怪鳥タンク修理
無事にアメリカから帰って、始めての週末はとてもよい天気。
2週間に渡って放っとかれたバイクに火を入れようと思ったものの、
’91年式DR800Sの方はタンクからガソリンがにじんでます。
満タン24リットルの鞍型タンクは走行の振動で溶接がはがれ、
角のあたりからガソリンがにじむのです。
昨年頭くらいから気になり始め、昨秋あたりからは満タンにすると
ガソリンを駐車中は滴下、走行中は噴霧するようになってきたので
一念発起修理することにしました。
とりあえずタンクの周りのカウルを外します。
いい天気で何より。
修理にあたりまずガソリンを抜きます。
満タンにするとしたたるので少なめに入れていたつもりだったのですが、10リットル以上残ってました。
5リットルは携行缶に溜めておき残りはサニトラに。
作業台代わりの荷台がとても役に立ちます。
見づらいかもしれませんが、タンクの車両前方左側の接合フランジあたりからガソリンがにじみ滴った後があります。
普段サイドスタンドで停めているので、
左側の角に変な応力がかかっているんでしょうね。
修理に使ったのはこの液状ハンダ。要は一種の接着剤です。
皮膚に付着させないことと書いているものの別にへらが付属している訳ではない。
結構いい香りがします。危険です。
ワイヤーブラシで患部周りを掃除してみると、接合フランジの下側に金属光沢の一筋を発見。どうやらここが漏洩地点らしい。
このあたりに重点的に液状ハンダを塗布することにしました。
何回か塗り重ねをしてみます。念のため多少広めに塗布して見ました。やっぱりいい香り。昔懐かしい接着剤の香りでした。
で、液状ハンダが固まったところで復元。
これでどうやら漏れは止まったようです。満タンにしてもにじみなし。
とりあえず一晩駐車してみて様子をうかがいます。
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