Never ending story
それは終戦の日、黙祷を捧げた後、Gallinaのシートカウルを外そうとした時から始まった。
あれ?チタンボルトが一本無い!!!
そう、15年前に市場小売価格がスズキアルト6台分強だったGallina TGA6S1はそこかしこにそれなりの部品をおごられていたのです。3年前に自分の手元に来て始めてシートカウルを外した時に感動させてくれたチタンボルトだったのですが一本無くなってました。
ここのところ乗ることが主で、メンテナンスが駆動系等にちょっと偏っておろそかになってました。大排気量のシングルなのでこまめな増締めが必要というのはわかっていたのに...。月曜日の爆走奥多摩急襲がとどめでどこかで落としてしまったのでしょう。
ため息まじりで始めたメンテナンス。
キャブは(たぶん)問題なく加工終了。
で復元しようかなと足下を見てみると...
シフトペダルの悪夢再び。
オフセット用のスペーサーとして加工したアルミ棒、シフトレバー側を固定していたM5のボルトが外れかけていた。ねじ止め剤はがんばってくれていたけど、アルミのねじ山が負けていた。ペダル操作時の力はすべてその部分に掛かる。
月曜日の山の中で脱落しなかったのは神の恵み。(@o@)
ため息重ねて復元、シートカウルを付けようとすると...。
バッテリー後方に固定されていたCDIユニットを止めていたと思われるブラケットが折れている。もともと自分の手元に来た時から、バッテリー含めなんか怪しい配置になってましたし、このユニットの片側はタイラップで無理矢理付けられてましたので、シングルの振動で切損するのは当然の結末か。
とりあえずブラケットの切れ端を外してタイラップで固定はしてみますが、もともとバッテリーもひん曲がって付いているので、この際キチンとした位置に固定するためのブラケットを作ろう。CDIユニット用のブラケットと併せて。
ということでとりあえずチタンボルトの代用になるようなM8×20のボルトを買ってみました。一本残っていたボルトとの質量比較です。
約半分。塵と言えば塵。
このバイクらしさをと考えるとチタンに手を出してしまいそう...。でも一本1730円也かぁ。はぁ...。
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コメント
うわっ! 振動が凄いと緩みの
チェックは大事ですね。
それにしても、よりによって
チタンビス・・・買えない金額じゃ
無いけど、高いんですよネェ。
何個か一度に買うと・・・(ガクガクブルブル
>なみぞぅ
やぶいちさん、おっしゃる通り買えない金額じゃないだけに悩みます。シートカウル固定のビスなので、機能としてその堅さが必要なわけじゃないですが、そうはいってもバイクの重心から離れた場所という言い方もありますし...。
軽くなる財布の分も考えると軽量化の効果2倍ですかね。(笑
投稿: やぶいち | 2006年8月16日 (水) 14時58分