« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月31日 (月)

猿、猿、猿

今年も走り納めと
モンキーRで宮が瀬へ。

ちょっと走って見たところ道ばたにうずくまる毛玉。

何かと思ってミラーで見てみると

”猿”

Dscn2989 去る者は追わず。

でも今年はイノシシだったなぁ。
イノシシに出会ってたら、
ただじゃすまなかっただろうなぁ。

おとなしい野生の猿だった。
この道はほとんど停まる人もいないので
えさをせびるような擦れた奴らでもなかった。

ということで記念撮影。
だいたいこの辺りに出没しています。

拡大地図を表示

くれぐれも餌付けなどされずに野生のまま共存していってもらいたいです。

ちょっと地図が重いかな?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月28日 (金)

冬休み突入

一日有給をつけて、世間より一足先に年末休暇。
とは言うものの晴れは今日までだよと脅されると、
まずはやっぱり掃除となってしまう。

とりあえずバイク達の外装をきれいにしましょうと
プレクサスで磨いてみる。

せっかくの好天なのでと、DRに火を入れてちょっと走ろう。
と思ったら案の定バッテリーが弱ってるしぃ...。
サニトラにつないでエンジン始動、これは一発でかかる。

年末でそれなりの交通量のR129を北へ、
愛川を抜ける頃にはちょっと寒くなってくる。
平日の宮が瀬は交通量も少なめ。
Dscn2973 いつの間にか、すっかり葉も落ちて
湖を囲む山肌は冬の装い。
北岸道路も午後のこの時間は
尾根の陰に入ってくるので
かなり寒くなってくる。
トンネルの中の湧水なんかがちょっと怖くなる季節。
そしてホットの缶コーヒーがうれしい季節。

ちょっと前に買い替えたグリップスワニーに、
ミンクオイルを与えたらいい感じでレバーに吸い付く。
やっぱり適度な潤いって必要。

今年の紅葉は短かったのか、
去年が異常に長かったのか、
相模陸運支局近くにある銀杏並木の黄色を楽しむ前に
すべて葉っぱが落ちてしまっていた。残念。

帰りは日没の頃。
Dscn2975 近くの田んぼで
丹沢大山に沈む夕日を眺める。
天気悪くなるんだと、
これが乗り納めになるのかな...。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年12月23日 (日)

9回二死満塁カウント2-3

男には、負けるとわかっていても
戦わなければならないときがある...、
はキャプテンハーロックの台詞か。

ちょっといつもより低めのトーンの声の
ハヤシカスタム社長の声から何となく予感ができた。
経歴のよくわからないGallinaのキャブ。
とにかくいったんスズキ推奨779cc用仕様にしてみようと
自力で脱着が不可能な状態になっていた
メインエアジェットとパイロットエアジェットの
分解(というよりは除去)をお願いしている件で
何かが起こったに違いない。

と病み上がりの身体でハヤシカスタムに向かってみます。

いやいや、社長すいません。
ほんとにかなり敗色濃厚な状態の試合に
無理矢理登板してもらった感じで...。

ツインキャブの片側はメインの穴の奥の方で、
もう一方はパイロット側の奥の方で
それぞれ異物がちょっとかんだ状態になっています。
元々細い穴のしかもかなり奥の方ですんでねぇ。

それぞれもう一方の穴はものの見事に
ジェットをねじ込んでも工具がねじ山を変に削らない
絶妙の固定位置になっているだけに、
惜しい!って感じなんですけど。

ということでバックアップで新しいキャブが手配できるか
確認してみると、なんと部品番号が無いと回答?
もしかしてもう欠品なのか?
こうなると昔のつてで直接ミクニに聞いてみるか?

なんて話しをしながらキャブレータボディを視ながら
改めてキャブレータの空気流路の取り回しと
成型のシンプルさの両立や
微妙な加工で微妙なスロットルバルブ開度での
混合気量を制御している見事さで意気投合。

でももう一息社長にもお願いしたいかも!
一応消耗のゴム部品とかは汎用品でまだ手に入るだろうし。
煮るなり焼くなり好きにしてくださいと。
ということで、延長戦も継続登板お願いしちゃいます。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

38度

といっても、某日本海の向こうの話ではなく、
この季節故のインフルエンザ(?)のおかげ。

とはいえ、久しぶりに会社に「休ませてください」電話をした木曜。
これまでしばしば長期休暇に入ると体調を崩していたが、
これで普通の人間に戻れたということか?
でも木金2日間続いた38度以上の発熱は、かなりいろいろ考えさせてくれた。

これはインフルエンザではなく、もしかしたら何処か身体の中で
限界を超えた組織が自然治癒を求めて発熱を促した結果なのだろうかとか、
そういえば前々から直腸の具合が良くない感じがしていたなぁとか、
腰も痛いのはやっぱり腸の具合の何処かが悪いせいかなぁとか、
背中が痛いのは便秘気味の腸の影響を無理に腎臓が背負って
浄化しようとしているせいかなぁとか、
そういえば...松田優作もわかったときには骨盤ぼろぼろだった
という話を聞いた気がしたのを思い出したりとか、
がん細胞って熱に弱いって言うもんなぁとか、
悪い方へ悪い方へと変に考えてしまう。

これが多少無理しながら働いている状況だったら
こんな考えなんて思いも巡らさなかったんだろうと思う。
けど、こう弱気になったのは厄年という先入観念と
久しぶりの38度の発熱のせいだったのだろう。
いや、それ以上に実年齢が生年年号を超えたせいか。

巡り巡って
やれB.C.RichのBitchと新しいIbanes SRとFenderフレットレスJBは
ギタリストのSに引き取ってもらって、思い入れのIbanes RB-999は
一緒に棺に入れてもらおうとか、
DRは一緒にヤビツを攻めたIに引き取ってもらおうか、
でもあいつ大型持ってないしなぁ、そうすると怪鳥仲間か?
いや野付半島の先からオホーツクに沈めてほしいかなとか、
Monkey Rは手をかけてくれそうなT谷さんにお願いしようかとか、
Gallinaはハヤシカスタムに引き取ってもらおうかとか
変な思いがいっぱい湧いてきてしまう。

なんて熱にうなされていた金曜日の午後...。
あ、今は至って元気になってますのでご安心を。

と同じ頃、ちょ〜っと元気のない声の
ハヤシカスタム社長からの留守電メッセージ...。(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月15日 (土)

カム交換

天気のよい土曜日の神奈川。
朝、箱根の青空を背にしたのは忘年会のせい。
バイクで行けば良かった...。

とはいえ、Gallinaは今キャブを修理中。
いい天気だしうだうだしてても始まらないと、
回転の上がりが良いはずの'91〜DR800Sのカムへの
交換をすることにしました。

カムの交換は以前DR800Sのを焼き付かせた時に経験済み。
DRはバックボーンフレームだったので
ロッカーカバーを外すのに手こずったけど、
Gallinaはツインチューブなので真上は何も無い。
Dscn2953 Dscn2954 ロッカーカバーを
吊るかっこになっている
マウントシャフトを緩めて
抜きます。
両側ナットだったので、
どんな作りだったのか
ちょっと不安でしたけど。

もう後はサービスマニュアルに沿って
タペットホールキャップ外し、
ロッカーカバーのネジを順序通り抜きます。
作業性上直前に付いているコイルも外します。

ところが案の定、最小の空間に最大のパワーをと
整備性無視というか、レーサーならエンジン降ろすよね
という構造が出てきてしまいました。
Dscn2961 エンジン左前の角のボルト。
クランクケースに達するその長さを
引き出せるだけのスペースが有りません。
工具もエクステンションはつかえませんでした。
それ以外は全て外せたのに...。

が、このバイクとつきあってもう2年超。この程度ではめげません。
要はロッカーカバー分の厚さを含めると真っすぐにしか引き出せない。
ならばカバーを浮かせて自由度を増やせれば、首を振って抜けるはず。
って長さがよくわからないでやるのはかなり危険な賭けですけどね。
それを確認するということは、液体ガスケットを剥がすことになるので
後戻りは....できない。

ま、何とかなるさとやってみると...きちんと貼り付いた
ロッカーカバーを前後からしかプラハンで叩けない。
ちょっと苦労して剥がしてカバーを浮かしてみると
長いボルトも案外すんなり外れた。
Dscn2955
外してみたロッカーカバー。
ロッカーアームは特に変なすり減り、
キズも無くそれなりの状態。

で、カムの方でございます。
Dscn2956 Dscn2958 某Cluxxan誌に
「フェラーリのエンジニアが...」
と書かれていた幻のカム
真実は浜松製らしい)は
入っておりませんでした。
カムチェーンスプロケットの固定部には
量産ラインでの締結チェックのマークも鮮やか。
ガスケットや各ボルトの様子から察するに
このエンジン組まれた後に開けられてはいなさそう。
ふふっ。

ここでやっと登場'91DRカムシャフト。
Dscn2957 Dscn2959 Dscn2960 と、
並べてみても
もちろん違いは
わかりません。
一応データ上は、
カム高さがIN, EX共に0.2mm高い。
山高さが6mm程度なので5%弱の高さアップか?!

後は冒険せずに地道に磨いて組み直します。
もちろんWakosのモリブデンペーストを塗りながら。
といいたかったのですが、ここで最大の試練...。

突然の小雨。
ま、ぽつぽつ程度の雨だったので良かったのですが、
あのまま降りが強くなったらシャレになりません。
開頭手術の頭蓋骨を取ったところで
突然手術台直上の天井から雨漏りしたようなものですからねぇ。

そんなことは有りましたが、夕闇迫る中で復元できたのは
まだ見放されてなかったということか。

実際カムの調子を見ることが出来るのは
キャブを復元してからになるけど...何時になるかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 9日 (日)

インスタントコーヒー

宮が瀬の帰り道にいつもお世話になっている
コーヒー屋さん南蛮屋に寄って豆を買います。

いつもの通り、試飲をさせてもらっていると、
隣のテーブルに見慣れぬビン。
それはなんとインスタントコーヒー。
Dscn2944
南蛮屋オリジナルで
フリーズドライはスイスで行ったものとか。
これは是非とも試してみたかったと
もう一杯の試飲を相談してみると快くOK。
ありがとうございますです。

さすがにレギュラーコーヒーをいただいた後での
比較は正直インスタントには辛い。
どうやってもレギュラーコーヒーの複雑、濃厚且つ香しい香りは
インスタントに閉じ込めるのは不可能。
これは缶コーヒーも一緒ね。

ブラックでいただいてみましたが、
こってりビターのビターは有りながら、かなり後味すっきり。
ちまたのインスタントコーヒーだと下の奥の真ん中のあたり、
のど仏に触れるくらいのところに妙な後味がよく残るんだけど、
これはそんなことが無い。

何となく2杯目、3杯目と一日何杯か飲む人には
結構お勧めという気がしました。

後片付けとか道具が無いとかという人には結構手軽に
ひと味違うコーヒーを楽しめる様な気がしました。

なので今度持ってきますね。社長。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋色冬色

土曜日の夕方、DR800Sに火を入れて宮が瀬へ。

いつもの鳥居原の裏山もすっかり冬に向かってます。
Dscn2943
いつもハーレーの人が
土曜日はBSで来てました。
なのでこの日はBSが2台。

やはりジーンズではちょっと寒くなってきました。
今年はレザーハーフコートでも物色したいなと
今度近所のショップを覗きに行ってみよう。

と見てみたら、いつも見かける人の写真発見♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エアジェット中間報告

土曜日の昼間。
キャブの途中経過ということでハヤシカスタム
エアジェットを持って行きます。

2個お願いした片側のキャブは無事に跡形も無く
固着したパイロットエアジェットが取り除かれてました。
きちんとタップも立ててくれて、
DR800Sノーマルのメイン/パイロットエアジェットは
問題なく入る様になってました。

もう一つのキャブの方は揉んでくれたところで
ジェットの端末まだ残った状態。
もう一息揉んで貰った後、タップをどこまで立てるかで
ちょっと打ち合わせ。

自分の手元に来るまでの13年間で
多分何回かはいじられていたであろうGallinaのキャブ。
おそらくこのエアジェットを思いっきりねじ込んだおかげで
ジェットがタップを立ててしまい、
必要以上に奥に入ってしまう
→ドライバー溝にネジ山がかかる様になる
→ジェットを外そうとするとネジ山を傷つける
→ジェットが緩みづらくなりドライバー溝に過剰に力がかかる
→ドライバー溝が破損してしまう。
→二度と緩められなくなる
という具合だったのだと思います。

1個は自分がとどめを刺してしまいましたが、
2個は既に崩壊、1個だけ幸い外れました。

なので、今回のジェット除去に伴うタップは
ネジ山の分だけ立ててもらい、
ドライバ溝まではザグって
工具がネジ山に咬まないようにお願いしました。

社長引き続き宜しくお願いしますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 4日 (火)

エアジェット

昼間、ハヤシカスタムからの電話。
ちょっと手が離せなかったので後でかけ直す。

社長から、「ジェット取れました」のことば。
ありがとうございますぅ!

結局何やっても取れなかったので、
ドリルでもみましたと。
その後タップ立ててさらってくれたとのこと。

一応ジェットとの具合を確認したいとのことで
週末にジェットを持っていくことにしました。

「あの〜、元々付いていたジェットの番数わかりますかね?」
「いやぁ、全部切り子になっちゃったよ〜。」
ま、元のセッティングって有って無いようなものでしたから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 2日 (日)

キャブばらし

先週取り外したGallinaのキャブ。
ウィークデーにちょっと分解してみたものの
分解できないところが有ります。

Dscn2933 歴々のオーナーをへてきたGallina。
その過程で小さなジェット、
メインエアジェットと
パイロットエアジェットの
マイナスドライバ溝が
多分に漏れず壊れてます。

とはいえキャブのセッティングを見直そうというところで
これらが外れないとそもそもどういうセッティングかわからない。

まずはばらす、ばらす。
Dscn2936 まずは左右。
そして
今回は徹底的に
バラしてみます。
ピストンバルブとその受けも外して、
ハウジングだけにします。

Dscn2939 あんまり外れて欲しくない
スタータージェットまで外れちゃったのが
あまり気持良くないのですが。
←分解の様です。
スロットルのバタフライは
ネジをつぶしてあったので
とりあえず今回は外さず。

燃料側のジェット番手を比較すると、
メインジェットが#150
('91DRが#130、種車の'90が#117.5、'89までの750は#120)
パイロットジェットが#50
(同#45、#40、#17.5)
ニードルジェットがO-5というやつで色々違うらしい。
(同O-3、O-5、O-4)
後で少なくともO-5とO-3の違いは何か比較してみます。

そうすると総じてGallinaはガソリンを飲ませるセッティングらしく
それのおかげで常に一発始動で、低中回転時の振動が大きいのか?

ところで外せなくなったエアジェットが付いたハウジング、
...
困った時のハヤシカスタムに持ち込んで相談、というかお願い!

さすがに細いくせに奥まったところにいる、
しかも固着しているということで結構苦労しそうな感じ。
ちょっと社長も困ってました...。すいません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 1日 (土)

寄り道

ちょっと西へ。
朝の関東地方は小雨ぱらつく感じでしたけど。
東海中部をへて関西はいい天気。

用件自体は午後二で終了。
そのまま帰るにはあまりに惜しい季節。
でも都は観光客でいっぱい。
Dscn2917
少し東にいくだけで
同じ時のより美しい色合い。
しかも人はまばら。

ここは洛東山科、毘沙門堂。
皇族、貴族の位牌もまつられ
歴史ある寺院。

霊殿の天井龍や宸殿の襖絵など見所も多く、
お坊さんの切れのある案内と共にしばし時を忘れます。
観光客も少なくじっくりみれるのはうれしいのですが、
少ないおかげで文化財保護に回すお金も大変とのこと。

Dscn2930 Dscn2929 なにものにも
代え難い自然が
作り上げた
彩りは
これまた歴史が
作り上げた風情のある
山寺に溶け込み
目と心を楽しませてくれます。

「今日は今年最高の紅葉ですと」紹介してくれたお坊さんは
昨日も同じことを言っていたそうです。

もうしばらくして雪を冠ると
残った紅葉と白雪とで
これまたすばらしい景色を楽しませてくれるとのこと。
そんな時にも訪れてみたい場所です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »