覚醒の序章(市役所編)
どのくらい眠っていただろう...。
軒下は雨風を防ぐには心地よい...。
もう昔のことを忘れてしまったようだ。
高鳴る鼓動は今は鳴りを潜めて久しい。
それは突然朝やってきた。
眠りを覚まさぬように静かに。
私の背中から何かをはがす。
それは私を地に降ろすための札...。
もう少し期待を持たせるような展開にしようかと思ったんですけど、この写真だとこいつがなんだかわかってしまいますね...。
と、いつもに無いオープニングにしてみたものの、あんまり慣れないことはするもんじゃないですね。
そうです。もう一台の単気筒を復活させるべく、まずは登録をしようと。
昔の住所の浦安市ナンバーを外し、現住所の座間市ナンバー取得をする。それが平日一日を夏休み前に付けた目的です。
よせばいいのに昔の知り合いにお披露目しようとGallinaでナンバープレートと書類を背負って東に向けて走り出します。
朝です。
お盆休み前です。
東京方面に向かいます。
そうです渋滞です。
R246, R16(保土ヶ谷バイパス)、首都高湾岸線、ずーっとと言っていい位渋滞。気温はさほど上がってませんが、だんだんだんだん両くるぶしの間から、そしてシートの下からとんでもない熱が立ち上ってきます。
なんとか走れるものの、恐ろしく快適とは遠い世界です。つばさ橋から空港中央あたりまで多少流れたので風を通しますが、料金所前の渋滞でまた同じ状況。なんとか浦安までたどり着きます。
久しぶりに訪れる浦安市役所。今の市の規模からすると結構良心的な箱の大きさかもしれない。庁舎2階の市民税課に行って外したナンバープレートを登録書を渡して廃車手続き、継続して再登録するための廃車証を発行してもらう。
88年に登録してそれからずっと付いていたナンバーなのでかれこれ18年...。
さらば若き青春の日々よって言うと大げさかな。
で、船橋のお寺によって御墓参り。お盆前に。今年はなんだかんだでお彼岸に行けなかったので。
その足で昔よくお世話になったセオサイクル西船店によってみた。このお話は長くなるのでまた別途。
浦安の実家にちょっと寄ってコーヒーを飲んで、帰路に付く。
千葉から神奈川に向かう西向きの道のり、だんだん空の色が怪しくなってくる。夕立が心配でしたが、とりあえず降られる前にと多少スロットルをあおる。
ところがやっぱり狩場線の途中から保土ヶ谷バイパスにかけて渋滞。だんだんスロットルレスポンスがおかしくなってくる。「これってパーコレーション?」と止まろうとする低回転域をだましだまし渋滞路を縫う。でもハーレーの方が先に音を上げてました。
とにかく冷やすための風をくれと、回遊するマグロのようにひたすら止まらないように走る走る。
座間の市役所には4時過ぎに到着。今の市の規模を考えると...ちょっと立派過ぎ?
登録抹消の印の押された浦安市の登録証を渡し、座間市の登録証に必要事項を記入して待つことしばし。
新しい座間市ナンバーがもらえました。
なで肩の浦安ナンバーから長方形の座間ナンバーに。どんな形であれ何となく新しいナンバーってちょっとうれしい。
こんにちは老いて尚(ってほど歳とってませんが...)未だ青春の日々よ、って浸ってみたりして。
これからが本番です。そして今日の教訓、Gallinaで渋滞しそうな都市部には行かないようにしよう。
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