濃縮還元日曜 〜2〜
久しぶりの晴れ間の日曜だったので、
宮が瀬にはかなり面白いバイクが来てました。
ってメッキとラメばりばりのGT380やHAWKじゃないですよ。
でも成人男性の平均身長くらいあるシートバックはきてましたけど。
さて、この一台。
丸目下の甲冑のようなグリルが
怪しさを思いっきり醸し出してます。
フレームをよくよく見てみて、
シリンダーとヘッド、クランクケース周りを見てみると
素が何か少しずつわかってきます。
そう。
細かい冷却フィンは
油冷エンジンの証。
パイプフレームのうねり具合は
まさしくBanditなのですが、
それを残しているのはエンジンとフレーム前半分のみ。
後は思いっきりカスタムされています。
ナンバープレートの処理も
全く持ってアメリカンカスタムの世界。
でもさりげなくGSX-Rの後ろ足を
奢っていたりしてきちんと走ります。
フレームが明るい色なので助かりますけど
真っ黒に塗られていたらターボでも付けて
黒装束に身を包み北欧を走りたくなります。
エキゾーストはシート下にサイレンサーを置いてますが
それまでの排気の処理が絶妙。
左2気筒分を真横に出して、右2気筒分は真下へ
オイルクーラーを上手く左下において
排気系はきちんと4-2-1にまとめていたりする。
微妙に等長には出来ていないかもしれないけど
この姿と十時に張り巡らせた排気管は
ものすごくマッチしている。
シリンダーの冷却には良くないかもしれないけど。
仕上がりがものすごくきれいなので、
これも有りかななんて思ってしまいます。
もう一台の怪しいバイク。
ぱっと見CR110風なのですが、
水平エンジンです。
かなりかっこいいです。
タンクとシートカウルはアルミ叩き出し。
細いタイヤが時代と排気量を語ります。
長いタンクを押さえる
真ん中のゴムベルトもそれらしく。
ハンドルの真ん中に鎮座する
タコメーターは機械式...
ってケーブル繋がってないし、
スピードメーターはどこだ?
かなり力入っている
バイクでしたけど、
音聞いてみたかったなぁ。
他にもZEPHERチョッパーとか
変わったバイク、今日は多かったなぁ。
久しぶりの晴れた日曜だったからだろうなぁ。
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