二次元平面による三次元曲面表現
連休明け。
とはいうものの一日余計におやすみをもらってます。
が、外は冷たい雨。
家にこもって読書にふけります。
と言いたかったのですが、せっかくなのでと思い立ち
手をつけていなかった部品作成に取り組みます。
Gallinaのヘッドライト周り。
元々のGallinaは
MAGNI SFIDAのヘッドライトレンズに
なんだかよくわからない
リフレクタを無理矢理装着し
光軸?なんだいそれは?
という感じの
素敵なヘッドライトが装着されてました。
ガラスレンズとフラッシュサーフェス化されたカウルが
'91年当時としては信じられない角度で
かっこよさを醸してました。
ところが、かっこよさと引き換えになった光軸で
車検を通すのにかなり苦労したんですけどね。
結果、
FZR250Rのプロジェクタユニットを
利用して、表面に塩ビの風防を付けた
今の顔に落ち着きました。
個人的には最後の油冷GSX-Rの顔が
かなり好きなので、
そのイメージにかぶらせたのも
あるんですけどね。
とはいえ、無理矢理平面の塩ビ板を
三次元曲面のカウルにリベット止めしたので
若干無理がありました。
また風防の端っこの処理が今ひとつではあるので
いずれカウルの開口に収まる風防をなんとかしよう
と思いながら今の今に至ってます。
そこで雨の一日、引きこもりついでに
工作です。
元々付いていたガラスレンズを
型にして風防を作ります。
が、三次元の面の成型を
出来る訳でもないので、
二次元の平面を組み合わせて
近い複合面を作ってみます。
一応ヘッドライトの光軸が
通過するあたりには
継ぎ目が来ないようにして
ホットカッターでちまちま。
塩ビの焼ける臭いは...、気持ち悪い
どころじゃ無く...ダイオキシンか?
(燃焼していないから大丈夫だと思いますけど)
くれぐれも真似しないようにしてくださいね。
とりあえず、
それらしいカッコになった。
無理矢理熱溶着することで
それなりの曲面を保ってくれてます。
一応継ぎ目にそれっぽく
細く切ったアルミテープを
貼る予定です。
後はカウルに付けてみて、カウル固定か
ヘッドライト側に固定するかどうかを決めよう。
というところで、携帯にメールは三瀬のsetosanから♪
GW終わって一段落とのこと。
青い空と差し込む陽射し、深い緑に透過する光、
setosanの写真が目に浮かびました。
いろんな記憶が巡る脳の不思議は、
一次元と二次元の集合の濃度は同じと突止めたカントルには
遠く及ばない物の、先哲の知恵やひらめきは
活用させてもらいます。
え、やっぱり2次元平面を素に
ねじれた曲面にするには限度があります?
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コメント
神経使っていらっしゃるところに失礼しました。
慌しい期間が過ぎ、心身・体力共に果て
ホッと見上げた青空でした。
愛馬が休眠して2ヶ月(涙)、高千穂行きたい・・・。
なみぞぅ>
いえいえ。
神経使い終えて一息ついたところでした。
こちらの冷たい雨もそろそろ上がりそうです。
投稿: setosan | 2009年5月 8日 (金) 06時04分
経年劣化でああいう感じになってたのかと思ってたんですが、そういうご苦労があったんですね
まぁ、あの頃のイタリアンは何でもありの時代でしたもんね~
なみぞぅ>
いやぁちょっとイタリアンというか手作りというか、
認証の隙間というか...、容赦無しでした(涙
投稿: たけ | 2009年5月 8日 (金) 08時58分
ども~
エンビ板は石油ストーブの前にぶら下げといたら「ひよひよ」になるから、
それをオリジナルにかぶせてやるとそこそこの曲面が出せるかと。
その昔、模型飛行機のキャノピー作るときにこの技使ってましたよ。
なみぞぅ>
どもども。
石油ストーブですよねぇ...。
ちょっとやってみようかと思ったんですけど、ファンヒーターではだめでした(あたりまえですね)
ちまちまやった後にオーブントースターだったら出来るのかなぁと思ってます。
アクリル板だと小さくなっちゃうんですよね。
投稿: はまぁ。 | 2009年5月10日 (日) 14時06分