こんばんは「」さん
年度末ですね。
人の出入りもあり、ノー残業デーの水曜日だと
かなり飲み会が多いようです。はい、その一人です。
Gallina、さすがに15年選手。
しかも元々レーサーですから、
耐久性なんかは出来なりです。
ですのでフレームの劣化なんかは
注意して見ていないとならないでしょうね。
とは言うものの、レースで使えるフレームならば
そもそもの剛性なり強度なりを確保するための
十分ロバスト性を確保した溶接を施してあります。
...あるはずです。
劣化で考えなければならないのは溶接部に繰り返し応力が入り、
耐久限界以上の入力になってしまってクラックが入ること。
おそらくですが、一発入力に耐えるように溶接長さを考えた
レーサー用のフレームであれば通常の繰り返し入力での
クラック発生や、クラックの成長は考えづらいかと。
ということで、フレームのアルミ材の孔食による劣化が
一番の問題点になるかと。
これは磨いて様子を見るしか無いかな。
ただ耐圧容器というわけではないので
それほど気にする必要も無いかと。
サスペンション他ゴム部品の経年劣化は否めず、
リアサスペンションは確かにオイル漏れを起こしてます。
幸い交換したばかりのサスペンションオイルは
それなりの粘度がまだありますので、飛散にはまだ至りません。
ただ、リアタイヤの目の前にある部品なので、
滴る状態になったらさすがに恐くて乗れないでしょうね。
その前にオーリンズかなんかに交換すると思います。
でも今はお金無いですけど。
その金食い虫の一匹のカウル。
さすがに15年でオリジナルの塗装は劣化が始まってますね。
FRP一品もののようなものですので、
走行時の振動等での繰り返し応力が入る部分は
塗装のクラックが進んでますし、
過剰な入力が入っていると思しきテールカウルは、
ちょっとクラックが入ってます。
そもそも数量限定車ですんで、
成形のABSというわけにはいかずワンオフのFRP。
ある意味ポリエステル樹脂とグラスファイバーの
貼りぼてですよね。
(張り子のカウルってのもリサイクル性いいですね。
万が一のとき燃えますけど...。)
何はともあれ、'91年にロベルト・ガリーナが
志を持って最小限のスペースに最大のパワーを
そしてライディングを学ぶためのバイクとして
世に出したGallina TGA6S1。
他に何台この世で走っているかわかりませんが、
せっかく公道で乗れる車両として造ってくれたものを
お座敷に飾るのは作者の志に失礼かと。
その志を汚さない範囲で公道で、
そして今年はサーキットで、
十二分に楽しみたいと思います。
もちろん始業点検きちんとやって、危ういところは
危なくなる前に直しながらですけどね。
ということで、今後も宜しくお願いします。
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