田植えの田んぼの景色に
ものすごく天気に恵まれた週末でしたね。
昨日土曜日はクルマのほうでちょっと出かけていたので
今日はちょっとゆっくり起床。
昼過ぎにいつもの宮が瀬にGallinaを引きずり出す。
別にサーキットを走ったからと言って
乗り方が変わるものでもない...。
というか公道の方が必要に迫られて
ブレーキ思いっきりかけるかも。(苦笑
そろそろパンチ穴無しのツナギには辛い季節。
いつもの鳥居原は、バイクも少なく
黄色い花に囲まれた駐輪場は静か。
北岸道路を数往復してみますが、
だんだん暑くなってきたので帰ります。
夕方に向けて今度は怪鳥を引っ張り出して買い物。
いつもの南蛮屋に出かけてみる。
注文したコーヒーを包む間にもらえる一杯の試飲を
店頭のテラスで頂いてみる。
昼間の日差しをたっぷりと吸い込んだ地表と家屋の輻射と
少しずつ温度を下げて行く空気に包まれる心地よい瞬間。
静かなひとときを過ごして会計に行くと店長が
「音大が閉じちゃったんですよ」と。
聞けば厚木のキャンパスを閉じて新百合ケ丘に移転とのこと。
そういえばピアノを練習する音が聞こえていたのが
全く聞こえなくなっている。ちょっと寂しい。
都心再開発で大量の巨大高級マンションが作られ
モノも人も再び集中しようとしている。
おそらくその流れで一旦郊外に出た大学が、
都市部へと戻ろうとする。
学生が少なくなって大学が選ばれる時代に
都市から遠いキャンパスでは、
選択の舞台にすら上れないからか、
経営としては致し方ないところなのだろうけど。
都市に何でも集中してしまう。都市というより東京か。
地方の活性化と言われて久しいが、逆の強い流れを感じる。
情報の流れが良くなって都市と地方の垣根が低くなり
地方の独自性が活かされて人、モノの分散が図られるのではなく
画一的な都市の文化が流布されて、横並びであることを求める人が
都市に集中し地方のモノを集中させようとする。
この国では多様性の下の消費が進まないことが、
局部的な富の集中と閉塞感を生んでしまっているのではないか。
ここのところの日本製品のつまらなさも、
そんな画一性に迎合せざるを得ない影響の気がする。
とバイク趣味(クルマもかなぁ)は6σにすら
入らない嗜好性の人間のつぶやきなので
あんまり気にしないで下さいね。
何はともあれ近くの田んぼでやっと田植え。
黄金色に水面が輝く季節が訪れる。
そんな景色をものの数分で見に来れるところに
住んでいられるのは結構幸せかも。
なんて思ったりした日曜日。
| 固定リンク
コメント