はなしのネタ
昨日の東名高速上で自由を訴え始めたスピードメーターケーブル。
要はスピードメータードライブギアがどうにかなってしまったので、
今日の午後ちょっとばらしてみました。
程よく涼しいので
作業も気持ちよいです。
で早速前輪をばらすために
カウルを外し、
エキパイを外して
車用のジャッキを噛ませて
前輪を浮かします。
ちょっと不安定なので、今度はもう少しいい載せ方を考えよう。
もちろんあらかじめアクスルシャフトは緩めておきます。
で、外してみたドライブギア。
ギアはイタリアのVEGLIA製。
で内部の構造をちょっと考えてみると、
今回ケーブルが自由になったのは
要はドライブギア中のドリブンギアごと
外れてしまったんですね。
自由になったケーブルは、
アウターを締結するキャップlは保持した物の、
中身のドリブンギアは路傍の石となってしまったのね
このギアの回転方向を考えてみると
ちょっとキャップが緩んでしまうとそのまま
ドリブンギアを押し出す方向にドライブギアが
回っちゃうので逝く時は一瞬だったんでしょうねぇ。
なんて分析はともあれとにかく中身が無くなってしまったので
この場では修理が出来ないことが判明。
とりあえず部品探しのためにドライブギアユニットを
取り外して置くことにします。
とはいえ、バイクを保管しておく間
このメータードライブギアの隙間を
開けっ放しにすると
フロントホイールのセンターが
出ない状態となるので
ブレーキディスクが暴れる→鋳鉄ディスクが割れる
という状況になることが考えられたので、
フォークエンドにくわえられているナットを半分ほど突き出して
ホイールセンターを維持出来るようにしました。
でないと車両を動かして止めるだけでも変な負担かかりますからね。
もちろんその分
アクスルシャフト側も
突き出してしまいますけどね。
とりあえず乗れないので、
この状態でとりあえず保管です。
錆びないようにグリスを薄く塗って、ウェスでくるんで
フォークエンドのキャップボルトは片側だけ締め付けてます。
さて取り外したVEGLIAのドライブギアユニットですが、
いろいろ調べてみると古いDUCATIなどで
使われている物と同じ「ケース」。
ギア比が異なり
どうやらそのまま使えないらしい。
ウォームギア同士がかみ合っているようですが、
さぁこのギアって手に入るのかなぁ...。
この際電子化か?
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