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2007年3月31日 (土)

強風

もう1ヶ月もするとうちの近所で大凧祭りがあります。
相模川を吹き上げてくる風、
座間は風の集落。

土曜日はかみさんを送って成田空港まで。
もちろんバイクじゃ無理なので、
通勤マーチ号。

これは途中の国道246号線で見た景色。
相当風が強かったらしい。
Dscn1591



すいません...、ふざけ過ぎましたね。

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2007年3月29日 (木)

こんばんは「」さん

年度末ですね。
人の出入りもあり、ノー残業デーの水曜日だと
かなり飲み会が多いようです。はい、その一人です。

Gallina、さすがに15年選手。
しかも元々レーサーですから、
耐久性なんかは出来なりです。

ですのでフレームの劣化なんかは
注意して見ていないとならないでしょうね。
とは言うものの、レースで使えるフレームならば
そもそもの剛性なり強度なりを確保するための
十分ロバスト性を確保した溶接を施してあります。
...あるはずです。
劣化で考えなければならないのは溶接部に繰り返し応力が入り、
耐久限界以上の入力になってしまってクラックが入ること。
おそらくですが、一発入力に耐えるように溶接長さを考えた
レーサー用のフレームであれば通常の繰り返し入力での
クラック発生や、クラックの成長は考えづらいかと。

ということで、フレームのアルミ材の孔食による劣化が
一番の問題点になるかと。
これは磨いて様子を見るしか無いかな。
ただ耐圧容器というわけではないので
それほど気にする必要も無いかと。

サスペンション他ゴム部品の経年劣化は否めず、
リアサスペンションは確かにオイル漏れを起こしてます。
幸い交換したばかりのサスペンションオイルは
それなりの粘度がまだありますので、飛散にはまだ至りません。
ただ、リアタイヤの目の前にある部品なので、
滴る状態になったらさすがに恐くて乗れないでしょうね。

その前にオーリンズかなんかに交換すると思います。
でも今はお金無いですけど。

その金食い虫の一匹のカウル。
さすがに15年でオリジナルの塗装は劣化が始まってますね。
FRP一品もののようなものですので、
走行時の振動等での繰り返し応力が入る部分は
塗装のクラックが進んでますし、
過剰な入力が入っていると思しきテールカウルは、
ちょっとクラックが入ってます。

そもそも数量限定車ですんで、
成形のABSというわけにはいかずワンオフのFRP。
ある意味ポリエステル樹脂とグラスファイバーの
貼りぼてですよね。
(張り子のカウルってのもリサイクル性いいですね。
万が一のとき燃えますけど...。)

何はともあれ、'91年にロベルト・ガリーナが
志を持って最小限のスペースに最大のパワーを
そしてライディングを学ぶためのバイクとして
世に出したGallina TGA6S1。

他に何台この世で走っているかわかりませんが、
せっかく公道で乗れる車両として造ってくれたものを
お座敷に飾るのは作者の志に失礼かと。
その志を汚さない範囲で公道で、
そして今年はサーキットで、
十二分に楽しみたいと思います。

もちろん始業点検きちんとやって、危ういところは
危なくなる前に直しながらですけどね。
ということで、今後も宜しくお願いします。

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2007年3月27日 (火)

駐輪場

確かに規制が厳しくなったけれど、
駐輪場は増えていないかも。
ということで署名活動を4月20日までやっているようです。
Banner_shomei_200702

都内で駐車場を探すのは楽ですけど、
駐車場でバイクも止められるところって
当たってくだけろですからね。

怪鳥とかで行って坂の下で「バイクだめだから」と言われると
転回するのが一苦労ですから、
よりわかりやすく表示してほしいですよね。

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2007年3月25日 (日)

カウル修理

春の嵐の関東地方。
午後もぽつぽつと雨が残ってしまっているので
バイクは乗れず。

とはいうものの一箇所Gallinaで気になるところを
修理に出すことにしました。
Dscn1193_1 履歴はよくわからないTGA6M-002。
自分の手元に来るまでの
11年間で、左側にこけた経歴がある。

それに追い打ちをかけてしまいました。
土の上での立ちゴケ。目を離した隙にぱたりと。
おかげで元々弱かったネジ穴周りを
おおよそ20mm四方に渡りぶち抜いてしまいました。
そのおかげで他にダメージ無かったんですけどね。

モノコックのようにカウル全体の面の張りで
形状を維持しているので、
この一点がきちんと固定できないと全体が動き、
穴が広がる他、他の固定点に変に負担がかかるはず。
そんな状態で思いっきり走行会に向けて練習できません。

ということで、ハヤシカスタム経由で
FRP屋さんに修理をお願いすることにしました。
見積もりでどの位が出てくるかはこれから。

ただ、外装はやり出すときりがなくなりそう。
傷は数限りなくあるので...。

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2007年3月24日 (土)

山桜

曇天の土曜日。
これから天気が崩れるという予報を信じ、
走るなら今のうちと飛び出した午前。

本当は朝練としてオーバーホールした足を
湯河原に持ち込もうかとも思っていたけど、
寝坊しました。

ということでおとなしく宮が瀬を流します。
リアサスで一箇所いじってなかった圧縮側のダイヤル。
再弱から10ノッチの位置だったものを
一旦試してみようと再弱にして登り始めると、

はらむはらむ。

なだらかな左コーナーでスロットルをあけると
どんどんセンターラインに近寄って行く。
たぶんそういうものなんでしょうね。
5ノッチ戻して乗ってみるとちょっと安心感が増えた。

とはいえオイルシールも逝っちゃっているチェリアーニ。
オイルのにじむシャフトが痛ましいデス。

今日の鳥居原はDUCATIがちらほらと。
八王子から来た996さんとちょっとお話ししていると、
999、888Superbike、モンスターと違う種類の
ドゥカが続々と。
確かに996さんのテルミが静かに聞こえました。

往復の愛川の田んぼ脇の山には山桜が咲いてました。
Dscn1582 今の季節、春を待つ花達が
これから咲かんとエネルギーを蓄えてます。
色としては一番刺激が少ないかな...なんて。
天気のせいもありますね。

これから暖かくなって本格的に走り出す前に、
リアサスのストローク全部使えるセッティング見つけないと。

やっぱプリロードだな。

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2007年3月22日 (木)

将棋ソフト対決に思う

今朝の新聞やニュースで将棋ソフト「ボナンザ」に
渡辺竜王が勝ったという記事がありました。

東北大学の研究員の方が作ったソフト。
今回の公開対局に向けてパワーアップしたとのこと。
そんなソフトにも人間のひらめきなのか、直感なのか、
見事に勝利を収めたのですね。

ソフトは400万手を考えるとのことですが、
それを越える人間の頭脳というところですか。

でもソフトをパワーアップしたというのは
何をしたのでしょうね?

399万9999の将棋の手を考えて、
最後の一手は自分の保身を考えてたりして。
「ここで勝ったら、オレ消去されちゃうかも」とか、
「もう一息待ったら、人間もっと愚かになるから、
それまでは安心させておこう」とか。

アシモフは良心的でしたね。

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2007年3月18日 (日)

好天

関東地方、ピーカンの日曜の朝でしたね。
結構風が冷たかったですが。

でも今日はかみさんの親戚訪問で車+電車。
昨日の晩は仕事を持ち帰っていたので超夜更かしだったから
まぁいい休日にはなりましたが。

ということで今週末はバイクは御預けでした。
悔しいからちょっと前に撮ったいい天気の写真だけ
載せちゃいます。
Dscn1403

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2007年3月14日 (水)

Faster

なんか高知で前輪が出なかったのは、
ネジが脱落したせいだとか。
増締めは大切です。うんうん。

ところで、先日DVDのFasterを買ってしまいました。
ドキュメントとしての本編もさることながら、
おまけDVDのFaster & Fasterには
加藤大治郎選手の事件も記録されてますし、
内容的には決しておまけじゃないですね。

FasterもFaster & Fasterも終わりのところで
スピードを出すならサーキットでとコメントが出て、
トップライダー達の言葉があるところは
良心的と言うか、ゴーストライダーとは違うと言うか...。

でも一番私の目を奪ったのは、
おまけDVDのおまけの一番最後に記録されていた、
ランディ・マモラが語ってくれているriders.orgの映像。

クルマより機動性が高く、維持も容易、
僻地医療に活躍するのに二輪はうってつけの手段。
ヨーロッパ故アフリカの開発と支援は、
この日本で感じることとは比べ物にならない位
身近な話題なのでしょうね。

生きることの意味をなんか考えさせられてしまいました。

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2007年3月11日 (日)

アルミアクスルナット

雨の日曜日でしたので、二輪はお休み。
と言いながら地上波しかないうちはMotoGP開幕戦見れません。
なのでmotogp.comで何とかキャッチアップ。

するとジョンもクリスもがんばってくれているじゃありませんか。
表彰台は近し!がんばれリズラスズキ!

というところで、昨日の買い物のお話。

宮が瀬でお会いしたすてむさん。
このブログを読んでくれていてありがとうございます。
指差してくれたのはリアのアクスルナット。
暫定で付け続けているM20 p1.5 JIS1種ナットなので
ちょっと厚すぎる。
しかも単なるクロメート処理なので似つかわしくない
きらめきを伴っている。

なのでネジ類がいっぱい置いてあるNAPSに
Gallinaから怪鳥に乗り換えて行ってみました。
とりあえずエンジンは静かになりましたが、
油断は出来ません。のでちょっとおとなしく。

でNAPSで見つけ出したのは、

ハリケーン/ステムナット
ハリケーン/ステムナット ZZR1100(C型)-92

M20 p1.5なので合うはず。とそれほど高くないので買ってしまう。
厚さも確かめずに。

で帰ってみて装着。
Dscn1549 う〜ん、厚さはJIS一種でした。
ちょっとボルトの頭が出てこないのが...きになる。
役目としては緩みさえしなければいいのですけど。

開き直って余っているところに穴をあけてワイヤーロックか?!

併せて購入したのは、ベスラのオイルフィルターSF-3005
DR800Sのエンジンオイルフィルターなのですが、
何故だかベスラのホームページ検索で"DR800S"と打っても
引っかからない。ちょっと前は引っかかったのに...。

とにかくこのフィルタも他で使っているモデルが
DR650とかLS650 SavageとかTEMPTERとか
みんな絶滅危惧種達。
でもDR650SEの方がレアなのに
なんでDR800Sの方が先に検索リストから消えるか?

にほんブログ村 バイクブログへまぁまだ部品があるだけましなのかも...。そう考えたらカムとロッカーアーム今のうちもう2セットくらい買っとこうかな。

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2007年3月10日 (土)

宮が瀬での遭遇

天気晴朗なれど、風が冷たい土曜日。

足回りのセッティングをいじって乗ってみようと
Gallinaに火を入れました。
まずは伸び側をフロント、リア共に再弱にしてみます。

お、こんなに乗り心地よかったんだ。

と感動。でもそういう乗り物じゃないですよね。
宮が瀬までの道は快適に走って行きますが、
どうも特にフロントブレーキの効きが甘い感じがする。
タッチは今までと変わりないのですが、
サスセッティングの変更のおかげで感じが変わったのかも。

宮が瀬北岸道路を流してみると、
特に後輪の追従性が良くなっている感じがして
路面の轍や橋の継ぎ目も結構いなしてくれる。
そもそものオーバーホールの効果と言うとこでしょうか。

で鳥居原の駐車場にバイクを停めると、
「こんにちは」と...
ご近所さんながらなかなかお会いできなかった
ER6nのすてむさんでした。
Dscn1548 黒の目つきが構えている方がすてむさん、
友人の方と2台で来てました。
アップライトなポジションとコンパクトな
パラレルツイン。
パリの街中で見ても欧州勢に引けを取らなかったERは
結構バイクらしい造作とデザインとを
上手く両立していると思います。

ちょっとお話しした後、
サスペンションを再弱からフロント、リア共に
10クリック硬くしてみて再び道路に出ます。

明らかにフロント周りは剛性が上がったかのような
ソリッドな感じになり、ブレーキも指先のタッチが
そのまま制動力になったような応答になりました。

ただ〜し、リアの方はちょっと硬過ぎ?
路面の継ぎを拾ってちょっと腰を浮かしていないと
全部頭に来る感じ。

ということで数往復、色々といじくりながら
乗り較べてみたものの、
フロントは再弱から7ノッチくらいで、
ブレーキの剛性感と乗り心地、追従性の安心感が
得られた気がします。今日は、ですけど。

ところが、リアは結局再弱から3〜4ノッチくらいが
いい感じではあるものの、どうもやはり動きが悪い感じ。
たぶんプリロードかけ過ぎなんだろうなぁ。
と眺めるリアショックのインナーチューブには油が...。
オイルシールがやはり限界か。インナーに傷もあるし。

とフックレンチを持ってはいないので、
とりあえず今日はここまで。
とはいえ、結構走り回ったので気持ちよかったです。
寒かったけど。

にほんブログ村 バイクブログへフックレンチをたとえ持っていたとしても、実は作業場所はスィングアームの中に隠れていたりするので、外さないと無理かぁ?さすがはレーサー...。

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2007年3月 5日 (月)

Gallinaオイル交換

日曜日に怪鳥の整備を終えたところで、
Gallinaの様子も見ることにしました。
足回りのメンテを終えて帰ってきたGallinaですが、
エンジンはDR800S。
しかもDR以上にガソリンを飲ませてぶん回しているので
おそらくは結構オイルも消費しているか....
と思いましたが、汚れているもののレベルゲージのFに近い。

ということで足回りの様子見兼ねてちょっと走って
オイル交換をしようと
いつもの宮が瀬北岸に出ました。

天気のよかった日曜日はあふれんばかりのクルマにバイク。
Dscn1537 何往復か走ってみると、どうも切り返しの
ひらひら感が少し減っている。
フロントがしっとりとした感じは
オーバーホールのおかげかと
少し伸び縮み共に硬くしてみる。

でもそもそもはリアのセッティングを柔らかくしたからか?
結論はよくわかりませんでした。

ブランクがありましたからまずは人間を慣らす方が先ですね。

で思いっきり暖めたエンジンオイルを抜きます。
流れ出るのは真っ黒なオイル。
オイルっぽいねっとり感が残るのはさすがELFの合成油。
真っ黒なのはたぶん濃い燃料による未燃焼分のブローバイか。

今回もオイルは

エルフ : ELF/モト 4 CAMPIONE 10W-60 [1L]
エルフ : ELF/モト 4 CAMPIONE 10W-60 [1L]

注ぐ時はあたかも蜂蜜のような澄んだ色なのに...。
あっという間に真っ黒になるのはお仕事をするせい?
Dscn1542 約7200kmでの交換、2.6L。
前回交換が約4000kmだったので
ちょっと走り過ぎか。

とりあえず消費量も少なかったので、まだ安心。

とにかく身体を早くGallinaに慣らさないとね。
今後は足回りのセッティングです。

にほんブログ村 バイクブログへやっぱりリアの動きが渋いかなぁ...。リンクのせいかなぁ...。まずはプリロード調整してみよう。

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Big Bird runs again !

暖かな春を思わせる日曜日、
昨日の怪鳥DR800Sのカム周り交換に続き、
オイル交換とタペット調整をします。

タペット異音に気づいて交換したオイル。
スズキ純正TYPE04にZoilをちょっとおごったもの。
でも背に腹は代えられません。

冷機状態ではあるもののドレンプラグを外して
オイルを抜きながら、タペット調整をします。
IN 0.08mm, EX 0.15mmとミニマム値を狙って。

オイルはモリブデンが入っているものの黒過ぎ。
オイルフィルターもばらすのでと外してみると、
真っ黒で焦げたオイルのスラッジというかカーボンが
粉末状に溜まっていました。
オイルフィルターを光にかざすと、
そこかしこに光る金属片。
カムとロッカーアームのかけら達ですね。

再びTYPE04を注入し、復元。
スズキ/エクスターオイル TYPE04
スズキ/エクスターオイル TYPE04

充電しておいたバッテリーを接続して、再始動!

って非常にあっさりと再始動。
Dscn1536 悪魔のようなタペット音は消え去っていました。
若干カムチェーンのジャーという音が
以前よりうるさくなったかなという感じはしますが。

とりあえず、夕方にハヤシカスタムに報告。
削れたロッカーアームとカムを見ながらしばし社長とお話。
ここまで削れてたらもしかしたら真っ赤になってたかもね
なんて笑い話に出来るのも無事に帰って来れて、
カムとロッカーアームだけで済んだからです。

今思い起こすと箱根に向かった往路、
厚木市内の信号でエンストしたのは
「今日はよそうよ」と怪鳥が語りかけていたのかも。
調子に乗りすぎてごめんね。

ということで再び怪鳥は走り始めます。
1000km走行後にオイル交換して様子を見ながらですが。

にほんブログ村 バイクブログへしばらくは4000rpm max.で走ります。慣らしというかリハビリと言うか...。

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2007年3月 4日 (日)

怪鳥ロッカーアーム交換

怪鳥DR800Sのカムの交換に引き続き、
カムよりもはげしく削れていた
ロッカーアームを交換します。

ロッカーカバーをひっくり返してシャフトを抜きます。
Dscn1524 ちょうどロッカーカバーを固定していた
ボルトが脱着に使えます。
おそるおそるでIN, EXの二本抜きます。

Dscn1525 EX側のシャフト。
見事にオイルが焼けた様子がうかがえます。
幸いすんなり抜けてくれ、
焦げ付いたり著しい傷付きは無いようです。

Dscn1526 で、外したロッカーアーム。
色は黒ずみ、カム側のスリッパには
炭化したオイルの跡が残っています。
いずれにしても全部新品にしますけど。

で、新品のシャフトに新品のロッカーアームに
これまたふんだんにスズキ純正のモリブデンスプレーを
与えて組みます。

ロッカーカバー側にシリコンシール剤を塗布し
ネジ14本をマニュアル通りに締め付けます。
本当ははみ出させるの良くないらしいのですが...。
Dscn1529


で、本当はこのあとタペット調整をして組むのですが、
日没再試合になりました。

ということで家に戻って、ゆっくりと取り外した
ロッカーアームとカムを眺めてみると
Dscn1530 Dscn1531
ものの見事に焦げてます。
段差もついているし。

Dscn1532_1 Dscn1534 削れ方もちょっと尋常じゃない。
タペットクリアランスを
一旦調整して静かになった後、
ちょっと走ってまた
猛烈な音を立ててしまったのは、
ロッカーカバーにたまったカーボンが削れて
はがれたせいでクリアランスが開いたのが理由か?
それくらい考えられる1mm弱のカーボンの堆積。

いずれにしてもあまり胃に良くない写真ですね。

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2007年3月 3日 (土)

怪鳥カムシャフト交換

どんより曇ったひな祭りの朝。
風も少ないのでこれはチャンスと怪鳥DR800Sの
カム周りの交換をすることにしました。

前回カムカバーを外して様子見をし、
仮組の状態なので分解は楽です。

今回はカムシャフト交換をしますので、
カムチェーンテンショナーを緩めます。
エンジンが乗った状態ではオイルクーラーが邪魔なのでDscn1512
ちょっと外して浮かします。
これでテンショナーを緩めるねじへの
工具ラインが確保できます。
Dscn1514 Dscn1515


カムチェーンのテンションが抜けた状態で
スプロケットとカムシャフトの締結ボルトを緩め、
Dscn1516 Dscn1517


カムを外します。左が外したカム。
で始めて拝むシリンダヘッドのジャーナル部分は...、
Dscn1519 Dscn1518


ちょっと摩耗してます。ちょっと傷いってます。

ということで念のため新品カムと組み合わせて
ジャーナルのクリアランス確認をしてみます。
プラスチゲージをちょっと入れて隙間チェック。
ってカムカバー固定の14本のスクリューを
トルク管理して締めて緩めての作業はちょっと大変。

結果は、
Dscn1521 Dscn1520カムカバー側
つまり車両上側、
0.1mm未満。

Dscn1523 Dscn1522下側も同様に
0.1mm未満で、
限界の0.15には
まだまだ余裕。
ということで一安心して組み立てを始めます。

カムジャーナルやカム面にはふんだんに

スズキ/二硫化モリブデン系焼付防止潤滑剤
スズキ/二硫化モリブデン系焼付防止潤滑剤

を塗りたくります。それに加えて、
WAKO'SのASPエンジン組付用ペーストを塗布し
Dscn1527 組み付け。
カムシャフトとスプロケをつなぐ
ボルトにはねじ止め剤を塗布して固定し、
ワッシャを曲げてゆるみ止めにします。

以下、ロッカーアーム編に続く。

にほんブログ村 バイクブログへちょっと長くなるので悪しからず。

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