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2006年8月30日 (水)

あこがれのバイク

今職場にアメリカ人が来ています。そいつも多分に漏れず乗り物好きです。
やっぱりアメリカ人故V8エンジン、加速、最高速が重要です。

で、「次は何のバイクを買うんだ?」と質問してくるのですが、もうある意味憧れのバイクを手にしてこつこつと楽しんでいる自分としては「とりあえずは満足」と回答。車で言えばGallinaはさしずめLamborghini Jotaって感じなんて思っている自分としては、もう永〜く楽しむ盆栽を手にした感じ。
「じゃDR800Sを手放して、隼だ」なんて言ってくるのですが、もう無視です。15年も連れ添ったらそう簡単には手放せません。

で、何か「しいてほしいバイクがあるとしたら」という話になったので考えてみました。無条件で欲しいバイクがあったらなんだろうと。

思いを馳せた結果は、
LAVERDA 1000 V6
NORTON F1
すいません、とんでもない選択で。

ラベルダは'92年(?)のGWに筑波で開かれたトランスエコーに来てました。
見に行きました。
思ったよりコンパクトな車体にそのほとんどを占めるランボルギーニ製V6エンジン。バンクを覆うためのちょっと広めのカウルに耐久レーサーの証の巨大なヘッドライト。
サーキットを走ると野太い音とのびる回転。しびれました。
当時の8mmビデオに収めているはずなのですがどこに行ったことやら。
2004年になんかのイベントで走っているようですが、実動する車両は1台なのでしょうかね...。

ノートンF1はロータリーエンジンレーサーレプリカ。'88年あたりのマン島TTで走ってました。レシプロでは縁が無いような甲高い破裂音を伴うエギゾーストノートがVTRを通しても感じられました。
ちょっと前にeBayにとてもきれいにレストアされていた物が出ていましたが、やっぱり結構な値段。さすがに手は出ません。国内にも何台かあるんでしょうかね?

ちょっと際ものばかりを並べてしまいましたが、あと二台忘れてました。ちょっと思い出のバイクって感じですけど、
オリジナルのDucati 900 MHRと、ベベルのDucati 900SS
今のなみぞぅを作ったのは多分この2台。
子供の頃東名高速のトンネルで爆音とともに車の後ろにあっという間に追いつき、後ろの席で退屈そうにしていた自分の相手をしばらくしてくれていたらしい。颯爽と登場し颯爽と去っていったその時のロケットカウルを今でも思い出します。

皆さんにとっての憧れの、そして思い出のバイクって何ですか?

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2006年8月28日 (月)

キャブいぢり途中経過

急に涼しくなりましたが、今日は月曜、会社です。

ところで夏休み中にGallinaのBST33キャブピストンバルブの開度アップを目標として負圧穴径をいじりましたが、その試走をまだしてませんでしたので、ブラケットを直した日曜日にちょっと走ってみました。

エンジン始動からちょっと走ってみて...
うーん何となく低回転のコントロールがしやすくなっているかも。特に2500rpmくらい。

もうちょっと走ってみて...
おそらく低回転域から力が出ているのか中回転域でも十分回っている感じがする。でも高回転に向けてぐぅぅと引っ張っていく感じが乏しくなったかも。

さらにもうちょっと走ってみて...
どうも、排気音がうるさいぞ?
いつもよりちょっと開度が大きくなっている状態?
パーシャルから加速に向けて少しスロットルを開け始めたときの排気音の変化が常にある感じ。確かにバタフライの開度を同じとしても、ピストンバルブの開度は大きくなっているはず。つまり今までのパーシャルよりより多くの燃料を飲み込んでいる→爆発が大きい→音が大きい。

宮が瀬に向かう田んぼの中の道で...
電線にとまっている100羽近いスズメ達。脇を走ると一斉に飛び去る。鳥避けの空砲より大きい音らしい。うーん。

いつもの宮が瀬をちょっと流してみる。
何となくいつもよりスピードが乗っていた気もします。
さらに以前よりそんなにスロットルに気を使わなくても加速しているかも...。グズる感じは少なくなっているような気はしました。

とりあえずなんか盛り上がりという点では、面白みが減ったかもしれません。もう少しプラグの具合を見ながらニードルのクリップ位置等をいじってみようかと思います。
もう少し音も小さくしないといけなさそうです。はぁ。

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2006年8月27日 (日)

Gallina バッテリーブラケット再生

夏休みの宿題、いつも考えすぎて工作を作るのは最後の最後でした。え?他の宿題...?最後の最後の最後です。

ということで、夏休みは過ぎてしまいましたが、8月最後の日曜日。天気も今ひとつだけど雨は降りそうにないので、工作にふけることにしました。

今日のメニューは、
Dscn0797
(1)CDIユニット固定ブラケットの製作と
(2)バッテリー搭載位置の適正化。

昔の雑誌記事をながめてみるもののこの部位をクローズアップしている写真は無い。最も'91年当時の記事に使われているGallinaもなんかCDIユニットをタイラップで止めていたっぽい。

Dscn0798 とは言うものの、遠目で見た広報車の Gallinaもさすがに2点きちんと固定されていた。今の自分のはトホホな1点無理止め。この下側固定点を無理矢理使っているためにバッテリー全体がひん曲がって付いてしまっている。

よってこの固定点を使うのをやめ、右側ブラケットとバッテリーブラケットをリベットで固定することにしました。

Dscn0799まずバッテリーブラケットを車体から外し、元々付いていたCDIブラケットの残骸をむしり取ります。一応むしり取った後は金槌でたたいてバリをつぶしておきました。
(後で考えてみると、量産品はスポット溶接で付いているので、スポット点をもんでしまう方がブラケットを跡形無く取り除けたんだ!ちょっと失敗。そっちの方が軽量化できたし...。)

Dscn0800 でもって、毎度得意のアルミ板細工。一番左のは元々Gallinaに付いていたブラケットで、下側の固定点を切り取ってしまいました。
左の二つはホームセンターで買って来たアルミ板から作ったCDIユニット固定用のブラケット。寸法は一か八かの現物合わせ。
今回2種類のアルミを金ノコで切ることになりましたが、元々Gallinaに付いていたブラケットのアルミ材はやっぱりちょっと硬かった。
(アルミだからたかが知れてますが。)
やっぱり素材も選んで使っていたということかなぁ。
(というよりホームセンターの素材を使う方が間違ってるかなぁ...。すいませんロベルトさん)

Dscn0801 Dscn0802 で、CDI用ブラケットを曲げてリベットで固定します。外側から打つ方が楽で見栄えもいいのですが、バッテリー側にリベットのしっぽが出っ張るのは怖いので、箱の内側から打ちました。
Dscn0804
こんな感じ。
首振りのリベッターがこんな時に役立ちました。

Dscn0803 続いてシートフレームへ固定するブラケットをリベット固定します。ここはちょっと荷重がかかると思ったので5点固定しました。結構無理やりですが。真ん中の一点はちょうどスポットの上だったという失敗穴です。

Dscn0807 で組み立て。
一応バッテリー下端線とシート座部分のアルミ板後端が平行に近くなっており、バッテリーが中心線に直交して搭載できるようになりました。

Dscn0806 CDIユニットの方もそれらしくボルトナットで固定できました。
何となくすっきり。
まぁめでたしめでたしです。

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2006年8月26日 (土)

横浜うろうろ

今日はどんよりとした雲がかかっていたうちの周り。最近天気予報は難しいようですが、明日の午前中も天気は怪しそうです。(いつもの山坂道、箱根の山の空模様はここでチェック、夜やると真っ暗ですが...)

ところで土曜日の午後に車でですが、横浜界隈に出て大黒ふ頭をうろうろしました。日産の横浜工場ゲストホールを覗いてみました。
元々の日産自動車本社。
戦前の建物の雰囲気ぷんぷん。
この頃ってやっぱり日本全体が西洋文化を上手く解釈し、近代日本はどうあるべきかを作ろうとしていた気がします。

エンジンについては、大戦をはさんだ復興、高度成長に合わせて、今度は技術をどんどん発展させていった姿がちょっと伺えたかなと。(日本全体としては文化が置いてけぼりを食っていったような気もしますが...)

で、日産横浜ゲストホール周りの大黒ふ頭。
大黒ふ頭というと何となくパーキングエリアが真っ先に浮かんでしまいますが、古い埠頭の方は端々に黎明期の日本の工業とその時代を感じさせる建造物がちらほらしています。
通りすがりの日本ビクターも圧巻でした。

今度天気がいい時にのんびり訪れてみようかと思います。
モンキーRでがいいかな。

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2006年8月23日 (水)

シートカウル位置

夏休みはもう遥か彼方...。さらば黄金の日々よ。

と現実に引き戻されながら、これで屋根付きのガレージでもあれば平日の夜にこつこつとなにかできるんですがねぇ。そんなことした日にはかみさん口きいてくれ無いかもしれませんが...。

週末の思い出しネタですが、青空工房の課題がひとつ増えてました。
Dscn0786 Gallinaのシートカウルの固定点、無荷重で少し下に落ちてます。これはボルトで固定した時にシート座面への荷重がこの固定点にかかっているということ。固定点周りの塗装にひびが入っているのは、過去のオーナーの誰かが左側でこけた影響もあるようですが(左側のヒビが多いので)、おそらくシートの荷重を変形して逃がしているおかげが多少はあるかなと。

Dscf1953_1 シート荷重は本来サブフレーム上の発泡ゴムで受けるのですが、どうも隙間が出来てしまっているみたい。
ということでこの発泡ゴムの板厚を増して荷重を受ける構造に戻さないとカウルに負担がかかり続けてしまいます。

いかんせん、FRPカウルも一品ものみたいな物なので、現状を維持、補修していくしかなさそうですから。
塗装も必要になってくるのでしょうけど、何色かタッチペンを混合しないとならないんでしょうかねぇ。


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2006年8月21日 (月)

シフトレバー組み付け

永遠の夏休みなんて無い...。現実に引き戻される前に少しでも夏休みのGallinaの損傷を戻しておこうと、作成したシフトレバー装着をしました。

Dscn0782 カウルを外して、レバーを装着。位置は今まで通りの位置になるようポンチで位置合わせをあらかじめ打っておきました。
まだスペーサー代わりのボルトは嵌めてません。

Dscn0783 Dscn0784 でスペーサー代わりのM5穴付きM10ボルトを組みます。ちょっと反則ですが厚さが足りないのでスプリングワッシャを2枚入れてます。一応ゆるみ止めを縫って締め付けます。
組み付けてみるとやっぱり偏心しているのがちょっと気になりますね。

Dscn0785 ボールジョイントのリンクロッドを組み付けて一応完成。これまでのアルミスペーサーに較べるも無く明らかに剛性はあります。
ちょっと期待。でもここで日没。

おまけの話。
その1:今日いつも使っている作業台に変わる作業台を近くのホームセンターで買って来て作りました。ねじ、ボルトどころかドライバー、レンチまでセットになっている物で1750円。組み上げてみました。
Dscn0778 わかりづらいかなぁ...。
木ねじ、普通に組み付けただけなんですけどね、プラスの部分からねじ頭に4箇所クラックが入ってます。普通はねじ穴が先に負けちゃうんですけどね。さすがは中国製。

その2:
なんで作業台を買ったかというと、庭に置いている作業台をどけられない理由が生じてしまったからです。
Dscn0787 わかりづらいかなぁ...。
庭に時々遊びに来ていた猫が子連れになって、作業台の裏に住みついてしまいました。新しい作業台と併せて授乳期用のえさも買ってしまいました。ははは。(^_^;)ゞ

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2006年8月20日 (日)

打ちっぱなしからマン島TT

妻方の実家から帰ってきました。筋肉痛です。
現地で生まれて始めてゴルフの打ちっぱなしなるものをやってみたもので。

幼少期の週末の午後は団地の公園でソフトボールに興じていた自分は、バッティングセンターは時々行くことがあるものの、止まっている球相手は実は始めて。

クラブの握り方、打ち方、フォームを教えてもらい、打ち始めてみましたが、なかなかまっすぐ飛ばない。相手がいないだけに、身体のコントロールやボールに対する集中と何となく自分の内なるものとの勝負なのかなと。

スポーツニュースなんかでしかゴルフを見ないもので、そういう精神的なストイックな部分を感じることは今までありませんでした。集中してクラブを振り下ろし、一定のラインに載せてボールを打つ。単純に思えたことがやってみると意外と難しい。(まぁだからプロがプロとしてやっていけるんでしょうけど)

ゴルフの発祥については諸説あるようですが、スコットランド生まれという説を取ると、イギリス人ってそういう精神的な個人競技物が結構好きなのかなという気がしてきました。

モータースポーツで言うと2輪のトライアルは精神的な個人競技の最たるもの。コースを下見し、自分で描いたラインを如何に上手く走り抜けるか。スタジアムトライアルの見た目の派手さでしばらく日本でもテレビ放映されたこともありましたが、最近はちょっと寂しいです。今でもScottish Six Days Trial続いてますよね。

また同じイギリスってことでIsle of Man TT。以前は2台一組、今は一人ずつ、基本的に集団で走って駆け引きをしながらというGPとはひと味違うレースですよね。これってやっぱり自分の走りを徹底的に突詰めていくという世界じゃないかという気がします。(そういう世界に絶対的な速さが持ち込まれちゃっているので、公道という管理しきれないコースでの危険性から存続の問題にまで発展してしまうのでは?なんて思います。他にも運営上の話もあるようですけど...)

何でも競技となるものを突詰めていくとそういう「道」みたいなものに行き着いていくのかもしれませんが、バイクも解釈に依ってはそういうものなのかなぁと感じながら球を打ってました。

公道で年中ライン取りを考えながら走っているのも変かもしれませんが、周りの車の挙動を常に考えながら走らなきゃならない(でないと真っ先に危険にさらされるのは自分ですものね)ということで多かれ少なかれいつの間にかいろんな形で広義のライン取りをやっているんでしょうね。バイク乗りって。

三宅島TTもスピードだけじゃないそういうスポーツ性を含めて、日本のモータリゼーションの健全な発展に寄与してくれるとうれしいです。

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2006年8月18日 (金)

帰省中

おはようございます。
帰省で千葉の実家に帰っております。
かみさんと猫も一緒なので車です。

ちょっとバイクはお預けです。

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2006年8月17日 (木)

対決ステンレス!

台風来そうで来ない、週末に向けても天気は悪そう。水曜日朝のあかさたな占いで私の本名のや行は最低。(改めて見てみるとハンドルネームのな行でも9位だった...So what ?)

とにかくシフトレバーをなんとかしないことには天気が良くなってもGallinaに乗れないじゃないですか。ということで大鉈を振るいます。

これまでの経緯を振り返ると、
うちに来たとき仕様)
シフトレバーにM5のタップが切ってあり、M5x25のボルトにナットを噛ませてリンクとオフセットさせていた。
→レバーのネジに噛む部分でボルトが繰り返し折れる。シフト操作時にボルトを引っ張りながら曲げる力が入力されるため。M5の太さのボルトで支えるのは限界。

5月連休から月曜日まで仕様)
ボルトに曲がる力が入ることでボルトが折れることから、曲げの力が加わらないよう座面の広いスペーサーを作成し、M5ボルトで固定。(製作の過程はこちら
→ねじ止め剤の併用で結構な期間何事も無く使えましたが、月曜日アルミスペーサーの雌ネジ山がねじ止め剤ごとむしり取られました。座面拡大は有効な手段であったものの、シフトチェンジ時に入る引っぱり気味の繰り返し入力にアルミに立てたM5ねじ山の強度が追っ付かなかったんでしょうね。

よって対策は

  • ねじ径をアップする
  • アルミより固い材質をスペーサに使う

(でもリンク側はユニバーサルジョイントをそのまま使うのでM5も必須なのです。)

Dscn0736そこで買って来た材料はこちら。
M10x20のステンレスボルト、ナット、ワッシャのセット。
(写真はシフトレバーと壊れたアルミスペーサーと一緒に撮影)

Dscn0737つまりレバー側に固定するのはM10のねじ。M10であればボルトの中に穴をあけてM5の雌ねじを切るには十分と考えた次第。ステンレスであればアルミに較べて重いけど強度は十分なはず。

にほんブログ村 バイクブログへそこまでやるんだったらなんかM5雌ねじ付きのボスを溶接すりゃ...なんて声が聞こえそうですが、溶接機持ってないし...とにかく火がついてしまったんです。止まんないんです。ついでにポチッとです。

Dscn0738 Dscn0739 まず首下20mmは長過ぎるので、12mmくらいに切断します。切断面はヤスってネジ山を復元、且つバリを落とし、穴開けようのポンチを撃ちます。

Dscn0741

続いてボルトの真ん中を狙って4.2mmの貫通穴を開けます。なんだかんだで15mm以上の深さの穴をステンレスにあけるのですが、どうしても人間ボール盤では限界があります(というかおそらく危険な領域でしょうね)。なお穴をあけ終ったボルトはとんでもない温度になってました。切削油代わりのスプレーオイルもどんどん蒸発するし、最後水に入れるとジュッって言って、周りはグツグツなってましたから。

Dscn0740両側から真ん中を狙ってなんとか穴をあけた右側のボルトは、なんかそれなりの見栄えですね。ははは。今となっては悲しい笑いです。

続いてこの4.2mmの穴を下穴としてM5のタップを立てます。

Dscn0743水曜日の占い。「相性の悪い行はタ行」。タップ...タ行でした。
会心の出来の真ん中に穴の空いたボルト、ちょっと油断しました。これまでタップを立てて来た相手はアルミがほとんど、鉄を時々。ステンレスは始めてだったのですが、ペースを誤りました。

こうなると悲しいかなタングステン鋼の固さが恨めしいです。どうしようもないです。あきらめました。もうひとつのちょっと穴がオフセットしたボルトにもう一回タップを立てます。

水曜の占い「初心に戻ることで、ハプニングを乗り切っていけるでしょう」...はい。タップも粗目から中目、仕上げと順繰りにします。とホームセンターで改めてタップを購入し、再挑戦。もうじわりじわりとねじ切りを進めます。それこそ30度程度回しちゃ戻しの繰り返し。さらに粗目→中目→仕上げ→粗目...を繰り返すことでなんとか有効ねじ深さ6mm強(7山)を確保しました。タップってちょっとねじ切ってちょっと戻す時の戻しでゴリゴリと削るんだなぁと改めて実感。今までの柔らかい材料との違いを勉強させてもらいましたよ。

Dscn0750Dscn0751続いてレバー側の加工。ステンレスに較べると鋼も柔らかくと厚さも薄いので(とはいっても4mmくらい)8.5mmの下穴開けもM10のタップ立ても楽なものに感じられました。気は使いますが。

ということでとりあえずシフトレバーとして使えそうなものの準備は出来ました。これでだめなら、再度レバーの穴を揉んで潔くM5のロングナットかなんかを溶接してもらうか、オフセット量の近いシフトレバーを探して穴をあけるだけにするかします。

にほんブログ村 バイクブログへなにより一回ステンレス相手に加工をしてみたかったんですよ。道具無しで苦労するのもまた楽しです。でも怪我には気をつけないと。保護眼鏡は手放せません。まねは...御勧めしません。きちんと道具を使って下さいね。

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2006年8月16日 (水)

Never ending story

それは終戦の日、黙祷を捧げた後、Gallinaのシートカウルを外そうとした時から始まった。

あれ?チタンボルトが一本無い!!!

そう、15年前に市場小売価格がスズキアルト6台分強だったGallina TGA6S1はそこかしこにそれなりの部品をおごられていたのです。3年前に自分の手元に来て始めてシートカウルを外した時に感動させてくれたチタンボルトだったのですが一本無くなってました。

ここのところ乗ることが主で、メンテナンスが駆動系等にちょっと偏っておろそかになってました。大排気量のシングルなのでこまめな増締めが必要というのはわかっていたのに...。月曜日の爆走奥多摩急襲がとどめでどこかで落としてしまったのでしょう。

ため息まじりで始めたメンテナンス。
キャブは(たぶん)問題なく加工終了。
で復元しようかなと足下を見てみると...

Dscn0725 シフトペダルの悪夢再び。
オフセット用のスペーサーとして加工したアルミ棒、シフトレバー側を固定していたM5のボルトが外れかけていた。ねじ止め剤はがんばってくれていたけど、アルミのねじ山が負けていた。ペダル操作時の力はすべてその部分に掛かる。
月曜日の山の中で脱落しなかったのは神の恵み。(@o@)

ため息重ねて復元、シートカウルを付けようとすると...。
Dscn0726 バッテリー後方に固定されていたCDIユニットを止めていたと思われるブラケットが折れている。もともと自分の手元に来た時から、バッテリー含めなんか怪しい配置になってましたし、このユニットの片側はタイラップで無理矢理付けられてましたので、シングルの振動で切損するのは当然の結末か。

Dscn0730Dscn0727 とりあえずブラケットの切れ端を外してタイラップで固定はしてみますが、もともとバッテリーもひん曲がって付いているので、この際キチンとした位置に固定するためのブラケットを作ろう。CDIユニット用のブラケットと併せて。

ということでとりあえずチタンボルトの代用になるようなM8×20のボルトを買ってみました。一本残っていたボルトとの質量比較です。
Dscn0734 Dscn0735 約半分。塵と言えば塵。
このバイクらしさをと考えるとチタンに手を出してしまいそう...。でも一本1730円也かぁ。はぁ...。

にほんブログ村 バイクブログへ再び青空ガレージに入庫です。古い雑誌と再び格闘。乞うご期待。(なんちゃって)

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2006年8月15日 (火)

BST33いぢり

今朝は涼しくて目が覚めた。外からは濡れた路面を蹴る車の音。昨日の疲れを癒すにはちょうど良いと休んでいると、天気は曇りの小康状態。

箱根、奥多摩と走ってGallinaのパーシャルスロットル〜低開度時のぐずつきがとても気になってます。クリップで出口に向けて「よぉぅし」という「ぉぅ」のあたりで”ボ、ボッソ”という感じになるのです。エアクリーナー無しのスーパーカブ(中古、私の最初の二輪車)と、TLR250R(初期型、スノーモービルエンジン公道トライアラー、私の最初の中型バイク)でのトライアルとで身につけたスロットルワークでもどうやってもだましきれない。これはやっぱりキャブだよなぁと常々思いながら走ってました。

ぐずつきは明らかに良く燃えていない証拠。
Gallina TGA6S1のキャブはDR800Sと同じ負圧式のBST33が2個。ノーマルの#130に対し#150とばかでかいメインジェットを装着、それ以外のパイロットジェット周りもいじってあります。(パイロットの方は固着してばらせないのでとりあえずそのまま乗ってますが)

奥多摩からの帰り道、ぐずつくパーシャル域とスロットルで会話をしながら原因を考えていくと、負圧式キャブはバタフライで空気量を制御して間接的にピストン開度を制御するもの。しかもピストン開度は通過風速(その時の発生負圧)で勝手に決まる。もののキャブセッティングの本ではスロットル開度(=ピストン開度)で各ジェットの寄与度が書いてあるけど、勝手にピストンが開いている負圧式では少ないスロットル開度でもあるタイミング(吸気時)にそれなりのピストン開度になっているはず。うーんめんどくさい。

また逆にスロットルを開けているつもりでも思ったよりピストンが動いていないことだって考えられる。ピストンの動きが悪くて空気を思ったより吸えず、大きなメインジェットからの燃料はそれなりに吸い出されてるとすると...、
Dscn0724
黒く煤で覆われるプラグも納得できるじゃないか!
きっとそうだ、そうに違いない。

そうと決まればDR750Sでピストンバルブ開度をいじってた方の記事を思い出し、参考にさせてもらいながらドリルを手にします。
Dscn0719 まな板の上のピストンバルブ。ノーマルの負圧吸入孔は2mm強、これを記事に倣い4.2mmにしてみます。結果的に裏側の構造上最大径が4.2mmなんですね。

Dscn0722 で、4.2mmに径を増したピストンバルブ。2個のキャブの片側だけ穴を大きくしたバルブを装着してエンジンを始動。ブリッピングをしてみると、明らかに2倍くらいピストン開度が増している。これは明確な違い。

ということで両側のキャブに同じような加工を施します。
ダイノジェットなどの話を聞くとこの時にピストンを戻すスプリングも弱くして開度調整をするとのことですが、ノーマルのスプリングでも明らかに開度が変わっていること、弱くしたスプリングがシングルの負圧に負けてピストンが貼り付き戻らない何てことになった日には目も当てられないことになるでしょうから、スプリングはそのままで組み上げます。

Dscn0723 タンクまで外したついでにプラグも清掃。
天気が良ければ夕方前に試走でもしようか、と車体の復元に取りかかると...。
(発散するのでとりあえず続く)

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尚、本文中の改造は何らかの効果を保証するものではありませんし、今の段階自分も効果を確認できてません(^_^;)ゞ。
吸気系のをいじる加工になりますので、場合に依っては改悪となることも十分考えられますし、異物混入等の取り返しのつかない不具合を併発する可能性もあります。もしも本記事でいじる気になってしまった方がいらっしゃいましたら(いないと思いますが...)、事前に行きつけのショップ等専門家に相談するとかした方がよろしいかと思います。
何らかのことが起こってしまっても、当方としては責任を負えませんのでご了承ください。m(_ _)m

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2006年8月14日 (月)

ひまわり 〜半開〜

奥多摩からの帰り道、家の近所は雨がまだ降らないことを確認し、ひまわり畑を覗いてきました。
Dscn0714 区画毎の苗種タイミングが如実に出ている感じで、一部は咲き始め、一部はうすら黄色の花びらが少し見え始めている様な状態。
あさってくらいにはまっ黄色になるでしょう。
開花情報や場所の情報はこちら

でも座間市のホームページで、ひまわり広場に関する情報のリンクが全部切られているのは何故だ?

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トラトラトラ

迎撃に出るという記事に誘発され、攻撃は最大の防御(って何衛んだか...)とばかりに、朝早く眠い目をこすりながら(という気分で)いつもの宮が瀬からさらに北上しました。

そうです、奥多摩に行って参りました。
6時過ぎに出発。静寂の盆休みの朝にGallinaの火を入れることはちょっと気が引けましたが、なるべくおとなしく素早く去るということでとにかく大通りに速く出ます。
宮が瀬から北上、R413に一瞬乗って藤野から上野原に出ます。R20をちょっと走って桧原村に向かう道に入ります。甲武トンネルを経て檜原街道を都民の森方面に向かいます。

Dscn0711 奥多摩周遊道路は8時からオープン。7時45分くらいに都民の森駐車場に到着。バリケードが開くのを待ちます。
周りには結構バイクが出てました。また檜原街道からこの駐車場までを何往復もしている方々もいらっしゃいます。山にこだまする集合管の音。オフ車はちらほらいるものの単気筒はやっぱり異色か...。

で、ゲートオープン。みんな一斉に動き出すのかと思うとそうでもないんですね。駐車場に入らずに道路側で待っていた数台のバイクは行ったものの、駐車場で真っ先にエンジンをかけたのは自分だったような気がする。

とにかく縦目のDucatiが今日のターゲット。
途中ですれ違うか、駐車場に停まっているか、別に待ち合わせしているわけではなくこちらから勝手にSurprise Attackかけてるんですから。探しもって反対側の奥多摩側に向けて走り出します。地元スペシャルさんに追い回されたらたまったもんじゃないので、それなりのペースで駆け抜けてきます。

途中月夜見他何箇所かの駐車場、山のふるさと村の入り口交差点と通り過ぎ、先に入った車も道を譲ってもらえたか、駐車場に入っていたかで追い抜き、檜原側からの最初の下山車になった気がします。その間縦目ドゥカの姿は無し。途中コーナーのクリップあたりで突然舗装が変わる(しかも通常舗装から格子の入った舗装に)路面にビビりながら奥多摩湖畔の道に入ります。

奥多摩湖畔を流して確かでかい駐車場があったはずと大麦代の駐車場まで。駐車場にとりあえず停めて持ってきたパンを頬張りながら、売店で買った小岩井カフェオレを流し込み、駐車場沿いの道路を眺めてました。(朝一だと一軒しか開いてないんですね。)

すると、大麦代トンネルに轟く乾いた爆音。
次の瞬間トンネルから解き放たれるイタリアンレッド。
黒の上下と光り輝くエキゾースト。
遠慮しがちに付いてる保安部品。
向こうもこっちを見てるじゃありませんか。
やぶいちさん登場です。
Dscn0712 光り輝くピカピカの749R。

やぶいちさんもアメリカンドッグと飲み物を摂りながらバイク談義。Gallinaは1/1レジンモデルということで合意。カウルがかっこをなしている間複製をという絶滅種の維持の会話も交えながら。

その後、やぶいちさんに引っ張ってもらうかっこで再び奥多摩周遊道路へ。途中のトンネルに2台が入るととんでもない音になってました。しばらくおとなしく車の後ろを走っていたかと思ったら、途中で抜いてった空冷900SS(withテルミニョーニ?)を追う追う。でも後ろから安心してみてられました。2台とも無理してる感無く。でも結構テールが上下に振れるんですね749R。
という話を途中月夜見(?)の駐車場で立ち話。

今日はほどほどの気温で良かったです。が、少し黒い雲がこの頃からでてきます。
その駐車場でやぶいちさんとお別れ。
私は来た道を戻りました。

Dscn0713 再び都民の森の駐車場。10時くらい。日差しがだんだん強くなってみんな日陰を求めてました。小休止を取って檜原側に向けて下ります。
結局地元スペシャルさんには追いかけられること無く、平穏無事に奥多摩を後にします。

再び甲武トンネルをくぐって山梨県側へ。この一瞬だけ空気が違いますね。甲府盆地熱い

で来た道を戻るつもりがどっかで一箇所曲がるのを間違えたらしく、とんでもなく上流の道志ダムを通ってしまいました。おかげで退屈なR413を15分くらい走るはめになってしまった。おかげで道覚えました。

この辺りから狐の嫁入り。太陽は見えるがぱらぱらと降り始める。だんだん粒は大きくなるし、その向こうにはちょっと暗めの雲が見えてたりしたので「たのむぅもう少し待ってぇ」と家路を急ぎました。でも結局家の周りは全然降ってなかったんですけどね。

12時くらいに到着。全行程約180km。
ということで奥多摩急襲作戦はとりあえず成功(?)。また遊びにいきますね。

にほんブログ村 バイクブログへなんだかんだで家にある乗り物は全部絶滅危惧種...。

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2006年8月13日 (日)

覚醒 〜雷鳴編〜

”心地よい寝床から叩き起こされたのは土曜日の午前中。
どんよりと曇った空の下だった。
永い眠りで溜まった澱を少しずつ洗い流される。
そう、オレはまだ生きている。”

朝起きてみると今一の天気だったので、先日取得したナンバー取り付け先の再生作業に入りました。
まずはとにかく洗車。軒下とはいえ吹きさらしの環境にホロをかけておかれていた車には大量の砂埃。まずは水で洗い流します。

Dscn0685 そう、再生するのは"Monkey R"。
トライアル三昧に明け暮れていた学生時代、行きつけのウィング店にしばらく在庫で置かれていて、すこしづつすこしづつ惹かれていった。買ったのは大学4年のとき。もう...19年前!(@o@)/。トライアルのちょっとカルトな世界から一歩外の普通のバイク雑誌とつながる世界を私に与えてくれた。

Dscn0687

とにかくエンジンをかけるということで、まず吸気、燃料系から。タンク、エアクリーナーを外して出てくるKEIHINのキャブ。Gallina, DRのBST33を見慣れてしまった目で見ると、何とも可愛いけど、静かにいい仕事してくれてるやつです。

Dscn0688 私のミスでしたが、ガソリン入れっぱなし。かすかな酸味臭はあるもののスケール等は少なかったフロート室。ありがと。

一応ジェットのつまり等が無いことを確認して組み付けます。ちょっとo-ringのへたりが気になりましたが。その後シールしているところを見るとやっぱり熱の被爆量が少ないのか一応役目は果たしていました。

Dscn0689 続いて点火系。このプラグ、若気の至り。よく見てもらえると対抗極にヤスリを入れて二股にしてエッジを増やそうとしてます。効果のほどは”?”ですが、気持ち的には1馬力ほど増えます。(4.5+1馬力は大きいですよ)

Dscn0691 そして循環器系。オイルを0.5L程抜いてフラッシングオイルを入れます。もう私すっかりZOIL信者です。

で、暖気が必要。組み上げたキャブにガソリンを導き、同じく掃除したプラグで再び息を吹き返させようと、キック!

なんとさすがは世界のスーパーカブエンジンがベース。一発で目を覚ますじゃありませんか。これにはちょっと感動です。

Dscn0692 しばらく暖気してフラッシングオイルを抜き、充填するのはやっぱりZOILの部分豪勢油、じゃ無くて部分合成油。昔はずっとウルトラGPを使ってました。でも最近のホンダ純正オイルのラインナップがよくわからなくなってしまい、別の信じるものが出来てしまった今の選択肢はこいつです。

ということで手を洗って真新しいナンバープレートを装着。Dscn0690_1
取り付けのボルトがフック用になっているのは、かつてツーリングにも使っていたから。その話もいつかアップします。

一連の作業は空とにらめっこしながら。時々ぽつぽつ来たのでしばし中断。でもなんとかオイル交換まで無事に終えることが出来て今日の作業終了。

バイクを片してしばらくすると、真っ黒な雲とともに大粒の雨、四方の灰色の空を切り裂く雷光と八方から轟く雷鳴。

”そうオレは息を吹き返した。
雷鳴はオレの咆哮を待ちわびる賞賛の響き。
雷光はオレのための道を切り開き、
雨は長年の澱を洗い流す。道も、オレ自身も。”

それより何より自賠責入らないと走れません。

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2006年8月12日 (土)

ひまわり 〜未だ序章〜

週末車で見に行った家の近所のひまわり畑。

Dscn0667 市役所からの帰り道に寄ってみましたが、未だつぼみ。
でもひまわりのあの巨大なまさに咲かんとしている円盤もやっぱり「つぼみ」って言わざるを得ないんでしょうかね...。
そんなに可愛くない...。

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ちなみに座間市では市内数カ所にひまわり畑を作ってます。一部はもう満開でした。開花状況を見てみると...この畑は今週末のイベントには間に合わないの?

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覚醒の序章(市役所編)

どのくらい眠っていただろう...。
軒下は雨風を防ぐには心地よい...。
もう昔のことを忘れてしまったようだ。
高鳴る鼓動は今は鳴りを潜めて久しい。

それは突然朝やってきた。
眠りを覚まさぬように静かに。
私の背中から何かをはがす。
それは私を地に降ろすための札...。

Dscn0659




にほんブログ村 バイクブログへもう少し期待を持たせるような展開にしようかと思ったんですけど、この写真だとこいつがなんだかわかってしまいますね...。

と、いつもに無いオープニングにしてみたものの、あんまり慣れないことはするもんじゃないですね。
そうです。もう一台の単気筒を復活させるべく、まずは登録をしようと。
昔の住所の浦安市ナンバーを外し、現住所の座間市ナンバー取得をする。それが平日一日を夏休み前に付けた目的です。

よせばいいのに昔の知り合いにお披露目しようとGallinaでナンバープレートと書類を背負って東に向けて走り出します。
朝です。
お盆休み前です。
東京方面に向かいます。
そうです渋滞です。
R246, R16(保土ヶ谷バイパス)、首都高湾岸線、ずーっとと言っていい位渋滞。気温はさほど上がってませんが、だんだんだんだん両くるぶしの間から、そしてシートの下からとんでもない熱が立ち上ってきます。

なんとか走れるものの、恐ろしく快適とは遠い世界です。つばさ橋から空港中央あたりまで多少流れたので風を通しますが、料金所前の渋滞でまた同じ状況。なんとか浦安までたどり着きます。

Dscn0662 久しぶりに訪れる浦安市役所。今の市の規模からすると結構良心的な箱の大きさかもしれない。庁舎2階の市民税課に行って外したナンバープレートを登録書を渡して廃車手続き、継続して再登録するための廃車証を発行してもらう。
88年に登録してそれからずっと付いていたナンバーなのでかれこれ18年...。
さらば若き青春の日々よって言うと大げさかな。

で、船橋のお寺によって御墓参り。お盆前に。今年はなんだかんだでお彼岸に行けなかったので。
その足で昔よくお世話になったセオサイクル西船店によってみた。このお話は長くなるのでまた別途。
浦安の実家にちょっと寄ってコーヒーを飲んで、帰路に付く。

千葉から神奈川に向かう西向きの道のり、だんだん空の色が怪しくなってくる。夕立が心配でしたが、とりあえず降られる前にと多少スロットルをあおる。
ところがやっぱり狩場線の途中から保土ヶ谷バイパスにかけて渋滞。だんだんスロットルレスポンスがおかしくなってくる。「これってパーコレーション?」と止まろうとする低回転域をだましだまし渋滞路を縫う。でもハーレーの方が先に音を上げてました。
とにかく冷やすための風をくれと、回遊するマグロのようにひたすら止まらないように走る走る。

座間の市役所には4時過ぎに到着。今の市の規模を考えると...ちょっと立派過ぎ?
Dscn0665 登録抹消の印の押された浦安市の登録証を渡し、座間市の登録証に必要事項を記入して待つことしばし。
新しい座間市ナンバーがもらえました。

Dscn0674_1なで肩の浦安ナンバーから長方形の座間ナンバーに。どんな形であれ何となく新しいナンバーってちょっとうれしい。
こんにちは老いて尚(ってほど歳とってませんが...)未だ青春の日々よ、って浸ってみたりして。

これからが本番です。そして今日の教訓、Gallinaで渋滞しそうな都市部には行かないようにしよう。

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2006年8月10日 (木)

夏休み突入

一日有給を付けて明日から盆休みに突入です。平日を一日入れてお役所回りをしようかと。

暑く静かな夜を過ごしてます。テレビも面白くないので昔の映画を引き出してみてました。

何とも懐かしいかもしれませんが、車通勤の会社帰り、何となく窓を開けて肩で風を感じながら帰ってくると、そんな気持ちになります。
宮崎さんのこだわりが感じられる排気管の炎、直管の音。残念ながらかみさんには理解してもらえない世界なので、今夜のような一人の時にしみじみとウィスキーを傾けながら見入ってしまいます。

風を切って自分の生き方に浸る。何となく自分もこうありたいなんて思いながら。

加藤登紀子の歌が終わり、飛び去るサボイヤが引く雲に心の中で単車の轍が重なると、なんか涙が出てくる。浸り過ぎですね。

明日は役所回り。前傾で疲れるかもしれないけど...。

にほんブログ村 バイクブログへわたしゃ気持ちは飛んでる。ただ豚というにはちょっと面長だなぁ...。

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2006年8月 9日 (水)

も〜い〜くつね〜る〜と〜

なつやすみ〜ぃ。
が来るのかなぁ。心休まる夏休みにするため、もう一日がむばらないと。

とりあえず天気が許す限り遊びにいこう。
バイクをいじろう。
その前に財布が許してくれないかもしれないけど。
ガソリン代高いし。

尚この夏休み、
もう一台のシングルに久しぶりに火を入れます。

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2006年8月 6日 (日)

100号記念

今年の頭にブログを始めて、おかげさまでとうとう100件目の記事になりました。

前半はGallina再生の貯まっていた記録(まだもう少しありますが)を書き連ね、季節が良くなり走る機会が増えてきた後半はいろんな出会いを記録できたと思ってます。

これから夏休み本番、まだまだ手のかかるGallinaですので、そのへんはこれからも記録していきます。
1. まずはキャブに手を入れること。スライドバルブの開度を大きくしてスロットルへの付きを良くしたいですね。
2. 外装ではカウルの底面あたりの穴を補修しないと。もう換えが無いでしょうから。
3. ヘッドライトのレンズ。透明塩ビ板も安価で良いのですが、オリジナルの見栄えになるべく近づけるべく、アクリル板でなんとか三次元曲面を作りたいです。

手を入れながらも走ることは続けます。もちろん。
これまでブログ上でコメントいただいた皆さんにも是非ともお会いしたいですし、もっといろんな人とも遇っていきたいです。

とにかくバイクという魅力的で不安定な乗り物に取り憑かれたものの一人として、
これからも楽しみ、楽しさ、魅力を自分なりに描いていければと思いますのでよろしく御願いしますね。

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NAP'Sと鮎祭り花火

かみさんが夕方友人と食事に行くとのことなので、日の傾きかけた午後5時に再びバイクに乗り出しました。今度はDR800S。
Gallinaの振動が残る身体で走り始めると、至って安穏なバイクに感じます。

雲に吸い込まれようとする夕日を見ながら、伊勢原のNAP'Sに向かいましたが、さすがにお祭りの本厚木市街を抜けるR246は渋滞。でもその分それより西は心持ち空いていたかも。
NAP'Sはいつも行くドラスタに較べると用品やパーツの密度がすごい。上野のバイク街が元気だった頃の雰囲気、匂いがあった気がします。

そこでGallinaのリアマッドガードを固定するためのアルミねじを探しましたが、POGGIPOLINIは残念ながらありませんでした。
Dscn0652 とりあえずDRCのアルミねじとフランジを買います。
ちなみにPOGGIPOLINIは代理店が変わって再び展開されるとのこと。代理店はNPROJECT。ただ以前のサインハウス時代は国内でアルマイトの色づけをしていたとのことで、今後は色数が減る、色調が変わるらしい。

Dscn0645 その後秦野からヤビツ峠を抜けて宮が瀬に向かいます。久しぶりにヤビツ峠を抜けてみると、かなり道幅を拡大していて、ちょっと戸惑うくらい。30kmくらいの細い山道、そんなに車が通るようになったということか...。

宮が瀬のいつもの休憩所に着いたのは6時45分。もう閉園のための監視員がみんなに声をかけていた。缶コーヒーを飲む間もなく夜間閉鎖となる前にR412に抜ける道を駆け抜ける。

厚木の花火は7時から。だんだん暗くなっていく空に花火の音が響き始め、自宅に向かうシングルの排気音の合間に聞こえます。

Dscn0650 打ち上げ会場から10km弱離れた上流の相模川の堤防上から眺める花火。直前に買った缶コーヒー片手にしばらく眺めます。

とは言うものの周りにもいっぱい見物客、家族連れ、果ては田んぼの農道を封鎖して酒盛りをしている農家の方々...煌煌と作業灯を点けて、花火見えてたのかな?
打ち上げ会場からちょっと離れるとちょっと変わった楽しみ方もあるもんだなと思いました。

にほんブログ村 バイクブログへ ←花火だけじゃなく、山道を走り抜ける時の焚火の匂いに吹きこぼれた飯盒のご飯の匂いが混ざってると青臭い夏を思い出す自分に共感する人もしない人も、ポチッとしてくれると...何が起こるのかまだ私は知らない。

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Shot in 大観山

6時を回ると空気がまったりと絡み付くようになってくる。
結局それほど早くに起きることが出来なかったけど、Gallinaで朝練に出ました。朝6時を過ぎると既に厚木インター付近の交通量は多くなっていました。

小田原厚木道路を西へ、真鶴に向かう石橋の料金所は既に渋滞。箱の中には浮き輪と窓の外を見つめる子供達。お父さん達ご苦労様。

奥湯河原から椿ラインに入ったところで、わき水か路面がぬれていたのが、ちょっと怖かったけど、マイペースで登っていきます。椿ラインはすっかり夏。木漏れ日の中を走っていきますので、日差しが強くなってくるところではコントラストが強く、路面がなかなか見れません。ブルーベリー食べないと。

大観山に着くといいタイミングで携帯が鳴る。
はて、会社の同期からだけど。「入り口を左に行ったけど、右に停め場を確保しているよ」と。偶然山の上でばったりと。

Dscn0642 以前油冷カタナで一緒に走った男。今日はもう一台のYZF-R1で登場。タイヤを替えたので職場の仲間のVFRと走りに来たらしい。BATTLAX BT-002の皮むきをターンパイクで。
YZF-R1はぐいぐい勝手に曲がっていってくれるので怖い位アクセルを開いてしまうらしい。サーキットでの経験がある男なのでスピードへの免疫があるから大丈夫なのだろう...、私には無理です。

Dscn0644 VFR氏がすぐ帰るとのことなので、大観山からはYZF-R1と一緒に大観山⇔奥湯河原を一往復。車速がそれほど上がらない椿ラインならば軽いGallinaの方が楽で、また思ったようにスロットルを開けることが出来るらしい。ちょっとペースをあげていくと、フロントフォークの挙動でのリーンのきっかけ等を結構感じることが出来た。ちょっと成長?

でもそういう挙動を感じ始めるとスロットルのギクシャク感もこれまで以上に感じるようになる。ちょっとキャブの中身をいじってみようかな。

そのまま箱根新道、小田厚と帰りましたが、椿ラインの鬱憤を晴らさんとばかしに小田厚への合流のカーブできちんと腰を落としていい音で立ち上がっていくYZF。
おいおい、こっちはシングルで種車エンジンは56馬力、レッドゾーンは7000rpmだよ...。
ついていけないって...。

にほんブログ村 バイクブログへちなみに10時くらいに帰ってくると、もう汗だくだく。だけど体重変化はありませんでした。

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2006年8月 4日 (金)

夏ですが

世間はすっかり夏休み。
会社の中もだんだん浮き足立ってきた気がします。
ほんとはもう一週間あるんですけどね。

天気もすっかり夏が帰ってきましたので、週末朝練に行こう!と気合いを入れないと着て走っていられないツナギ。明日は是非とも体重を計ってから走りにいってこよう。
とりあえずリアマッドガードはなんか適当なねじで締めとこ。朝練後に探しにいくから許してねGallina。

でも家族サービスお父さんがいっぱい出ているでしょうから、いつも以上に運転は気をつけるようにしないと。

ではでは。

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2006年8月 2日 (水)

ブログ村村民

バイクブログに参加してみました。

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バナーの色、デザインは「日出ずる国」ですね。合うかどうかまだわかりません。これからも出来るだけ更新してきますんで、よろしく御願いしますね。

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2006年8月 1日 (火)

脱落

日曜日ちょっとGallinaに乗った時、
久しぶりということもあってかとても
加速のフィール、
シフトのつながり、
すべてが気持ちよかった。
新しい駆動系のせいもあるかもしれない。

チェーンはちょっと“ミーン”という音を立てている。
別に張り過ぎというわけではないけど。

スロットルオフ時の爆音がちょっと激しい。
多分サイレンサーのジョイント部で
二次空気を吸ってしまっているのだろう。

と気持ちよくいつもの宮が瀬を走ってきたのですが、
Dscn0638
帰ってチェーン周りを見てみると、
ねじが一本無い!

この車さすがに最初についてた値段が値段なだけに、色々なところについているねじのほとんどがアルミ、一部に至ってはチタンがおごられている。今回脱落したねじはアルミのカウル用スクリュー。そのまま同じものがあるかと探してみると、なんか無さそう...。
ポジポリーニっていつの間にか日本に入らなくなってたんですね。(→サインハウス)そういえばGallinaの輸入元もサインハウスだった。別に他意は無いですが。

似たようなアルミのスクリューをなんとか探してマッドガードの固定点3個をまとめて交換するしか無いかなぁ。

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