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2007年3月 4日 (日)

怪鳥ロッカーアーム交換

怪鳥DR800Sのカムの交換に引き続き、
カムよりもはげしく削れていた
ロッカーアームを交換します。

ロッカーカバーをひっくり返してシャフトを抜きます。
Dscn1524 ちょうどロッカーカバーを固定していた
ボルトが脱着に使えます。
おそるおそるでIN, EXの二本抜きます。

Dscn1525 EX側のシャフト。
見事にオイルが焼けた様子がうかがえます。
幸いすんなり抜けてくれ、
焦げ付いたり著しい傷付きは無いようです。

Dscn1526 で、外したロッカーアーム。
色は黒ずみ、カム側のスリッパには
炭化したオイルの跡が残っています。
いずれにしても全部新品にしますけど。

で、新品のシャフトに新品のロッカーアームに
これまたふんだんにスズキ純正のモリブデンスプレーを
与えて組みます。

ロッカーカバー側にシリコンシール剤を塗布し
ネジ14本をマニュアル通りに締め付けます。
本当ははみ出させるの良くないらしいのですが...。
Dscn1529


で、本当はこのあとタペット調整をして組むのですが、
日没再試合になりました。

ということで家に戻って、ゆっくりと取り外した
ロッカーアームとカムを眺めてみると
Dscn1530 Dscn1531
ものの見事に焦げてます。
段差もついているし。

Dscn1532_1 Dscn1534 削れ方もちょっと尋常じゃない。
タペットクリアランスを
一旦調整して静かになった後、
ちょっと走ってまた
猛烈な音を立ててしまったのは、
ロッカーカバーにたまったカーボンが削れて
はがれたせいでクリアランスが開いたのが理由か?
それくらい考えられる1mm弱のカーボンの堆積。

いずれにしてもあまり胃に良くない写真ですね。

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