Gallina バッテリーブラケット再生
夏休みの宿題、いつも考えすぎて工作を作るのは最後の最後でした。え?他の宿題...?最後の最後の最後です。
ということで、夏休みは過ぎてしまいましたが、8月最後の日曜日。天気も今ひとつだけど雨は降りそうにないので、工作にふけることにしました。
今日のメニューは、
(1)CDIユニット固定ブラケットの製作と
(2)バッテリー搭載位置の適正化。
昔の雑誌記事をながめてみるもののこの部位をクローズアップしている写真は無い。最も'91年当時の記事に使われているGallinaもなんかCDIユニットをタイラップで止めていたっぽい。
とは言うものの、遠目で見た広報車の Gallinaもさすがに2点きちんと固定されていた。今の自分のはトホホな1点無理止め。この下側固定点を無理矢理使っているためにバッテリー全体がひん曲がって付いてしまっている。
よってこの固定点を使うのをやめ、右側ブラケットとバッテリーブラケットをリベットで固定することにしました。
まずバッテリーブラケットを車体から外し、元々付いていたCDIブラケットの残骸をむしり取ります。一応むしり取った後は金槌でたたいてバリをつぶしておきました。
(後で考えてみると、量産品はスポット溶接で付いているので、スポット点をもんでしまう方がブラケットを跡形無く取り除けたんだ!ちょっと失敗。そっちの方が軽量化できたし...。)
でもって、毎度得意のアルミ板細工。一番左のは元々Gallinaに付いていたブラケットで、下側の固定点を切り取ってしまいました。
左の二つはホームセンターで買って来たアルミ板から作ったCDIユニット固定用のブラケット。寸法は一か八かの現物合わせ。
今回2種類のアルミを金ノコで切ることになりましたが、元々Gallinaに付いていたブラケットのアルミ材はやっぱりちょっと硬かった。
(アルミだからたかが知れてますが。)
やっぱり素材も選んで使っていたということかなぁ。
(というよりホームセンターの素材を使う方が間違ってるかなぁ...。すいませんロベルトさん)
で、CDI用ブラケットを曲げてリベットで固定します。外側から打つ方が楽で見栄えもいいのですが、バッテリー側にリベットのしっぽが出っ張るのは怖いので、箱の内側から打ちました。
こんな感じ。
首振りのリベッターがこんな時に役立ちました。
続いてシートフレームへ固定するブラケットをリベット固定します。ここはちょっと荷重がかかると思ったので5点固定しました。結構無理やりですが。真ん中の一点はちょうどスポットの上だったという失敗穴です。
で組み立て。
一応バッテリー下端線とシート座部分のアルミ板後端が平行に近くなっており、バッテリーが中心線に直交して搭載できるようになりました。
CDIユニットの方もそれらしくボルトナットで固定できました。
何となくすっきり。
まぁめでたしめでたしです。
途中でCDIユニット固定ブラケットの下側穴形状が変わっていることに気がついたあなた、そんなことはどうでもいいあなたもポチッとしてくれるとうれしいです。気づいたあなたへの景品はありませんが...。
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コメント
こんばんは!毎回拝見していて思うのですが、たいしたものですねぇ、尊敬します。
私なんぞ腰をすえて取り掛かることが出来ないので「やっつけ」作業のせいで完成後は美的センスに欠けてしまいます。でもこういう工作も「バイクの楽しさ」なんですね。
>なみぞぅ
こんばんは。お褒めの言葉ありがとうございます。
と言っても私もやっつけ、思いつき、勢いでやっちゃってます。こういう工作を自分で楽しんじゃっているので普通のバイク屋さんとのおつきあいが出来ない身体になってしまいました。(^_^;)ゞ
投稿: (ビビリ)ZZR | 2006年8月28日 (月) 00時08分
こんばんは~!
なみぞぅさんの記事を見ていて
思うのは、パーツの切り出しが
凄く綺麗ですね。これ、ハンドソーで
切られているのでしょうか?
オイラもジグソーが無いので、
ハンドソーかベビーサンダーが
大活躍しちゃってますが、いつも
何と無く計画の形と少し変わって
たり~(汗
>なみぞぅ
こんばんは。いやいややぶいちさんからもお褒めの言葉ありがとうございます。
その通りハンドソー、金ノコでゴリゴリ切っています。なのでなるべく直線の単純な形状にしてます。角の丸みはひたすらヤスリで削ります。
計画は、一工程毎に見直ししてます(爆
投稿: やぶいち | 2006年8月28日 (月) 21時44分