。

某バイク雑誌の記事で、
沿道の観衆の目の前を
音もなく
でもとんでもないスピードで
走り去る2輪車に観衆は思わず笑いが出たとのこと。
次の瞬間新しい時代が来たことを感じた
とか書いてあった気がする。

確かに理解を超えたものを見た時、思わず自分は笑っちゃうだろうなぁ。

乗車フィールはどんな感じなんだろう?
単気筒のガツガツと蹴り出す感じになれた自分は
モーターのスムーズさをどう解釈出来るのかな。

とはいえモーターも磁力をましていくと
コギングのトルク変動が大きくなるのは
ラジコンのハイチューンモーターでも感じるところ。
そいつを駆動するPWMの波形によって
意外とトルクフィールをコントロール出来るのかもしれない。

特にレーサーとして極力軽く作った車体ならなおさら。

電動だと走行状況でその辺を制御回路のロジック上で
コントロール出来るようになっちゃうんだろうなぁ。

偶然を必然にしていく内燃機に較べると、
必然を最初から作れるんだろうから、
面白いと言えば面白いのかも。
でも作る人がどれだけそういう感覚を持っているかが
今度は重要になるんだろうなぁ。
ただひたすらスムーズにで作る方が、
味付けをいろいろ考えるよりめんどくさくないだろうから。

内燃機を飼いならしていく過渡期にあった
バイクに乗ることができていることは幸せなのだろうな。
偶然の産物の猛々しさにも触れることができたから。

内燃機の場合、獰猛さを抑えるために音を抑制します。
そのおまけで力も抑えられてしまう場合もあるのですが。

電動バイクの場合はどうなんだろう?
パワーアップしていくと音が出ない代わりに、
磁気ノイズが外部に放出されてたりして...。

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