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2008年12月30日 (火)

価値観って

先日のGallinaで宮が瀬に行った時の出来事、
脈動の強い排気音で赤いとドカと間違えられるに
コメントをいただきました。

単気筒やツインに乗っている人に取っては
日常でそれらの排気音に接しているので
違いに気づくと思いますが、
あまり関心の無い人に取っては
脈動のある排気音で前傾だとドカ、
直立に近いとSR、後傾だとハーレーという
大括りになってしまうのかななんて気がして。

前にも書いたかもしれませんが、
昔読んだアイザック・アシモフのSFで
金星人の芸術品についてのくだりがあったのを連想します。
金星は高温で水蒸気と二酸化炭素の雲に覆われて
一日中夕暮れのような景色。
夕焼けの赤い波長域の光が一日中降り注ぐのだが、
その環境で暮らしている金星人は
地球人にとっては「赤」と表現される狭い範囲の色の
微妙な違いをきちんと認識出来て
その差に芸術性を見出すことが出来るというもの。

音の違い、聞き分けなんかも
そんな領域の話なのかななんて気がします。
同じ4気筒でももちろんV4は直4と全く違う音ですし
直4同士でもNinjaとGSX-Rじゃ違う音ですしね。
自分に取っては4気筒の音の聞き分けの方が難しいです。

とかくアピールする側が個性と受け取られますが、
同じ現象をどう受け取るかもいろんな個性があるんでしょうね。
ただどう受け取ったかは表現しないと解らないから
あんまり表にでないんでしょうけど。

本当の価値観の多様性を認める文化というのは
そういう受け取り方の多様性も認めることなのかな。

脱線ついでに。

Gallinaのキャブレータセッティング今年もまだ途上、
来年はもしかしたら排気系を見直して
更にドツボにハマるかも...。

でも自分の乗り方、普段のスピード、
どういう道をどのギアでどのくらいの開度で走るのか、
そのときどのくらいの加速がいるのか、
また「加速感」がいるのか、
エンジンは何回転くらいか、
そういう走り方ってきっと千差万別。

一概にどういうセッティングがいいのかというのは
多分定義できないんだろうななんて気がしてきた。
悩んだ時、きっとハヤシカスタム社長の経験から
なにかしらアドバイスはもらえるんだろうけど、
それがすなわち「解」にはならないんだと思う。

いろんなチューニングパーツのセッティングデータは
多分ある条件である人にとっての良いセッティングで
別の感覚の人に取ってベストであるかは、
受け取り手の判断に委ねられるので保証は出来ないはず。

機械としての最高出力を規格に沿った試験法で引き出す
セッティングはあるんでしょうけど
より感覚に近いバイクという乗り物では
感覚を満たすための多様なセッティングがあるんじゃないかな。

誰でも乗れるというのも大切なのかもしれないけど
そのおかげで感覚に訴える部分の楽しみが減った気がする。
一部スポーツバイクはもっと高度な感覚の楽しみがあるのかもしれないけど
ビビリミッターが早く効いてしまう私にはちょっと楽しめないかも。

単なる移動手段ではないバイクの価値を感じたい、
そんな気がする、原油高や経済危機の兆しが見えた
'08年の締めくくりです。

皆さん良いお年を。

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2008年12月28日 (日)

ポタリング

本来であれば自転車でうろうろすることを
指し示す言葉ですけど(Wikipediaはこちら
今日は走り納めとおもい
久しぶりにMonkey Rで走り出しました。

が、やっぱりなかなかエンジンかかりません。
数十回のキックの後、やっとかかりました。
かかる所はさすがにカブエンジンという所か。

プリンタのインクを買いにいくついでに
ハヤシカスタムに年末のご挨拶。
お昼時に押し掛けてすいませんでした。

これからの車社会はどうなるか、
パソコンで整備ってどうなんだろうなんて話を少々。

確かに今のバイクはコンピューターで
きめ細かい制御をすることで効率を上げています。
でも最後はやっぱり機械なので、
機械の整備をしっかり出来る所に任せたいな、なんて。

ま、私のバイクはレギュレーターとCDIていどしか
電装部品無いですけど。

ときどきMonkey Rくらいのペースで走ると
気持ちいいですね。いろいろ見えますので。
また暖かくなったらどこかに遊びにいきます。

その前にオーバーホールかな...。

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2008年12月27日 (土)

寒風吹き荒む

関東の天気はましな方なんですよね。
金曜日一日早く冬休み突入でした。

いつも出来ない掃除などを手伝った後の昼過ぎ
いい天気だしと、Gallinaに火を入れます。
フューエルコック修理は年越しです。
(いいのか?)

仕事納めでざわめく街中を抜けて到着した
いつもの宮が瀬は...、

Dscn4570さぶっ。

米人3人含む集団と
缶コーヒーで暖をとりながら
しばらくお話。

やっぱりこの排気音で赤いと
ドカと思われるらしい。

平日はやはり人が少ないですね。
日差しは暖かいものの、それを上回る寒さです。

日本海側で湿気を落とした空気は
Dscn4572 Dscn4573 見事な
青空をくれます。
ちょっとこの気温と
ぽっかりと浮かぶ
雲の様子は
らしくない感じですけど。

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2008年12月25日 (木)

めり〜くりすます

毎年クリスマスになると
ついつい見てしまうNORADのサンタトラック

もう今年のフライトは終了して、
サンタは北極に帰ったらしいです。

だんだんCGが細かくなってきたけど、
その分逆にリアリティが無くなって
(リアリティというのも変ですが)
想像力を駆使する楽しみが無くなって
つまらなくなった気がする。
と思ってしまってはいけないのでしょうが...。

帰ってきたトナカイを一頭拉致しました。
Dscn4569
しつれい。

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2008年12月21日 (日)

Pre mission to the West

今日もいい天気でしたねぇ。
でも結構風が強いのと、雲が分厚いのが気になりますけど。

ところで昨日DR800Sで走り回り
バイク駐車場に置いて家に帰って
家の鍵をポケットから取り出そうとしたとき、
いつもにない感触と共にバイクの鍵に付けていた
北野天満宮の交通安全お守りが取れた。

毎年行けるわけでもないので、
(天神様すいません無精者で...)
かれこれ5年以上付けていたお守り。

これも思し召しなのだろう、
西へ向かえという。

そうか天神様つながりか...。

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2008年12月20日 (土)

馬の背

いい天気の土曜日でした、神奈川県央。

ここの所陽の傾いた午後に走ることが多い。
山の端に陽が隠れる谷間を抜けて宮が瀬へ。
今日はバッテリー充電を終えた怪鳥DRで。

久しぶりに乗るとシートの狭さも手伝い
ちょっと小振りに感じるのはポジションのせい?

怪鳥も久しぶりなので、少しずつ慣しながら、
とはいえ宮が瀬北岸道路に登る坂道は
融雪剤のせいかアスファルトが黒く
右手首の反りを抑えさせる。

Dscn4550 既に丹沢に消えた陽は
それでも明るく空を
照らし続けてます。
まだ4時でしたし。
湿気とホコリが少ないせいか
あまり赤くも染まりませんしね。

と山の上にはやはり雪が残ってます。
何時もあまり歩かない展望エリアに行ってみると
宮が瀬湖の周りの山々を紹介する写真。

なんとここで見つけてしまいました。
ちなみに今の状況。
Dscn4551
山の上で雪が残ると
色々なものが出てきます。
ここにもいました。

どうやらこれは馬の背らしいです。
Dscn4552
確かに言われてみると。

この辺の山になると、
あんまり開発もされてないので
永くこの景色を楽しめるのでしょうね。

丹沢大山の東南斜面は伐採植林のせいか
関東平野の大気汚染がもたらしたものか
以前は牛が見れたはずなのですが、今は怪しいです。

やはり冬、夜の帳はすぐ降りてきます。

帰り道にいつものコーヒー屋さんで豆を買って
いつもの素敵な店員さん達に見送られて
ヘルメットを冠ろうと見上げた空は既に漆黒。

冬至は目の前です。

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2008年12月15日 (月)

せんべい

結構知ってる人いるのかな。

会社帰りに寄ったセブンイレブンで
Dscn4545 見つけてしまいました。

かみさんにも見せたら
かなり受けていた。
小袋はスピードメーターとタコメーター

確かにわかり易い。
Dscn4546 バリバリと響くらしい。
明日会社に持っていこう。

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2008年12月13日 (土)

ガソリン代落ちる...ガソリン栓も併せて落ちる...

いやぁガソリン代下がりましたねぇ。
気温どころじゃ無い勢いで下がっていきます。
寒さは勘弁ですが、燃料代低減は大歓迎ですね。
とはいえ昨今の景気動向を考えると
何とも言えない背筋の寒さがありますけど。

もっと寒いのは国家運営か...。

ま、とりあえず一小市民はささやかな楽しみに興じるしかないので、曇り空のなか相変わらずの宮が瀬に走り出します。

午後も八つの時に近づく時間に走り出したので、
丹沢にかかった雲は日差しを遮ります。
何となく白線上で落ち着かないタイヤに
今日はほどほどのペースで流すと決め、
宮が瀬北岸道路をGallinaで流します。

いつもの鳥居原駐車場で、暖かい缶コーヒーを一本。
ツナギの下にパタゴニアのポリプロ上下を着込んだものの
グローブのベンチレーションの意外な効果を
今更になって感じてしまう。
冬用のグラブにしないとだめかな。

二次エア対策を施した後、心持ち静かになって調子良くなってくると
いろいろ別の所が気になってくる。
何となく高回転までの登り方が思ったような感じではないとか
DRの方が調子良く回る感じがするとか。

なので、ちょっとメインジェットを絞ってみるかな。

Dscn4542 家の近所の河川敷では
春に向けた
農作物の芽が出てきた。
畑がうっすらと緑に覆われるのが、
何とも言えない暖かさを感じさせます。

で、帰り道左足にちょっと違和感。
Dscn4543 足元、ブーツの内側で
フューエルコックが踊ってる。
ステップと共締めしてた
アルミのブラケットが
折れてしまった。

危ないとは思っていたけど、とうとう逝ってしまった。
ま、この際だからどこかすねに当たらない位置に
移動することを考えようかな。

最近はトラブルが少なくなってきたのですが、
久しぶりにちょっと面白そうなタスクです。

笑い事で済んでよかったです。

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2008年12月 7日 (日)

寒風

土日といい天気でした神奈川県央。

午後ちょっと時間が出来たので
宮が瀬までちょっと一走り。
たけさんもハヤシカスタム行った後に
遊びにいくとのことなので。

行く道の途中でどんどん陽は傾き
いつもの鳥居原に着いたときには
もう山の端の向こうに消えていた。

たけさんと無事に合流出来た物の
吐く息が白い。
なので、缶コーヒー一本を頂き、
(たけさんありがとーm(_ _)m)
多少の暖を取った所で戻りました。

国道129の途中まではたけさんと一緒に。
で、うちの方に曲がるところでたけさんとお別れ。
OVER管の音を聞きながら。

Dscn4536 で、帰り道に寄った
いつものコーヒー屋さん。
今日はツナギだったので、
ちょっと表で夕暮れを眺めながら
豆が準備出来るのを待って購入。

その頃には、
Dscn4539 もうとっぷりと
日が暮れてしまいました。
焼けることが出来ないくらい
空気が澄んでいたようです。
いい天気でした。

でも陽の有る時でないと
そろそろ宮が瀬もつらいっす。

Dscn4540 帰り道で
走行距離が11000kmを
越えていたことに気づきました。
もうそろそろ20周年の単車...、
年間550kmか...。
でもその8割方は自分かと思うと
結構うれしかったりして。

まだまだです。だって素のエンジンは
デザートエンデューロレーサーですからね。

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忘年会

まだ今年ももう一息有りますが、
ハヤシカスタムの忘年会が有りました。

いろんな人がバイクと
バイクのカスタムショップを通して
酒席を囲む。

乗ってるバイクは違うけど
ある所でどこか共通点が有る。
普段あまり話を出来ない人とも
バイクを通して話が広がる。

昔怪鳥を買ったSBSの飲み会に
行ったこともあるけど、
若さとそこまでのめり込んでなかったせいか
あまり楽しめなかった記憶が有る。

過去との違いは、
自分自身が齢を重ねたことが大きいだろうけど、
それと同じくらい
ショップの個性と合う所も大きいのかな。

楽しいひと時でした。

さらに
Dscn4535 抽選で
EPL PL-220
スプレーまで
いただいてしまいました。
いやいや、ありがとうございます。

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2008年12月 1日 (月)

原風景

日曜日は抜けるような青空でしたね。

午前中せっかくなのでとGallinaに火を入れて
いつもの宮が瀬に走り出します。

たけさんがもしかしたら
ハヤシカスタムに来るかもしれないので。

412号から鳥居原に登り始めた所で、
対向車線からバイクを積んだローダーとすれ違う。

う〜ん誰かこけたなぁ...。

トンネル2個抜けた所で宮が瀬湖畔に出ると
右も左もきれいに色づく葉。
ほどほどのスロットルで景色を眺めながら
コーナーを縫っていきます。
デジカメを持ってこなかったことを思いっきり後悔です。

で、コーナーを抜けて鳥居原側のトンネルに入ると、
目の前におまわりさん。

ランエボがコーナー外側のトンネル内歩道に乗り上げた事故の
検証と車両移動のため、片側が塞がってました。

とその脇を抜けて駐車場に着くと
081130_102500_2 きれいに抜けるような
青空の景色が広がります。
うきうきしますね。
一本の紅葉が湖面の照り返しに映えます。

帰り道も同じ道を走りますが、湖の反対側の山肌も
きれいに色づき、谷間の影と稜線の木々の葉が織りなす
コントラストがとても美しいです。

いつもは単なる景色も、
時間と太陽と天気のおかげで
山の端の木の葉が透き通る様に彩られ
普通にゆっくりと流す道も楽しいひと時。

落ち葉炊きの煙に霞む山肌が、
心の中にある晩秋の景色だったんだなぁと
再認識です。

081130_105704工業団地内の銀杏並木は
もう一息でまっ黄色。
でも今週末まで持つかなぁ。

その後ハヤシカスタムによってちょっとお話。
キャブの2次エア対策でかなりおとなしくなった
アフターファイヤーですが、
それに伴うキャブセッティングの話や
電人ザボーガーの話で盛り上がってしまいました。

またトンネルに貼付いたランエボを見て
巻き込まれたらシャレにならないなぁという話も。

と、午後用事があったので
結局たけさんとはすれ違いになってしまいました。

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