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2006年11月18日 (土)

ZZR1400とエリーカ

もう初冬の寒さが来てますね。
今日出張で国道16号を北上していたとき、
前方の2tトラックに3台のZZR1400が並ぶのを見て
「そうか、3台しか積めないのか...」と思った。

決してこの最新ツアラーを批判するつもりでは無いことを
あらかじめ記させていただきます。
たぶん巡航ツーリングでは快適極まりないバイクだと思います。
そしてそのパフォーマンスを活かして力強く山坂道を走れる
最新の安定性で設計されたすばらしい工業製品だと思います。
これから記すのは時代に取り残されている男の囁きです。
万が一癪に障ることがあっても一笑に伏して下さい。

考えてみると1400ccの排気量のエンジンって
一昔前のファミリーセダンの高級グレードに使われていた排気量。
(歳が判りますね...)
そんなものを現代の技術で作って更に二人乗りの小さな乗り物に
詰め込んじゃったら、そりゃ大きくもなりますよね。

そのパフォーマンスを市販するにあたって、
不特定多数のそのポテンシャルが何たるかを知らない人まで
手にするかもしれない量産の物として、
当たり前の信頼性や安全性、それなりの快適性を付加して行くと
空力の制御、電子デバイス追加などどんどんでかくなるんでしょうね。

快適性度外視(というか考えていない)、振動の塊、
一回走る毎のメンテナンスが前提の信頼性、
安全は乗る人にすべて依存という
ストイックも行き過ぎた乗り物に魅せられて
軽さひらひら立ち上がりの鼓動万歳なんて物に
浸っている私はもう時代遅れの人間なんでしょうね。

でかいことでふと思い出したのは電気自動車のエリーカ。
電気自動車として持ち運ばなくてはならないエネルギー蓄積体に
最適な構成、構造を研究した成果として誕生した乗り物。
たぶんこれも車に乗る側自身も危険に曝される物だと
自覚して乗ることが一番の安全と、
運動性や制動力は軽いことが一番なんて考えている
私はきっと電気自動車には乗れない。

二次元世界に生きるアストリア人のように
時代は既に次の次元を含めて進化しているのに
あるひとつの平面に貼り付いて生きている。
きっとエリーカを作った大学の先生からは
古い車に郷愁を感じて乗り続けようとしている私は
そんな次元の生き物に見えるのかも。

技術は人を幸せにするか。
知らないことで成り立つ幸せもある。
そんなことを考えながらサニトラを走らせていた私は、
宇宙旅行すら夢だった20世紀初頭のSFが好きだったりします。
なんのこっちゃ。

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コメント

こんばんは~!
オイラのバイク屋さんでもビックリする
ぐらいの数のZZR1400が売れてます~。
今日も峠で見てて思ったんですが
あのマッスのデカさは、ある意味では
魅力なのかもと。中途半端ではない
迫力って言う感じかなぁ。
重そうで、ちびっ子オイラには乗りこなせそうに
無いんですが、今日はちょびっとだけ
そんなことを考えてましたぁ。
並べて見ると、12Rが細く見える車体って・・・

>なみぞぅ
もう巡洋艦って感じですよね。
クルージングはきっと楽なんだろうなぁと思います。
昔スズキのRFに乗った時もでかいと思いましたが。
こうシングルばかり手にしていると、
シリンダーが4つも横に並んでいるかと思うと
それだけでもう大きさを感じてしまいます。
でも楽なんですよね、横に長いクランクシャフトの
ジャイロ効果があると。

投稿: やぶいち | 2006年11月18日 (土) 23時05分

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