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2007年2月28日 (水)

予約

日曜日に足回りメンテが終ったGallinaを引き取りながら
イベントの予約もしてきました。

シングルを扱っているショップが協賛している走行会です。
富士のショートサーキット。
無事に参加できれば初サーキットです!
初サーキットながら体験ではなくスポーツ走行にエントリー。

それまでまだ3ヶ月弱。セッティングを
きちんと出して行く時間もあります。

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2007年2月26日 (月)

Gallina is back

先週後半、ハヤシカスタムから電話。
「ガリーナ出来ましたよ。」

ということで、トライアルで楽しんだ日曜の夕方
歩いてハヤシカスタムまで。
ヘルメットを持ってウィンタージャケットを羽織り
ブーツで歩く様は...変でしょうね。

今回ハヤシカスタムにお願いしたのは、
1)フロントフォークのオーバーホール
2)リアショックのオーバーホール
3)フロントトップブリッジの作成
4)スピードメーターケーブルの交換
の4点。

1)フロントフォークのオーバーホール
チェリアーニの古い倒立フォーク。
分解は出来るものの消耗部品は容易に代替品は見つからず。
オーバーホールはしてもらえたものの、
これまでの経歴でサイズ違いのO-リングを入れられ
液体パッキンでトップ部のシールをしているという
荒技を施されていることが判明。
とはいえ新しいO-リングがあるわけではないので
だばだばオイル漏れするよりはましとの判断で
やむなく同じ手法で復元。

2)リアショックオーバーホール
前にも書きましたが、
内部のC−リング受け溝の形状から分解が不可能。
とりあえずオイル交換と窒素封入を行い復元。
インナーチューブに傷があるため、
今後も多少のオイルは漏れる見込み。
ということで次のオーバーホールは無しか...。
ちなみに今ひとつ動きが良くないらしく、
ダンピング過剰かということで
入庫時最強から8段戻しだったものを20段戻しにしています。

3)フロントトップブリッジ作成
当初はマグネシウムのトップブリッジの修理と
画策していたのですが、鋳造マグは修理が利かない。
Dscn1507 Dscn1508


分解したトップブリッジを見てみると...
結構重傷。溝は高さの半分以上に至ってました。
ということで削りだしで作成を依頼しました。
Dscn1506 Dscn1504


左がオリジナルのマグネシウムトップブリッジ。
右が今回作ってもらったアルミトップブリッジ。
左のマグは...悲しいかな怪しい塗装を施されてます。
おかげさまで右のアルマイトが猛烈に美しく思えます。

ちなみにこれまでのGallinaの経歴で
フロントフォークアウターチューブに
これまた怪しい塗装をしてくれたオーナーが居たらしく
その塗膜の厚さ分が災いして
セパハンの装着が困難だったり
トップブリッジのクラックの原因にもなっています。

なので、今回は結構ごりごりと組み上げてもらいましたが、
これから使用して行く中で更なるクラックや
災いをもたらさないように、どこかのタイミングで
変な塗装を落とさないとならないでしょう。
(それをやる時には別物のフォークを探すかなぁ...)
せめてアルマイトをかけてくれれば良かったのに。

4)スピードメーターケーブル
で、最後に半分忘れていたスピードメーターケーブル。
両側□のケーブルを使っているのがヤマハということで
SRX, SRのチューニングに長けているハヤシカスタムならと
探してもらったケーブルはSDR用のものでした。
若干ホイール側のギアの角度をずらすことで
遊びもほどほどで付けることが出来ました。

ということで久しぶりにかけてみたGallinaのエンジンは
相変わらず歯切れの良い音。
心無しかすごみを増している感じは気のせいか。
リアショックの調整も再度実施ということになりますので
もう少し暖かくなったら、
セッティングに出かけよっと。

にほんブログ村 バイクブログへ少しずつ、少しずつ調子を戻して行きます。

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筋肉痛

ちょっと朝ゆっくり出来るので。

日曜日、晴天なれど風寒し。
身体を動かそう!と
ハヤシカスタムのトライアル試乗会に参加。

トライアルウェアと耳が出るトライアル用ヘルメット、
新品のガエルネブーツで、Monkey-Rにのり
颯爽とショップに向かいます。
かなり恥ずかしい姿か...。

Dscn1490
ショップに8時半集合。
じゃんけんで今日乗るバイクを決定。

ラッキー、スコルパTY125S。

座架依橋の麓に移動して、ちょっと上流の河川敷で
身体を温めてからセクショントライ。

Dscn1493 週の後半に雨が降った名残で
ちょっと水たまりも残ってましたが、
拳大の岩がごろごろする斜面は
からっと乾いてます。
これはこれでグリップするようでしません。

それにしてもスコルパ、軽いです。
一発のパワーはさすがに無いものの、
それ以外は楽々で乗れてしまいます。

一緒に走ったTLR200R。
後ろ足はオーバーホールして追従性が
ものすごく良くなっていたもののやはり重さとフロントフォーク、
何より公道用バイアスタイヤのグリップの悪さとギア比が
ちょっと大変そうでした。(後ろ足除き全部じゃん...)

新品といえトライアルブーツは
エンデューロブーツより柔らかいらしい。
しかも最近のブーツはスキーのブーツばりに
細かいアジャストが出来るので、
すねやくるぶしのホールド感はばっちりです。
歩くのも楽々。時代の流れを感じますね。

今回は多少の段差も走って、
かつての感覚を少しずつ取り戻してきました。
はい。モトクロスには敵いませんけど...飛ぶの好きです。

おかげで月曜朝の今、上腕から肩甲骨周り、
腿に心地よい筋肉痛を感じてます。

ますますスコルパTY125S欲しくなってしまいました...。

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2007年2月24日 (土)

温故....過温

明日はハヤシカスタムのトライアル試乗会。
前回はとてもラフなかっこで、
ツーリングブーツが泥でこてこてになってしまった。

だから今回はガエルネの新品!
何か失敗しても
「う〜ん、ブーツが硬かったから...」と
言い訳出来る。うんうん。

ふふふ。昔のウェアも取り出したし。(^^)v

とは言うものの、
いつも怪鳥DR800Sで使う
フルフェイスヘルメットでトライアルは
正直鬱陶しい。

ので、昔使っていたSHOEIのTR-1を引っぱり出す。
と...
たぶんに漏れず中のウレタンが粉になってた...。

とりあえず明日はガリーナのシート作りに使った
発泡EPDMを巻き付けて頭にフィットさせて乗ろう。

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2007年2月20日 (火)

ナット屋さんからの連絡

そろそろGallinaも復活させないとですが、
今はまだトップブリッジ作ってます。

結局マグではなく、アルミ削りで作りました。
(期待されていた方、もしもいらっしゃいましたら悪しからず)
今はブラスト掛けとアルマイトの行程に入ってます。
加工が8ユッキー、表面処理が1ヒグー位です。
サスペンションは終ってますから、
トップブリッジが来て組んだら終わりですね。

と言いたいとこですが一箇所問題点がありますよ。
Dscn1299_1 アクスルナットです。
昨年11月の脱落事件以降、
クロメートのJIS1種ナットを付けてますが、
さすがにかっこがつかない。
薄い3種ナットでいいものをと注文していた
Pro-Boltさんからは
「メーカーB/Oの為に入荷待ちとなっております」
の返事。まぁ気長に待ちます。

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2007年2月18日 (日)

CAM on feel the Molibdene

夜まで佐川さんご苦労様です。
無事にウェビックから純正DR800Sのカムと
ロッカーアームが届きました。

Dscn1437_1 Dscn1435_1


やはり、ロッカーアームのスリッパー面は凸。

カムシャフトに至っては全体的に黒かったんですね。
おそらくはモリブデンコーティング。
打音低減に結構効くはずですから。

結局そのコーティングが全部はがれてしまい
カム山の鉄がむき出しになっていたんですね。

ロッカーアームは何となく色が違う気もするのですが、
組み付け前にはきちんとThreebondの
モリブデンコーティングスプレーをふんだんに使おう。

でも処理のされ方とか、実際に壊れてしまったモードを見ると
やっぱりロッカーアームの方を弱く作っているのかも。
ロッカーアームの交換であれば、カムカバー脱着だけで
それほど大変じゃなくできるので。
カム交換はカムチェーンテンショナーを緩めて云々と
いろいろ作業が追加になるし。

だからロッカーアームはメーカーの在庫が少なくなっているのかぁ。
Gallinaのエンジンもあるのでちょっとストックしとこうかな。

にほんブログ村 バイクブログへとりあえずは部品をしばらく眺めてよう。でもシングルで良かった。これが4発だったりしたら...。

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EGLI

と言ってもカスタムバイクじゃありません。
これ以上際ものに手が出せるわけないじゃないですか。
単なるサラリーマンに。

曇天の土曜日。
3連休にやっちまったDR800Sのカムカバーを外してみました。

Dscn1420_1 Dscn1421_1 カムカバーを固定している
エンジンマウントを外すと
一応作業スペースが出来ます。
それを利用し、カムカバーを
固定する14本のボルトをサービスマニュアル記載の順に緩めます。
先週タペット調整したはずのロッカーアームは数10kmの走行で
既に指でガタを感じることが出来る程隙間が出来てました。

Dscn1422_1 で、御開張〜。
モリブデン含有のTYPE04オイルですが、
それだけではない黒さがあるかも...。
カムのあたり面は削れに依る光沢が見えます。

一番気になっていたのはカムを支持するジャーナル部。
Dscn1423_1 Dscn1424_1 異常摩耗している様子は無く、
とりあえず一安心か。
ここが摩耗してたら、
シリンダヘッドのアッシー交換。

とはいえ、とにかくカムシャフトは逝ってしまってます。
Dscn1429_1 手前がインテーク側。
おむすびの頂点は指で触ってわかる
筋状の傷が入ってました。
油の回り方の都合か
奥のエギゾースト側はそこまでの傷は無し。
でも表面のモリブデンコーティングは落ち、
おむすびの反対側のオイル穴は焼けたスラッジで
詰まりかけていた。かなり反省。

でカムカバー側のロッカーアームを見ると...、
Dscn1427_1 Dscn1430_1
驚愕。

本来は凸形状のロッカーアームが、
カムのあたり面で明らかに段が出来ての摩耗で凹形状。
表面は擦り傷。
奥のエキゾースト側は妙な段付き摩耗。
良くこの状態で私を家まで連れて帰ってくれました。
怪鳥への感謝と申し訳なさで締めつけられます。

この段階では部品が未到着だったので、
天候悪化もあり復元(というか仮締めで組み上げ)して
部品の到着を待ちます。

にほんブログ村 バイクブログへということで部品到着編に続きます。今週末は組めませんけど...。

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2007年2月14日 (水)

カム発注

一夜明けて、ウェビックからの見積もりが来ました。

純正カムが9,187円、ロッカーアームが@3,622×2
ロッカーアームシャフトが@514×2
その他ガスケット類を合わせて速攻で頼みました。

ロッカーアームと同シャフトは
メーカー在庫残りわずかとのこと。

問題はカムのあたり面だけで済んでいるかどうか。
カムシャフトはシリンダヘッドとヘッドカバーで挟まれ
油膜に浮いた状態で使われているもの。
そのジャーナルのクリアランスは0.15mm。
ちょっと心配です。

とにかくカムが逝っているのは確実。
まず開けてみてどこまで大丈夫かをチェックします。
もちろん週末にですが。

にほんブログ村 バイクブログへシリンダヘッドだったりしたら、それこそ部品手にはいるのかな...。

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2007年2月12日 (月)

油冷ー油=冷、汗

もう今日は恥も外聞も無く、懺悔します。
ひとえに幾ばくかの経験にあぐらをかいて走った末に、
取り返しのつかない(?)ことをしてしまいました。

日曜日、箱根を気持ち良く流しての帰り道。
小田原厚木道路大磯の料金所で支払い中に気がついた
怪鳥DR800Sエンジンからの異音。

いつもニュートラルが出づらくなったり
シフトが入りづらくなるのがオイル交換後3000kmくらい。
今回この症状が感じられないのをいいことに、
オイル交換ちょっとさぼっちゃってました。
前回の交換から5000km。
オイル総容量3400ml、交換容量2600mlを考えると
やっぱり走り過ぎですよね...。

Dscn1392_1 異音を感じて慌てて日曜日夕方に
オイル交換をしてみたものの、
出てきたオイルは若干量。
しかも真っ黒。

オイル交換に併せて念のため
バランサーチェーンテンショナーの
具合も見てみましたが、
Dscn1393 こちらは特には異常が無さそう。
それにしてもオイルが焼けた臭いと
各所にスラッジがたまっている。

いつものスズキ純正TYPE04の10W-40を入れます。
Dscn1396_1 薬のつもりでZOILを10%添加。

これで音が消えてくれないかなぁと
油量チェックのためにエンジンをかけると、
前よりもひどいくらいのカチカチという乾いた打音。
明らかに頭から音がしています。
日没再試合。

月曜朝、ヘッド周りのチェック。
まずはタペット調整。
規定の冷間隙間はIN 0.08-0.13, EX 0.15-0.20。
対して実際にあった隙間は、
Dscn1400_1 IN側0.4、EX側0.35くらい。
明らかにあり過ぎです。
指で触ってロッカーアームがかたかた動く。

Dscn1397_1 改めて写真を見てみると、
ロッカーアームの下あたりに見える
インテーク側のカム表面にすじが見えますね...。
エキゾースト側はカムのおむすびあたりの
表面が削れているのがわかったんですけど
すじが見えるようなことは無かったんですけどね。
いずれにしても潤滑不良によるカムの異常摩耗で
ロッカーアームとカムの隙間が空いてしまい異音が出たか?
じゃあタペット調整したら打音が消えてくれるかなと
規定範囲に調整してみます。

再始動...。
お...、ちょっと昔よりうるさいけどカチカチは消えた。

と思って昼ご飯ついでに宮が瀬に行ってみると
その途中からまたカチカチといい出す...。
暖まると何か起こるか?
それとも表面が削れてしまったカムは硬度が不十分?

Dscn1402_1 ほんとなら先祖と現役とでも題して
怪鳥とGSを記事にしたのに。
立ち去る時にも結構カチカチ言いましたから
かなり恥ずかしい音です。

そのままの足でハヤシカスタムに寄って話をしてみると、
帰り際に「ちょっと音を聞いてみましょう」と
社長が音を聞いてくれる。
どうやらカム付近車両左側の音が大きいらしい。
まさにインテーク側のカムが左。

とりあえず走れるものの、走り続けるのも不憫...。
取り急ぎカムとロッカーアームの見積もりを取ってます。
でも部品あるかなぁ...。

とにかく後悔先に立たずです。
オイル消費の多いエンジンということを再認識、
始業点検をさぼっちゃいけないって戒めですね。

にほんブログ村 バイクブログへまだもう一息バラしてみないと何とも言えませんが、無事に帰って来れたのは幸運というところでしょうか。

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2007年2月11日 (日)

大観山は大忙し

日曜、いい天気に誘われて西に進路を取りました。
怪鳥DR800Sで今年初の箱根です。

ちょっとゆっくり目の出発。
クルマの多い小田厚を走り、小田原東料金所で並んでいると、
料金所の向こう側のパーキング出口に赤と銀のMV AGUSTA。
いいなぁなんて思いながら車列と共に進んで再び目線を向けると、
ちょっと平たくなってました...、立ちゴケ...。
すぐ後に来た刀さんに手伝ってもらって引き起こしてましたが、
持ち主さんはかなりうろたえてました。
AGUSTAですからねぇ...。

その先小田原辺りではランボルギーニディアブロ、
同ムルシエラゴ、フェラーリF355、
更にはデトマソパンテーラまで走ってましたが
ごぼう抜きです!
渋滞してたらランボもチンクも同じか。

季節外れの暖かい日差しの中、椿ラインを快調に上ります。
久しぶりでもあるのでほどほどのペースで。
と言いつつ恨みは無いけどトレッドの端っこの
ビブ君には消えてもらいます。

Dscn1385_1 頂上の大観山はお昼時でもあり結構混雑。
今日はカレーにしようと決めてたので、
DAMMTRAXの季節の野菜カレーをいただきます。
山菜とジャガイモのカレー。
発芽玄米と併せてそれなりにおいしいです。

Dscn1387_1_1 天気晴朗、
富士の頂きにかぶる雪も心無しか少なめ。
とは言うもののやっぱり山の上なので
それなりに寒いですね。
後ろに見える白いバイクは
おそらくGSX-R1000R。
サイドマフラー直管でガロガロいいながら走って行きました。
タイヤはドロドロでしたし...。怖っ。

Dscn1388_1_1 そういいつつ椿台まで往復してみます。
遠く伊豆諸島まで見晴らすことが出来、
大観山からは相模灘がはっきりと見えました。
今日はいい天気。

再び気持ちよく大観山まで上ります。
途中の右コーナーで路面の不整もあったのか、
生まれて始めてステップを摺りました...。
でもおかしい。右側のビブの方が元気なのに。

Dscn1390_1 Punto MotoはVYRUSを置いてあるものの
社長の姿が見えない...。
どっか走りに行っているのかな?と思ったら
となりのパスタ屋さんでお手伝いしてた。
さすがはイタリア好き。
目の回るような忙しさだったので、挨拶だけ。
今度はパスタも試してみよう。

で暖かいうちにと帰路につきます。
そろそろオイル交換してやらないとなんて思いながら
大磯料金所で支払いしている時に、壁から跳ね返る
怪鳥のエンジン音が明らかに異常であることに気づく。

厚木西インターで降りる頃には結構大きなタペット音ぽい
カチカチという音が...。

にほんブログ村 バイクブログへ次号に続く。

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世界最速のインディアン

土曜夕方、観に行ってきました。
オフィシャルサイトはこちら

元々は'05年に制作された映画。
仕事で付き合いのあるバイク好き(というかエンジン好き)の
アメリカ人もおすすめと言っていた。

でもなんでこう2年近く経ってから上映になったのかな?
明らかに団塊の世代の消費の伸びに便乗しようという感じが
見えてくるのは勘ぐり過ぎかな。

映画館にはバカボンパパ目の前の自分よりも
歳を召した方もちらほら。
カップルで来ている人が多かったけど、どのカップルも
男の方が帰り道で饒舌になっていたかも。

うちもかみさんと行っていたらそうなっていたんだろうな。
ジブリで言うとまさに紅の豚。
理解してくれない女性には本当に理解してもらえない作品。

バイクいぢりや走りのシーンよりもロマンスや人との出会いを
多くしているのはやはりロードショー映画としてやむなしか。
嫌みじゃないんですけどね。

いずれにしても古きを暖め、自力で挑戦し続ける姿は
日本人が失いかけている何かを思い出させてくれます。

ということで天気のよい日曜日は、
絶滅危惧種に火を入れて山に登ろう。

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2007年2月10日 (土)

Montesa

暖かいものの曇天の土曜日。
今日はちょっと原動機無しの話です。

タイトルのMontesa。
小排気量のロードも造ってましたが、
私にとってはトライアルバイクメーカー。
ホンダがトライアルの世界選手権から撤退した後には
提携したのかホンダエンジンを積んで走り続けていた。

自分も一台持ってます。

と言っても「丸石」Montesaです。
丸石自転車がライセンス生産(?)していたBTR。
高校の頃から入り浸っていた自転車屋さんにあった一台を
長期にわたって借りて、かなり楽しんで練習した果てに
フレームの溶接がはがれてクレームで修理されたようです。

おかげですっかり虜になって、数ヶ月後に自分で買いました。

学生時代はサイクリング部だったのですが、
BTRを知ってからは距離走るより、
じっとしていることが多くなってしまった。

就職してからもちょっとした運動にと夜な夜な乗ったり
近場の買い物に使っていました。

結婚して引っ越したある日、突然家の前から姿を消した。
どうやら近所の子供が盗んだらしい。
一回子供が乗っているのを目撃した。
近所の公園で変わり果てた姿で見つかった。

でも自分のMontesaであることには変わりはない。
持ち帰ってとりあえず家の庭に置いておいた。ずっと。
そのうちバイクのトライアルともお別れしてしまい、
自転車も庭で朽ちるに任されていた。

Dscn1384_1 でも、今日一念発起して
レストアに取りかかる気になった。
別に理由は無いです。
ただ、このフレーム、ジオメトリー
全体の雰囲気って他に無い。
多分今のBTR用MTBの方がギアもあり、実用的だったり
大径ホイールの方が主流になっているんだろうけど、
’80年代後半のコンペマシンでありながら、
美しさも兼ね備えたmaruishi Montesaにもう一回乗りたい。
トライアル熱が再燃してきたところで、そんな気になってきた。

ということで、これからはBici sport Japanの社長さん、
宜しくお願いしますね。

まずは全バラにして、使える部品と捨てる部品の仕分けからかなぁ。

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記憶媒体

金曜日にモバイルハードディスクなるものを買ってみました。

家ではMacをなんにも考えずに
出来なりのまま使っていましたので
周辺機器を買うのは久しぶり。

その昔、会社でやっとハードディスクが追加できますぅ
って言ってコロコロコミックぐらいの大きさの
20MBのハードディスクの箱を
喜んでつないでいた頃に較べると
信じられない小ささですね。

しかも名刺入れ2つ分強の大きさで60GBですか...。
まぁ、i-Podの大きさを考えるとおかしくない大きさ。
マンガの単行本サイズまで許容すると400GBとか...。

更に昔チップのメモリ256kBを一生懸命秋葉原で買って
コモドールAMIGAに差し込んでいたのが一昨日のような
私には隔世の感だらけです。
しかも当時なけなしの小遣いでは1MBのチップに
手が出せなかったのに...、
容量のコストダウンは指数関数ですね。

それだけを使いこなすのは結構しんどいかも。
どこに何を入れているかの階層をしっかり作らないと。
これって使われている状態...?

脳の記憶の代わりに、パソコン経由で媒体に記憶させる。
「代わり」の様で、代わりになっていない。
脳の場合はなんかの弾みで思い出して
記憶同士をつなげてひらめきになる。
パソコン経由だとそうはいかないですよね。
もっともコンピュータにひらめかれたりしたら、
鬱陶しくていやですけど。

そのうち逆に「お前さんには使われたくない」って
三行半つきつけられたりして...。

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2007年2月 4日 (日)

怪鳥タンク修理2

からっと晴れた日曜昼。
「ちょっとバイクいじっててもいいよ」の
かみさんの言葉に後押しされ、
寒空の下でのバイクいぢり。

今日は怪鳥DR800Sのタンクのガソリン漏れを
なんとかしないと。
バックボーンフレームに跨がる鞍型タンク。
フレームに跨がるあたりの溶接がはがれて
満タンにするとガソリンがにじむ。
というかそこから吹き出て霧化する。(おいおい)

根本治療のためにはタンク下部につっかえ棒をして
たわみを防止しないといつまでも応力がかかることになるけど
今日はそもそもの漏れている部分の穴塞ぎをしてみます。
Dscn1375_1
怪鳥のカウルを外して24Lタンクを降ろします。
作業台はサニトラの荷台。

漏れ始めたとき、液状ハンダ(要は接着剤)を塗布してだめで、
しばらくアルミテープで保っていたのですが、
今回はこのアルミテープの粘着材も逝ってしまった。

Dscn1376_1 Dscn1377_1 ということで、
まず粘着材を落とします。
いつもの両面テープはがし。
でも液状ハンダまでははがれない。
ワイヤーブラシでこすり、サンドペーパーで何とか
はがして地金を出します。
Dscn1379_1 ちょっとかんぺきではありませんが...。
実はまだタンクの中にはガソリンが。
タンクの角度を変えると、
すこし継ぎ目からガソリンがにじみます。

溶接機等が無いので、ここで出てくるのは半田ごて。
これなら中にガソリンが入っていても
火花は出ないから大丈夫。

Dscn1380_1
と若干イモっぽいですがハンダで隙間を埋めます。
でもこのハンダで応力を受けると、
これまたクラックが入るでしょうから、
一応念のためのアルミテープを貼っときます。
Dscn1381_1 あんまりかっこ良くないですけど、
塗装をはがしたところの錆び予防も兼ねて
覆っときます。

寒空の中、ガソリンをほぼ満タンにしてみて、
ちょっと試走。もう日が丹沢に隠れる時間。

Dscn1382_2 いつもの宮が瀬鳥居原はほとんどバイクが
いなくなっていました。
一応ガソリンの漏れはありません、
今のところ。
もう少し走ってみないと何とも言えませんけどね。

今度はタンク下の支持構造を何とかしないと。

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2007年2月 3日 (土)

中間報告

冬の白さが訪れる前に畑には緑の絨毯。
風はまだ冷たいながら、
日差しの暖かい土曜日の昼下がり。

久しぶりにMonkey-Rに火を入れてみます。
チョークを引き、キック一発。
で、目を覚ますのはさすがに
カブを祖先に持つ水平エンジン。

ただ後付けのKITACOのタコメーターが
長期放置の影響か、動きが鈍くなっていたよう。

行き先はGallinaを預けているハヤシカスタム。
今のところトップブリッジを外して
マグネシウム屋さんに渡しているので、
ガレージの奥に半バラ状態。

既に終ったサスペンション分解メンテナンスの
顛末を教えてもらう。
フロントは結構普通に分解、オイル交換できたが、
リアショックはインナーシャフトに傷がついて、
オイルにもエアが混入していたとのこと。
しかも全部バラそうにもリングが外せない構造。
結果中身を外しての清掃は不可だったみたい。
サスペンション本体の構造はWP、
ダンピング調整の機構はオーリンズのような
リアサスだったとのことですが、
次回はリプレイス品を探さないといけないのかな。

で、トップブリッジは2〜3週間かかるとのこと。
詳細の見積もりはもうしばらく。

ということで、日差しの下のMonkey-Rを切り取って
今日はおしまい。
にほんブログ村 バイクブログへDRのタンクも直さないとならないなぁ...ハンダ付けかな?

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