失敬な!
暑く天気のよい土曜日の楽しいお話をしようと思ったのに、
ほんの小さな〜ひと言のおかげで!
色々とバイクいじりにふけった(別途記事にします)土曜日。
さてそろそろ終盤、組み上げて終わりにしようと思った夕暮れ時、
一台のスクーターを乗せたトラックが道をいく。
と、どうやらうちの近所で停まったような感じ...。
あれ?と思って自宅の方に向かうと、
助手席から"HONDA"のツナギを来た人がうちの呼び鈴を押している。
いないとわかって、引き返しトラックに乗るかと思いきや
家の前の駐車場奥に行こうとする。
「なんですか?」と後ろ姿に問いかけると、
はっとこちらに向く眼鏡をかけた結構若い男。
で、いきなり
「あの、良ければ査定しますけど」と。
車の後ろのMonkey-Rに目をつけていたらしい。
って、査定なんぞ、こちらからそういう気になったら頼む物で
いきなり見ず知らずの兄ちゃんが「査定します」って
切り出す言葉じゃないだろう。
大体バイクなんて物は酔狂な輩の趣味なんだから、
好きで持っている物をいきなり値踏みしますって
とんでもなく失礼なことだって思わないのだろうか。
最もそんな風にバイクに乗る人が少なくなって、
中古車を流通させることの方が当たり前になっていて
そんな風に失礼だなんて思う自分の方が
もう少数派の奇人になってしまっているのか。
ちょっと見ればほぼノーマルの20年も前のMonkey-Rが
程よく乗られた状態で置いてあったら、
それは好んで乗っている状態だってわからんかね。
ホコリまみれになって朽ちかけているんだったら別だけど。
もう彼らに取ってバイクは単に右から左に流して
いくばくかの金を落としてくれるものでしか無いんだろうな。
公共の電波で「バイクを売るなら、Goバイク王〜」なんてのが
流れている段階で、もう私は恐竜のようなものなのね...。
もちろん査定の話は毅然と御断り致しましたよ。
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