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2008年11月24日 (月)

はい息吸って〜

土曜日に見つけたGallinaキャブの怪しい所。
Dscn4442
どうやら本来
吸って欲しくない所で
一生懸命吸っているらしい。
場所としてはキャブの
ピストンバルブや
バタフライバルブの下流。
Cocolog_oekaki_2008_11_24_13_10
なので、日曜日ここを攻めて見ようと
青空ガレージでGallinaをいぢり始めます。
(バッテリー交換に引き続きね)

確認のためもう片方のキャブのパイプを見ると、
案の定空気は吸っていない。
ちなみに'91DR800Sの場合は、
Dscn4454左右両方のキャブに
チョークが付いて、
車両外側(右側キャブ)の
パイプから負圧を取り出し、
車両中央(左側キャブ)の
パイプは塞がれている。

なのでGallinaのパイプも塞ぎます。
Dscn4456 ちょうど穴径の合う
燃料用のホースを
3cm程度切り出します。
これの片方を
熱でつぶして...

とやろうと思ったけど、
当たり前ですが、この辺のホースって熱に強く
火に当てても溶けないわ臭いわなので、
Dscn4458 小さいビスを噛ませて
タイラップで縛ります。
DRの方でもこのほーすは
差し込んでいるだけなので
ま、問題ないでしょう。
基本的には負圧なので。

続いてセッティングです。
基本的にアイドリング時の空気を
殆どここから吸っていた状態なので、
バタフライバルブを少し開けてやらないと
そもそも空気を吸えません。

ちょっと開けてやると猛烈に濃いぞという
黒煙を吐き出します。
パイロット系から大量に燃料を送り込んでいるので
当たり前と言えば当たり前。
パイロットアジャストスクリューを少しずつ
絞って行きます。
結局左右とも全閉から1.2回転戻したところで
落ち着きました。普通このくらいですよね...。

ちょっと試し乗りで宮が瀬に繰り出しました。
スロットル戻した時の音は...驚くほど静か。
若干の「ボスッ、ボッ、ボッ」という感じ。
とは言ってもうるさいんですけどね。
今まで見たいな「パンッ、パッパンッ」という
炸裂音では無くなった。良かった。

で、宮が瀬では強烈な方がお迎えしてくれました。
Dscn4461 Dscn4462



....、

電人ザボーガーさんです。(涙

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コメント

 ぅぁ・・・ある意味これもイタ車なんでしょうかねぇ・・・

 それにしてもマイナーどころのザボーガーっていうのがいいですね

 でんじんでんじん僕ら~のぉ~♪

>なみぞぅ
こんばんは〜。これはイタ車というより、
非量産車の宿命というか、ノーマルが
どういう状態かが無いせいなのでしょうね。

ザボーガーはきちんと夜、目が光ります。
しかもザボーガーの足のおかげで
最高速度が20km/h上がったそうです。
恐るべしです。

投稿: たけ | 2008年11月24日 (月) 18時51分

♪ざぼぉををを~~ぉがぁぁ~~~~!
おおおメットもレプリカだ!
「脚」にはジェット噴射装置でも付いてるんでしょうか?
#ミツバチテールと同じ原理?
しかしなんというか、すごいですね。
次はバクシンガーのマシンたちを希望します(笑)

キャブの件、いわゆる「二次エア」ってヤツですね。ピストン熔けなくて良かったね~

>なみぞぅ
こんばんは。コメントありがとうございます。
..バクシンガーって...(笑
ブライガーまでは自分も見てましたけど...(^_^;

スピゴットとキャブの締結不良どころじゃ無い、
実験で使える位見事な二次エアでした。
本当大事に至らなくてよかったです。

投稿: はまぁ。 | 2008年11月24日 (月) 21時53分

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