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2007年2月18日 (日)

EGLI

と言ってもカスタムバイクじゃありません。
これ以上際ものに手が出せるわけないじゃないですか。
単なるサラリーマンに。

曇天の土曜日。
3連休にやっちまったDR800Sのカムカバーを外してみました。

Dscn1420_1 Dscn1421_1 カムカバーを固定している
エンジンマウントを外すと
一応作業スペースが出来ます。
それを利用し、カムカバーを
固定する14本のボルトをサービスマニュアル記載の順に緩めます。
先週タペット調整したはずのロッカーアームは数10kmの走行で
既に指でガタを感じることが出来る程隙間が出来てました。

Dscn1422_1 で、御開張〜。
モリブデン含有のTYPE04オイルですが、
それだけではない黒さがあるかも...。
カムのあたり面は削れに依る光沢が見えます。

一番気になっていたのはカムを支持するジャーナル部。
Dscn1423_1 Dscn1424_1 異常摩耗している様子は無く、
とりあえず一安心か。
ここが摩耗してたら、
シリンダヘッドのアッシー交換。

とはいえ、とにかくカムシャフトは逝ってしまってます。
Dscn1429_1 手前がインテーク側。
おむすびの頂点は指で触ってわかる
筋状の傷が入ってました。
油の回り方の都合か
奥のエギゾースト側はそこまでの傷は無し。
でも表面のモリブデンコーティングは落ち、
おむすびの反対側のオイル穴は焼けたスラッジで
詰まりかけていた。かなり反省。

でカムカバー側のロッカーアームを見ると...、
Dscn1427_1 Dscn1430_1
驚愕。

本来は凸形状のロッカーアームが、
カムのあたり面で明らかに段が出来ての摩耗で凹形状。
表面は擦り傷。
奥のエキゾースト側は妙な段付き摩耗。
良くこの状態で私を家まで連れて帰ってくれました。
怪鳥への感謝と申し訳なさで締めつけられます。

この段階では部品が未到着だったので、
天候悪化もあり復元(というか仮締めで組み上げ)して
部品の到着を待ちます。

にほんブログ村 バイクブログへということで部品到着編に続きます。今週末は組めませんけど...。

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コメント

こんばんは~。
いや、このロッカーアームの削れ具合は
恐ろしいですね。
逆に何故、焼き付かないのか不思議な
ぐらいです~。

あれ?ガリーナ君&怪鳥が、お休みと
言う事は、そろそろ本格的MonkeyRの
出番ですか!?

>なみぞぅ
ロッカーアームは恐怖を通り越して
笑ってしまいました...。
もう一息摩耗が進んで凹面と接触が増えたら
たぶん焼き付きに至ったんでしょうね。
その時はカムのジャーナルも
逝っちゃってるでしょうけど...。
とにかく動いてくれててありがとうです。

バイク屋やコーヒー屋への買い物に
Monkey-Rは大活躍ですよ〜。
とりあえずノーマルのかっこが
気に入ってるので、サーキットは...、
たぶん無いです。(^_^;)ゞ

投稿: やぶいち | 2007年2月18日 (日) 00時14分

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