気液混合?
先週からフューエルチューブコネクタのO-リングを交換してます。
で、以前小田厚全開時にコックON状態で燃料が来なくなりしゃっくりするような症状が出ていたのですが、今日同じような走り方をしても全く症状が出ない。そのメカニズムを推測してみました。
以前のO-リングは噛み込んで一部断面が真円では無くなってます。
この部分は他の部分に較べ液体(ガソリン)が漏れないが、シール面圧は低い部分になっていたと思われます。
しゃっくりは必ずある程度の時間の全開後に発生してました。
で、同じような全開をワインディングでやっても症状は出ません。
以上から、
- 全開で燃料系のガソリン流速が上昇する。
- コネクタ結合部にできている隙間部の静圧が下がる
- 大気圧と静圧の圧力差がコネクタ部O-リングの切り欠き部のシール面圧より大きくなり、空気を吸い込む。
- その結果燃料系に少しずつ空気が混ざり込み、コックーキャブレータ間の経路で空気だまりができる。
- 空気だまりが邪魔をしてキャブレータへの燃料供給速度が遅くなる。
- よってフロートレベルが下がってしまい、ガス欠のような症状が発声しだす。
- 小田厚は道が平坦でそれほどコーナーがある訳ではないのでその状態が続いてしまう。
- ワインディングでは空気だまりができても車体の揺れが大きく、空気だまりが容易にフロート室まで吸い込まれてしまう。
と、こんな感じでメカニズムを考えてみました。
やはりO-リングはきちんとしておかないといけませんね。
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