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2009年1月31日 (土)

二輪は四輪を助けるか

自動車会社各社が業績下方修正をし、
赤字見通しを出している中、
ホンダは営業利益下方修正ながらも
損益では黒字の見通しとのこと。

アジアの二輪事業が下支えしてくれているとのこと。

途上国のモータリゼーションはやはりまず二輪と
商用車からということなのだろう。

業務用としての商用車は償却年数が長いこともあって
一旦景気が下向くと維持にお金を回すようになる。
対して個人の移動手段としての二輪車は
移動したいという個人ニーズの数が増加する分
根強い販売があるということか。

生活色の無い趣味の領域の移動手段と
生活そのものを支える移動手段の両面を持つ二輪車。
(クルマもそうですけどね)

移動手段として後者をはじめに普及し、
前者の趣味の領域へと発展する。
これに依ってより付加価値の高い消費が広がったのが
これまでの世界だったのだろうけど。

今のホンダを下支えした二輪車需要は
今後果たして付加価値の広がりにつながっていくのだろうか。

日本の車社会も決して健全じゃないですけどね。
規制に伴う税を介した財源、
その規制に集り収益の上げる団体。
一部のギョーカイ関係者が楽しみ、裾野をあまり広げられなかったため
結局欧米のような車社会は根ざしていないような気がする。

箱がクルマの当たり前となり、クルマが憧れの対象からはずれ
誤った行政の果ての偏った規制緩和で
所得の少なくなった若者のスクーターが
国民車構想の前のラビットと重なってしまうのは
色眼鏡で見過ぎなのだろうか。

冬ごもりするつもりは無いけど、ここのところ
仕事を持ち帰ってちまちまやらざるをえなくなってるんで
気がめいっちゃったのかな。天気も悪いし。

とはいえ明日もちまちまやらないといけないしなぁ...。

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コメント

>誤った行政の果ての偏った規制緩和で
 反感を買いそうですが、世代の違う昨今の"甘えの構造"
には、ちと疑問を感じています。一億総福祉保険的な
考え方を当たり前として(嫌、実際大変だとは思いますが)
途方に暮れている時だけ世間に助けて貰うってのも
なんだかなぁ・・・。
 現場は大変なんだから・・・。
憶測的判断の規制緩和ってのもなんか、"博打"やってる
ようでシラケてしまいます(苦笑)。

>なみぞぅ
現実にそぐわない規制を、現実を見つめない人が緩和するので変な方向に持ってかれちゃうのでは。
”甘えの構造”はマスコミが操っている部分もあるのでしょうね。そのときの多勢に乗ることやスポンサーに目をつけられないことが、志をくじかせているような気がします。
 

投稿: setosan | 2009年2月 1日 (日) 06時27分

>志をくじかせているような気がします
 やっぱし・・・・・・。

投稿: setosan | 2009年2月 1日 (日) 19時53分

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