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2007年3月 3日 (土)

怪鳥カムシャフト交換

どんより曇ったひな祭りの朝。
風も少ないのでこれはチャンスと怪鳥DR800Sの
カム周りの交換をすることにしました。

前回カムカバーを外して様子見をし、
仮組の状態なので分解は楽です。

今回はカムシャフト交換をしますので、
カムチェーンテンショナーを緩めます。
エンジンが乗った状態ではオイルクーラーが邪魔なのでDscn1512
ちょっと外して浮かします。
これでテンショナーを緩めるねじへの
工具ラインが確保できます。
Dscn1514 Dscn1515


カムチェーンのテンションが抜けた状態で
スプロケットとカムシャフトの締結ボルトを緩め、
Dscn1516 Dscn1517


カムを外します。左が外したカム。
で始めて拝むシリンダヘッドのジャーナル部分は...、
Dscn1519 Dscn1518


ちょっと摩耗してます。ちょっと傷いってます。

ということで念のため新品カムと組み合わせて
ジャーナルのクリアランス確認をしてみます。
プラスチゲージをちょっと入れて隙間チェック。
ってカムカバー固定の14本のスクリューを
トルク管理して締めて緩めての作業はちょっと大変。

結果は、
Dscn1521 Dscn1520カムカバー側
つまり車両上側、
0.1mm未満。

Dscn1523 Dscn1522下側も同様に
0.1mm未満で、
限界の0.15には
まだまだ余裕。
ということで一安心して組み立てを始めます。

カムジャーナルやカム面にはふんだんに

スズキ/二硫化モリブデン系焼付防止潤滑剤
スズキ/二硫化モリブデン系焼付防止潤滑剤

を塗りたくります。それに加えて、
WAKO'SのASPエンジン組付用ペーストを塗布し
Dscn1527 組み付け。
カムシャフトとスプロケをつなぐ
ボルトにはねじ止め剤を塗布して固定し、
ワッシャを曲げてゆるみ止めにします。

以下、ロッカーアーム編に続く。

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