虫垂炎
土曜日。
すっかり秋の様相です。
気持ちいい風です。
草食動物は植物を消化するために
長い腸管を持ち、虫垂はセルロースを分解する
腸内細菌を保持する組織として重要な役割を果たすという。
人間は生活の知恵から善玉菌を適宜摂取するため
今となっては役割は少なくなっているとのこと。
(Wikipediaから一部引用)
気持ちいい風は青空ガレージにも最適。
早速突然エンジンが止まってしまったGallinaの治療。
まずもう一回エンジンをかけてみます。
勢い良くセルは回るものの火は入らず。
マフラーからはほのかなガソリンの臭い。
キャブを外してみると
スピゴットはうっすらと
ガソリンでぬれて
キャブの出口側には
ガソリンが見えます。
このことからおそらく燃料と吸気は問題ない。
異音も無いので動弁系の異常でもない。
そうするとやはり点火系か。
ということでプラグを
外してみると、
うっすらと湿ってます。
で、掃除してみて
プラグキャップにつけて
セルを回してみると案の定火花は飛ばず。
プラグホールからの圧縮混合気の勢いは
その他はとりあえず正常な感じ。
さぁまずプラグ側からチェックです。
コイルの抵抗をチェックすると
一応若干のばらつきが有るもののOK。
つづいてピックアップコイルと
パワーソースコイルの抵抗をチェック。
これも問題なさそう。
そうすると更に上流のCDIか...。
ハーネスさばくの
大変だなぁなんて
思ってコネクタを
外そうとすると、
あれ?
なんか浮いているコネクタが居るぞ。
でこの切れているらしいハーネスをバイスプライヤで
無理矢理つないでセルを回してみると...、
おっと火花がきちんと飛ぶじゃないですか。
ここのハーネスの断線が原因だったんだな。
このハーネスはDRでニュートラルSWやクラッチSW、
サイドスタンドSWの信号を入力するもの。
Gallinaではすべて使っていない機能達。
すごくしっかりとハンダで固められているところに
終止振動が入力された果てにという所でしょうか。
ということで、このままつないでも再発するでしょうから
少しハーネスを延ばして接続します。
サニトラからインバーターで
電源を取ってハンダ付けをします。
本当ならばこのコネクタ自体を
外してしまうことも出来るんですけどねぇ。
さすがにそこまでやると
それより車両前方のハーネスも全部ばらして
要らない配線を取り除きたくなるので、
とりあえずはこのままにしています。
結線終了して、復元。
始動してみると無事に復活。
ここの所90年前後の怪鳥に乗る同志が
結構ジェネレータートラブルで部品交換していたので
もしや?と思っていたのですが、
部品の故障じゃなくって良かった♪
種車のハーネスをそのまま使うのも善し悪しです。
さながら散らして沈痛したという所でしょうか。
あ、本人が患ったと思った方、いらっしゃいましたら
ごめんなさい m( ̄▽ ̄)m。
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