冒険の扉は開かず
ちょっと前の話になりますが、パリダカ中止のニュースが流れました。
モーリタニアの治安悪化が原因とのこと。
アルカイーダの一派に依る外国人襲撃などがあったとの報道ですが、
自然相手の冒険、競技であって、人相手ではないことを考えると
致し方ない決断なのでしょうね。
ヨーロッパ、アジア、南北アメリカと経済的に成長している中で
地中海沿岸以外のアフリカだけは取り残されている感じ。
変な格差が育ってしまった中でのわだかまりは、
東洋の島国の一市民である私の想像何ぞは
遥かに超えた何かがあるんでしょうか。
とはいえ、くすぶる力を正しい方向に持っていけない首長、
くすぶる力を悪用するテロリストはもっと問題の存在なんでしょうね。
自分が大学生だった頃、クリスマスのシャンゼリゼをスタートする様、
スタート台で自分の胸くらいの高さにあるタンクのNXRの傍らで
手を振り、バイクを発進させてから自転車にまたがるがごとく
NXRに乗ったシリル・ヌブーの姿が記憶に鮮明。
だから時々宮が瀬で立ち去るときにそんなことをやったりする。
映画なんて滅多に観なかったのに、わざわざ東銀座に出向いて
アフリカ帰りのチームACPの車と映画を観に行ったなぁ。
AE86で砂漠を走る姿は強烈だった。スタックもしまくってたけど。
今はチームACPの横田さんもエコチャレンジと
21世紀のモータースポーツで頑張っているんですね。
前もどこかの記事でかいたけど、砂漠の一本の線路を目印に
NXRとXTZが並走し砂漠に2本の線を増やしていった様は
是非とももう一度見たい映像。
'80年代〜'90年代初期のNHKが正月開けにやっていた
特別番組の画像ってどこかに残ってないかな。
そんな長距離をひた走るバイクに憧れて、憧れ続けて
やっと手に入れたDR800Sだから、もう手放せません。
それだけに今回のテロリストによる
民意とかけ離れた暴挙での中止は惜しい。
とはいえ最近は冒険というより競技色が強くなりすぎてもいて、
浪漫を感じるものではなくなってしまってたけど...。
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