打ちっぱなしからマン島TT
妻方の実家から帰ってきました。筋肉痛です。
現地で生まれて始めてゴルフの打ちっぱなしなるものをやってみたもので。
幼少期の週末の午後は団地の公園でソフトボールに興じていた自分は、バッティングセンターは時々行くことがあるものの、止まっている球相手は実は始めて。
クラブの握り方、打ち方、フォームを教えてもらい、打ち始めてみましたが、なかなかまっすぐ飛ばない。相手がいないだけに、身体のコントロールやボールに対する集中と何となく自分の内なるものとの勝負なのかなと。
スポーツニュースなんかでしかゴルフを見ないもので、そういう精神的なストイックな部分を感じることは今までありませんでした。集中してクラブを振り下ろし、一定のラインに載せてボールを打つ。単純に思えたことがやってみると意外と難しい。(まぁだからプロがプロとしてやっていけるんでしょうけど)
ゴルフの発祥については諸説あるようですが、スコットランド生まれという説を取ると、イギリス人ってそういう精神的な個人競技物が結構好きなのかなという気がしてきました。
モータースポーツで言うと2輪のトライアルは精神的な個人競技の最たるもの。コースを下見し、自分で描いたラインを如何に上手く走り抜けるか。スタジアムトライアルの見た目の派手さでしばらく日本でもテレビ放映されたこともありましたが、最近はちょっと寂しいです。今でもScottish Six Days Trial続いてますよね。
また同じイギリスってことでIsle of Man TT。以前は2台一組、今は一人ずつ、基本的に集団で走って駆け引きをしながらというGPとはひと味違うレースですよね。これってやっぱり自分の走りを徹底的に突詰めていくという世界じゃないかという気がします。(そういう世界に絶対的な速さが持ち込まれちゃっているので、公道という管理しきれないコースでの危険性から存続の問題にまで発展してしまうのでは?なんて思います。他にも運営上の話もあるようですけど...)
何でも競技となるものを突詰めていくとそういう「道」みたいなものに行き着いていくのかもしれませんが、バイクも解釈に依ってはそういうものなのかなぁと感じながら球を打ってました。
公道で年中ライン取りを考えながら走っているのも変かもしれませんが、周りの車の挙動を常に考えながら走らなきゃならない(でないと真っ先に危険にさらされるのは自分ですものね)ということで多かれ少なかれいつの間にかいろんな形で広義のライン取りをやっているんでしょうね。バイク乗りって。
三宅島TTもスピードだけじゃないそういうスポーツ性を含めて、日本のモータリゼーションの健全な発展に寄与してくれるとうれしいです。
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コメント
こんばんは!お邪魔しに来ちゃいました(^^ゞ
スポーツ心を持ってる方は他のスポーツにも「通じる」感性があるといいますから、、、でも流石ですね!打ちっぱなしからマン島TT行っちゃうなんて(^^♪ でもこれからTVのゴルフ観戦も一味違った楽しみ方が出来ますね!
またお邪魔したときはコメント残していきます!
>なみぞぅ
ZZRさん。コメントありがとうございます。
まだ筋肉痛です。(^_^;)
やってみないとわからないことがまだまだあるなぁと感じました。
けど時間とお金を考えるとやっぱりヘルメット片手にジャケットとブーツを纏ってしまいます。
これからもよろしく御願いしますね。
投稿: (ビビリ)ZZR | 2006年8月20日 (日) 03時39分
おはようございま~す。
おぉぉ、こちらにはZZRさんが
いらっしゃいますね。
みんなブログを通じて繋がっていくのは
嬉しい事ですね。
オイラ、ゴルフは苦手です。
一度だけコースに出た事があるんですが
もう一日中、マラソン!(爆
疲れ果てました・・・
マン島は今年は悲しい事が
ありましたが、公道を走る最高峰と
して存続して行って貰いたいです。
きっと、前田さんもそう願ってると
信じてます。しっかし、マン島は
日本では全く放送とか無いですよネェ!
>なみぞぅ
やぶいちさん、こんばんは。こう少しずつ広がっていくのはとても楽しいものですね。リアクションをいただけるとすごくうれしいですし。
バイクの方が手がかかりますので、当面ゴルフにのめり込むことは無いかなと思います。
TV中継も公道レース故二の足踏むんじゃないんでしょうかね。でもモナコは中継してますか...。Le Mans(一部公道ですよね)も中継してましたね。効率的な移動体、少数派に対する理解が日本では乏しいからでしょうかね。
投稿: やぶいち | 2006年8月20日 (日) 09時59分