Gallina キャブいぢりのつもりが...
土曜の午後、ブレーキパッドの交換に引き続き
キャブレータもちょっといぢろうと欲を出しました。
先日の記事に書きましたが、'91DR800Sの
フロートチャンバーとの互換性を確かめたい。
なのでまずはDRのキャブレータを外そう。
そしてチャンバーの比較をしたら、
スロージェットを交換して
いろいろセッティングを試してみよう。
と、ここまではGallinaが主役だった...。
DRは復元の後に宮が瀬あたりを流す役回りのはずだった...。
まさかDRのキャブを外すのがこんなに大変だったとは。
とりあえずすべてのカウル、
タンクを外してバッテリーを外して
エアクリーナーボックスの
固定ボルトを外して
少し浮かすことが出来れば
外れるだろう、と思ったが甘かった...。
この間写真撮る暇無し...。
一旦キャブレータを元に戻して、
エアクリーナーボックスに締結されている
バッテリーブラケットを外すために
レギュレータを外し、ヒューズボックスを外し
スターターリレーを外し、CDIを外さないとならない。
それらを外すためにマッドガードを外さないとならない。
全部外して少し動くようになったところで外れるかな
と思ったら一カ所引っかかる。
バッテリーブラケット固定の足が一カ所だけ
ボルト止めされていると思ったら
案の定それを外さないとサブフレームの間から
抜けないので、そいつも外します。
これでやっとエアクリーナーボックスの自由度が増して
やっと外すことが出来ます。
クリーナーボックスを本当に外すためには
マフラーのチャンバーを外さないとならない...。
がさすがに量産車、バッテリーブラケットをはずした
クリーナーボックスの後退代で
一応ぎりぎりキャブを外すことが出来るだけの
隙間が確保された。
ということでやっと外れたノーマルDRのキャブレータ。
これからフロートチャンバーを外してGallinaのものと
比較してみます。
左が'91DRのフロートチャンバーボディ
右がGallinaの物、'90DR相当品。
'91の物にはオーバーフロー時の
強制ドレーンが付いてます。
これのおかげで、
フューエルコックをONにしたままで
フロートバルブの調子が悪かったとしても、
エンジン側にオーバーフローしたガソリンが流入せず
オイルを希釈することが無くなっているのでしょう。
一時期スズキのコックは弱いって言われてましたからね。
その対策構造が'91から入ったというところでしょうか。
受け側の構造はこんな感じ。
左上が'91DR、
右下がGallina。
基本的にフロート構造に
違いはなさそう。
組み付けてみると一応すんなり付いた。
チャンバー下の
プラグを外してみると
見事にメインジェットが
顔を出します。
狙い通りです。(^^v
という確認をしたところで、
陽はかなり傾き、だんだん泣きたくなってきます。
その後まずはDRの復元にかかりますが、
せっかく外したのでとキャブレータ周りに
キャブクリーナーを吹き付け目立った汚れを
なんとか落とします。
でないと再装着時に吸気系にダストを落とすので。
キャブの装着が終わり、クリーナーボックスを固定、
タンクを乗せてカウルを着けようというところで
5時の時報を聞いてしまうし。
青空ガレージの悲しさです。
DRの復元が終了したところで、
一応Gallinaのパイロットジェットを#47.5に落としてみます。
が、状況はあまり変わらず。
スロットルを開けたときの黒煙はそのままで、
一発の感じはむしろ#50の方が良いかも。
パイロットスクリューはやっぱり3回転ほど戻すし...。
もう一度じっくり考えてみよう。
辺りも暗くなってきたので。
とGallinaも復元して作業は終了。
DRに乗って明日の朝のコーヒーのための豆を買うため
いつものコーヒー屋さん南蛮屋に駆け込んだのが
閉店の5分前。
試飲に新しいメキシコをいただいていると
外では厚木の飯山桜祭りの花火の音。
閉店でお客さんもいなくなったところで、
近くから見えないかなと店長以下皆さんと一緒にふらふらと。
和気あいあいの雰囲気が悪戦苦闘の一日の締めを
和やかにしてくれました。
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