Montesaレストア(2)
連休から一転、寒い火曜日でした。
さてBTRのレストアの続きです。
分解し終わったMONTESAを組み立て始めます。
まずは分解が終わった
ボトムブラケット部と
ステアリングコラム部の部品達。
錆落しのため真鍮ブラシこすり、
必要に応じて防錆塗装を施します。
塗装なのでしばし天日干しです。
その間にペダルをばらしてベアリングを洗浄。
ボールレース部にたっぷりと
Shimano Dura Aceグリスを
塗ったくります。
このグリスの粘りは久しぶりの感じ。
リチウムグリスか?
ここのところバイクメンテで使用している
モリブデングリスはさらさらなので、
久しぶりのねっとり。ウェスで拭っても気持ち悪い。
グリスにボールを並べていきます。
片側13個。
ちまちまボールを付けるには
ねっとりグリスもちょうど良いのかも。
このグリスってちょっと蛍光緑っぽくて面白い。
とはいえこれが正規の色なのかどうかはわからない。
もうかれこれ10年前に買ったものなので...。
でガタが出なく軽く回るくらいに調整しながらロックナットを締めます。
殆どの構造が同じようなものなのでさくさくと作業を進めます。
ボトムブラケット部はボールレースを
ネバダルで磨きます。
古くなってこびりついた劣化グリスは
ネバダルの油がいい塩梅で溶かして
繊維に付けて吸い取ってくれるので、
非常に都合よくきれいになります。
で、同じくグリスをつめ
洗ったベアリングのリテーナーに
グリスをグリグリと詰めて
クランクを通していきます。
が、ベアリングが浮いた状態でないと
クランクは上手く通せなかった...。
で左側からアジャストナットと
ロックナットを締めます。
逆ねじです。
アンダーガードは塗装がはがれて
変形していたので、たたいて直しました。
そしてホルツの防錆塗料を塗布して錆の形態を変えます。
ステアリングコラムと
調子に乗って前輪の
ハブもばらしてグリスアップ
しました。
が、始めて見るとハブのベアリング部の
アジャストナットを締める
15mmのハブスパナが無かった...。
これが無いといい塩梅でロックナットにトルクをかけられない。
ということで不足部品や工具を洗い出し、買い物に行くことを決めて
3連休のレストアはいったん終了。
きれいにくみ上げられたフレームが今復活の秒読み中です。
| 固定リンク
コメント