約0.5V
天気のいい水曜日です。
連休中でもあるのでGallinaの整備です。
先日陸運支局で音とヘッドライトで落ちたGallina。
音の方はサイレンサをプレシャスファクトリーに送り
メンテナンスをお願いしていましたので
ヘッドライトの方をなんとかしてみます。
元々のDRは60W/55Wの一灯式に対し
Gallinaは改造前も後も2灯式。
よくよく見てみると一応+側のハーネスは
太めになっているような気がする。
DRの回路図に依るとバッテリーを出たハーネスは
キーシリンダー→右側ヘッドライトSW→
左側HI/LO切換えSWを経てヘッドライトに繋がっている。
うーんこいつらを全部敷き直すのは一苦労だなぁ。
とはいえリレーを組む元気も今は無い。
ということで下流側で何か悪さは無いかと
テスターを持ち出して調査してみると、
バッテリーマイナス端子近くの車体と
電球のマイナス側端子の電位差が
なんと0.5V以上ある。
これはマイナス配線の電気抵抗が
それなりにあるので、
電球点灯時のような
10A近い電流が流れたときには
それなりの影響が出てくるという証拠か。
それすなわち12Vのバッテリーをつないでも
11.5Vしか電球にかかっていないということ。
よしマイナス側だけならばバッテリー端子直結をやっても
たかが知れている。
ということでいわゆるアーシングを施してしまいました。
その結果がこちら。
同じ点灯時のバルブマイナス端子と
車体間の電位差。
今度は0.05V程度に
押さえることが出来たという結果。
うーん以外とお手軽で効果的か?
これで0.5Vlは稼いだ♪
後はめんどくさいので頓挫した
上流側の各SW接点や
コネクターを接点復活材で
磨いて調子を整えてみます。
気持ちの問題かもしれませんが。
電気的なところもさることながら、
レンズや風防スクリーンを
物理的にきれいにすることもしないとです。
スクリーンはプレクサスを用いて表裏両面をきれいにします。
で、レンズですが
よく見るとユニット内部も
結構ホコリで汚れている。
なので取り外して、
これは中性洗剤を中に流し込んで
リフレクタごと洗ってよくすすぎます。
気持ちとしては
かなりきれいになりました。
水を入れることによる将来的な
リフレクタの腐食は気になりますが...。
これらを組上げてヘッドライトを点けてみると
お、気持ち明るくなったか?
いや、単に夕方、日も暮れただけだった。
とりあえずこれでヘッドライトは挑戦してみましょう。
もちろん光軸は調整しながら。
もしもだめだったら、
まずはリレーを組むか。
それでもだめだったら、
PIAAのレース用単眼を組み込んでやる。
これなら完璧だろう。きっと。
でも似合わないかな...。
と、妄想にふけっていたら黒猫さんが来ました。
返ってきたサイレンサー。
なんと月曜日夕方に送って
実質一日で作業してくれて
すぐ送り返してくれました。
プレシャスファクトリーさん助かります。
分解してみたら9割方のグラスウールが
失われていたとのこと。
それじゃ吸音しないですよね。
ということでサイレンサーも返ってきたので
明日これを組んで調子を伺い、
金曜日再挑戦します。たぶん。
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コメント
なみぞうさんお久しぶりです。
いよいよ復活の時ですか!
ライトの明るさはやっぱり鬼門ですね、
明るさなんか必要ないぜ!と言う作った人の熱い思いでもあるのでしょうか?
でも車検を通せないのはちょっと困りますね(苦笑
自分は原付で明度に困ったので、
ネットの力を頼りにリレーを作ってしまいました。
へろへろライダーさんという方のページを参考に作ったのですが、
機械式より配線が少なくて済むので気に入ってます。
スイッチの接点ですが、
以前乗っていた250シングルで緑青にまみれた物を綺麗にした所、
アイドリングが上がりライトが明るくなると言う現象がおきました。
忘れがちですけど意外と効果のある整備箇所ですね。
ライトのレンズですが、専門の人はでかい綿棒?の様な物で中を掃除するらしいのですが、
用品店でも売っている所を見たことありません。
やっぱり市販している物じゃないのですかね・・・。
単眼ユニットは明るそうですけどやっぱりGallinaはノーマルが格好良いですね。
大分前の斜め前からとった写真がとても良く、
保存させてもらって今でも壁紙にしていたりします。
サイレンサーグラスウールが9割も飛ぶなんて、
すさまじい排気圧ですね・・・。
2stのサイレンサーで中身を交換した事ありますが、
終わってからもしばらくチクチクして自分ではもうやりたくありません(苦笑
一日で帰ってくるなんていいショップさんですね。
駄文を長々と書いてしまいすいません、
車検の合格を祈っております!
>なみぞぅ
吉備さん、コメントありがとうございます♪
ヘロヘロライダーさんのサイト見てみました。
電子化ですね〜。いいですね〜。振動に強そうですね〜。
機械式リレーを考えたのですが、ウィンカーですら高速走行中に
振動で点滅が怪しくなったのでちょっと悩んでました。
レンズ内の掃除は、要らなくなったレンズでやってみたところ
柔らかい(と思っていた)木綿のウェスで
ちょっとこすっただけでもリフレクタが傷だらけになったので
間接的な掃除にしようと思いました。
これからもいい手段を探したいと思います。
写真気に入っていただけてうれしいです。
投稿: 吉備 | 2008年5月 1日 (木) 04時46分