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2008年2月12日 (火)

Montesaレストア(2)

連休から一転、寒い火曜日でした。

さてBTRのレストアの続きです。
分解し終わったMONTESAを組み立て始めます。
Dscn3207 まずは分解が終わった
ボトムブラケット部と
ステアリングコラム部の部品達。
錆落しのため真鍮ブラシこすり、
必要に応じて防錆塗装を施します。
塗装なのでしばし天日干しです。

その間にペダルをばらしてベアリングを洗浄。
Dscn3208 ボールレース部にたっぷりと
Shimano Dura Aceグリスを
塗ったくります。
このグリスの粘りは久しぶりの感じ。
リチウムグリスか?
ここのところバイクメンテで使用している
モリブデングリスはさらさらなので、
久しぶりのねっとり。ウェスで拭っても気持ち悪い。

Dscn3209 グリスにボールを並べていきます。
片側13個。
ちまちまボールを付けるには
ねっとりグリスもちょうど良いのかも。
このグリスってちょっと蛍光緑っぽくて面白い。
とはいえこれが正規の色なのかどうかはわからない。
もうかれこれ10年前に買ったものなので...。
でガタが出なく軽く回るくらいに調整しながらロックナットを締めます。

殆どの構造が同じようなものなのでさくさくと作業を進めます。
Dscn3211ボトムブラケット部はボールレースを
ネバダルで磨きます。
古くなってこびりついた劣化グリスは
ネバダルの油がいい塩梅で溶かして
繊維に付けて吸い取ってくれるので、
非常に都合よくきれいになります。

Dscn3212 Dscn3213 で、同じくグリスをつめ
洗ったベアリングのリテーナーに
グリスをグリグリと詰めて
クランクを通していきます。
が、ベアリングが浮いた状態でないと
クランクは上手く通せなかった...。

Dscn3214で左側からアジャストナットと
ロックナットを締めます。
逆ねじです。
アンダーガードは塗装がはがれて
変形していたので、たたいて直しました。
そしてホルツの防錆塗料を塗布して錆の形態を変えます。

Dscn3215 Dscn3216 ステアリングコラムと
調子に乗って前輪の
ハブもばらしてグリスアップ
しました。
が、始めて見るとハブのベアリング部の
アジャストナットを締める
15mmのハブスパナが無かった...。
これが無いといい塩梅でロックナットにトルクをかけられない。

ということで不足部品や工具を洗い出し、買い物に行くことを決めて
3連休のレストアはいったん終了。

きれいにくみ上げられたフレームが今復活の秒読み中です。

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