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2007年5月 1日 (火)

横浜一人旅 〜横浜港界隈〜

雨の連休中盤、
昨日の疲れを癒しながらの家でのごろ寝。

一日中腕立て伏せ...ではなく横浜に昭和の名残を探す
Monkey-Rでのツーリング。
そういえば走るってことではなく何かをしに行く
ツーリングって久しぶりな気がする。

Dscn1809 毛むくじゃらはさておき、
春の日差し穏やかな
振替休日の午前中。
神奈川県央から横浜まで
幹線道路とR246, R16を走り出します。
もちろん後ろと脇道に気をつけながら。
だって交通の流れを妨げたくないんだもん。

みなとみらいから海沿いを走ります。
倉庫街の一部は赤レンガのように観光地化、
でも日本を支えた勢いの名残はこっちにある気がする。
Dscn1811
コレクターズモールがある倉庫。
象の鼻地区の再開発でつぶされるらしい。
かつての鉄道の名残が残っている。
この奥に数件のバイク屋があるんだけど
雨の日はかなりバイクでは行きたくない。
滑るから。

とは言うものの、グリースモンキーは引っ越し。
Dscn1812 再開発ための立ち退き。
今度は東名横浜町田ICの近くに、
カフェ併設のお店になるとのこと。
近くなるのでかなりうれしい!

Dscn1817 税関の目の前のこの倉庫、
海側にはこ洒落たプロムナードが
倉庫を避けるように作られている。
確かにきれいではないけど、
こちらの方が昭和を支えた息吹を感じる
なんて思うのは歳をとったからか。

Dscn1810 そのプロムナードの一部として
断片的に残る鉄道の跡。
港を網羅するように貨物の引込線が
巡らされていたのでしょう。
鉄骨とリベットの橋梁の力強さが
却って物悲しさを感じさせます。

Dscn1820 これからも港を飾り続ける(だろう)氷川丸。
今は入れないので
遠目に眺めるだけですが、
やっぱり戦前日本を代表する船として就航し、
波乱にとんだ生涯を送ってきた船には
何か感じるものがあります。

Dscn1825 赤レンガ倉庫は観光客でいっぱい。
整備された広い歩道は、
ツツジがきれいに咲いていました。

暖かな日差しの下で、
Dscn1824
亀もじっとしていられません。

結構早く歩いてました。

もちろん画面の外に飼い主がいますよ。

そんな赤レンガ倉庫脇の駐車場には、
Dscn1827 これまた立派なホーム跡。
調べてみると客船の乗降客が利用した
プラットフォームの名残とのこと。
支柱の作りがまたまた
ごつい鉄骨とリベット。
JRの古い駅にはまだ一部
残ってますけど、いつまで残るか。
限られた材料で創意工夫の下に作られた形は
今となっては芸術的でもあります。
材料が良くなって成形技術も進歩した今では
もっと効率的、合理的に作れますけど、
味気ないと思う自分はリベットフェチ?

とはいえその傍らに展示されている、
Dscn1828 Dscn1829 工作船展示。
限られた材料は
同じでしょうが、
褒められませんね。
日本の漁船に偽装工作するから「工作船」なんだそうです。
始めて知りました。
Dscn1830 工作船の中に入っていた機銃付きの偽漁船の。
常は隠されている3個の船外機。
船外機を出し入れする油圧シリンダーには
Volvoの文字。
Volvoもこんなところに自社製品が使われているとは
思わないでしょうね。
自分が携わったものも...なんか関与してたら、
かなりイヤな気持ちになりますね。

Dscn1831
青い空に映える白い巡視船しきしまが
美しいだけでなく力強く見えました。

Dscn1835 みなとみらいの運河パークで
遊歩道になっているのは
やはりかつての軌道の跡地。
それが使われていた頃を知る由もないが、
それがもたらした今に生きている自分が
何も知らないで良いのかと疑問を感じる。

Dscn1822ということでもっと裏方の
埠頭巡りをしようと本牧埠頭の先端まで。

ベイブリッジの下を走る一般道は...、

原付走れないじゃん!! (続く)

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