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2007年12月15日 (土)

カム交換

天気のよい土曜日の神奈川。
朝、箱根の青空を背にしたのは忘年会のせい。
バイクで行けば良かった...。

とはいえ、Gallinaは今キャブを修理中。
いい天気だしうだうだしてても始まらないと、
回転の上がりが良いはずの'91〜DR800Sのカムへの
交換をすることにしました。

カムの交換は以前DR800Sのを焼き付かせた時に経験済み。
DRはバックボーンフレームだったので
ロッカーカバーを外すのに手こずったけど、
Gallinaはツインチューブなので真上は何も無い。
Dscn2953 Dscn2954 ロッカーカバーを
吊るかっこになっている
マウントシャフトを緩めて
抜きます。
両側ナットだったので、
どんな作りだったのか
ちょっと不安でしたけど。

もう後はサービスマニュアルに沿って
タペットホールキャップ外し、
ロッカーカバーのネジを順序通り抜きます。
作業性上直前に付いているコイルも外します。

ところが案の定、最小の空間に最大のパワーをと
整備性無視というか、レーサーならエンジン降ろすよね
という構造が出てきてしまいました。
Dscn2961 エンジン左前の角のボルト。
クランクケースに達するその長さを
引き出せるだけのスペースが有りません。
工具もエクステンションはつかえませんでした。
それ以外は全て外せたのに...。

が、このバイクとつきあってもう2年超。この程度ではめげません。
要はロッカーカバー分の厚さを含めると真っすぐにしか引き出せない。
ならばカバーを浮かせて自由度を増やせれば、首を振って抜けるはず。
って長さがよくわからないでやるのはかなり危険な賭けですけどね。
それを確認するということは、液体ガスケットを剥がすことになるので
後戻りは....できない。

ま、何とかなるさとやってみると...きちんと貼り付いた
ロッカーカバーを前後からしかプラハンで叩けない。
ちょっと苦労して剥がしてカバーを浮かしてみると
長いボルトも案外すんなり外れた。
Dscn2955
外してみたロッカーカバー。
ロッカーアームは特に変なすり減り、
キズも無くそれなりの状態。

で、カムの方でございます。
Dscn2956 Dscn2958 某Cluxxan誌に
「フェラーリのエンジニアが...」
と書かれていた幻のカム
真実は浜松製らしい)は
入っておりませんでした。
カムチェーンスプロケットの固定部には
量産ラインでの締結チェックのマークも鮮やか。
ガスケットや各ボルトの様子から察するに
このエンジン組まれた後に開けられてはいなさそう。
ふふっ。

ここでやっと登場'91DRカムシャフト。
Dscn2957 Dscn2959 Dscn2960 と、
並べてみても
もちろん違いは
わかりません。
一応データ上は、
カム高さがIN, EX共に0.2mm高い。
山高さが6mm程度なので5%弱の高さアップか?!

後は冒険せずに地道に磨いて組み直します。
もちろんWakosのモリブデンペーストを塗りながら。
といいたかったのですが、ここで最大の試練...。

突然の小雨。
ま、ぽつぽつ程度の雨だったので良かったのですが、
あのまま降りが強くなったらシャレになりません。
開頭手術の頭蓋骨を取ったところで
突然手術台直上の天井から雨漏りしたようなものですからねぇ。

そんなことは有りましたが、夕闇迫る中で復元できたのは
まだ見放されてなかったということか。

実際カムの調子を見ることが出来るのは
キャブを復元してからになるけど...何時になるかな?

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