2024年10月21日 (月)

チンク、イグニッションコイル交換

久しぶりの投稿です。

この夏何度かエンジンが止まり、その度にポイントを疑っていたのですが、
今朝も充電したバッテリーでも、サニトラからジャンプしても
とうとうエンジンが掛からなくなりました。

プラグを抜いて様子を見ると、うっすらと湿っているので
燃料は来ているみたい。

となるとやはり点火系?
デスビキャップもポイントも特に異常はないので、
これはもしかしたらコイルか?
夏場エンストした時、猛烈に熱持っていたし。

とヘインズマニュアル片手にコイルをチェックしようと思ったのですが、
あまりコイルは診断のしようがないらしい。

しかも火花の具合を見るには、一人では無理。
トヨタカローラはセルを回しながら一人でチェックできるようにとエンジンの傾きを設計しているのにw
ということで今ついているBOSCHのコイルを外して一次側の抵抗を測定してみました。

Img_9029値は2.8Ω。
ヘインズマニュアルによるとこの値は3.2Ω以上でないとならないらしい。

で、たまたま捨てずに持っていた謎の赤いコイルをチェックすると、
Img_9030値は3.2Ω。
新品がいくつだったのかわからないのですが、
とりあえず元々ついていた赤いコイルに付け直してみます。

Img_9031

で、エンジン始動してみると、
なんと一発でかかるじゃありませんか。

どうやらコイルの抵抗減→コイル巻線減と等価となり、
結果的に誘導起電力が落ちるので、火花が弱くなっていたのでしょうね。

ということでとりあえず動くようになったのですが、
バッテリーも一度落としてしまったのでどうやら本来の性能が出ないらしい。
こちらも交換。

Img_9033

オートバックスオリジナルブランドのバッテリーでしたが、
全く同じ見栄えのパナソニックのバッテリーに交換です。

セルの回りかたが元気になったので、やはり弱っていた模様。

コイルも一応新品をいつもお世話になっているギンジさんに探してもらっています。

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2024年2月25日 (日)

FIAT500F点火時期調整

久しぶりの車記事です。

この冬、お出かけしようとしたらエンスト。
再始動できたものの、怪しい雰囲気だったので駐車場に戻したら
そのままエンジン掛からなくなったFIAT500Fでした。

日を改めてエンジンをかけようとすると、やはりかからない。

エキゾーストからは生ガスの匂いもするので
やはり火花が飛んでいないのだろう、
ということでまずはデスビのコンデンサを変えるが、
それだけではかかるがまだ止まる。

Img_7321 
デスビの中をみると、どうも一次の電圧出力を出している本来絶縁しないとならないコンデンサ取り付けの端子が長年の汚れで絶縁不良になっているっぽいので、ここを洗浄してみました。

Img_7323_20240225003301

一応抵抗値もきちんと絶縁状態になったので、大丈夫だろうとエンジンをかけてみると、回るがかからない。

どうやらデスビを差し込むところでべべルギアの歯一枚分間違えてセットしたらしいので、クランクを回して再度上死点を見つけて、1番プラグへと通電するポジションを合わせてデスビをセット。

きちんと動き始めました。

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ついでに点火時期をと思ったら、10数年前に買ったパナソニックのタイミングライトが点かない...。
なのでデスビの踵が蹴り出されるタイミングで、とデスビを回して少し早めの方向に回して調整。

なんとなく調子よく回るようになった...気がしたので、少し走りに出てみると、
数キロ走ったところで突然エンスト...。

少し休んで再始動すると回り出すものの、若干不安。

 

で、近所のアストロプロダクツでタイミングライトを買ってきて
Img_7510

点火時期確認。

20240225-02957

確かにだいぶ早いっぽい。でも早い方がアイドルでは調子よく回るみたい。

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とはいえ、早すぎて回してさらに調子悪くなるのも怖いので、
きちんと本来の点火時期に戻します。

これでとりあえず様子見してみます。

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2023年10月 7日 (土)

断線

先々週、ちょっと横浜界隈までチンクで出かけた帰り道、
家まで数キロとなったところで、突然加速時に吹けなくなる現象が出た。

なんとなくガソリンも減りつつあるところで、吹けなくなる感じは燃料かなぁと思ったので
燃料を満タンに入れてキャブクリーナーで掃除をしたのですが、

先週の朝、確認のために様子をみようとエンジンをかけようとすると、

初爆はあったものの、エンジンがかからなくなった。

セルモーターは元気に回るし、排気管から生ガスの香りはするので
これは点火系だなぁとデスビを開けて見てみようかな、

と思ったら

Img_6879
見事にポイントのON/OFFをコイルに伝えるリード線が断線してました。

それは火が飛ぶわけはない...。

 

どうやら先々週調子が悪くなったのもこの線が切れかかっているところで
加速時に負荷をかけながらの加速の振動でほぼ断線
半クラでエンジンを回すと振動が少なくて接触ということの繰り返しだったみたいです。

なので、もちろんこの線をきちんと繋いで復活です。

Img_6881

ついでにイリジウムもいれてみました。
なんとなく調子いいです♪

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2022年10月 2日 (日)

自動化って

今日はウェブ記事への徒然を。

https://gigazine.net/news/20220930-aaa-finds-serious-limitations-aebs/?fbclid=IwAR1C8i0Eh8UKc7wwMSradNrtfBJ1nl44WLpT3Z5z4dHgB92nqbqdPdwJRbs

うちの車たちにはABSも付いてはいないのですが...。

ABSって時事刻々と変わる路面状況とタイヤのグリップ状況をタイヤのロック状況を瞬時に判断して、ロックを判断したら油圧を緩めて、グリップしたら再びかけてというのを繰り返す。

それにより減速しながらの操舵入力に対する車の応答は確保するというもの。

どこまでタイヤのロックを残すかというのがメーカーの腕の見せ所だし、多分そこをある程度操作できる人にとっては下手なABSの介入が邪魔になる場合もあるのかもしれない。

ブレーキそのものは油圧を伝えて回転物を止めるものだが、人間は車を止めたい。

回転物が路面に減速力を伝えられることで初めて車は減速できるが、ブレーキそのものは路面を認知していなかったことを補うのがABSなのでしょうね。

このように機械ができることがユーザーの最終目的と異なることを機械同士の連携や制御装置を介在させて繋ぐ自動化は、キャブレータの複雑な流路設計やエンジンの点火システムの進角調整の自動化があるのでしょうね。

両方とも機構の複雑化を単純なデバイスの複雑な制御に置き換えられていってますが。

 

この運転支援システムというのはどのような自動なのだろう。
人間の認知・判断・操作、というものを置き換えようとするものなので、正常に認知・判断・操作できない状況に介在して車を安全に運用させるものなのかな。

さらに自動運転というやつは人間が逆に介在者になるものでしょうか。

自動化されるのは機械ではなく人間なので、一昔前の自動とは大きく異なるのでしょうね。

この自動化はオートマチックミッションとかアクセルバイワイヤーで既に数十年前から実は少しずつ人前には現れていて、少しずつ人間側を飼い慣らしていたのかもしれない。

なので私自身はオートマチックに乗ると、そのオートマチックがどうシフトを変えていくのか、その特性に気を遣わないと気持ちよく運転できないので、どうやっても理解できない好きになれない車と理解できる好きになれる車が出るのでしょうか。

同様にスロットルへの付き、エンジンを操作している実感が感じられないとちょっと馴染めない。

もしかしたら欧州車ってこの車に飼い慣らされるではなく、車はやはり人間が飼うものという感覚で操作するところのリニアな感じが残り続けているので、わかる人はどんどん欧州車を選んでしまっているのかもしれない、なんて思ってしまった。

いつまでも「自」分で「動」かす「車」に乗りたい。

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2022年9月 4日 (日)

マーチ号ウォーターバルブ交換

数週間前から、ちょっと駐車場の地面が汚れるなと思っていたら

どうやらマーチ号、冷却水が漏れていたらしい。

場所はベルト周りなので、今までのようにホースとかラジエータとかではなウォーターポンプ。

しかも一週間前あたりからシャーっという異音が大きくなっていたので。

で、エンジンのベルト周りの汚れを落として漏れを確認してみると、やはりという感じで結構漏れてしまっていたので、急遽ウォーターポンプ交換。

355799kmで外されたウォーターポンプ

Img_5096

水漏れを起こしていたのは軸受の部分でした。

軸を指で持って押すとカタカタと内部のベアリング躍る感じ。

分解修理できるものでは無い作られ方をしているので、修理は不可能っぽい。

水を送り出しているブレードもボロボロになっているかと思ったら

Img_5097 

思ったより形状が変わっていない。

確かに内部スクロールの舌部壁面あたりにただれが見られるので、その辺で複雑な流れがあったのでしょうけど、全体的には結構綺麗だった。

 

おそらく軸受のシールの破損はヒーターホースからの水漏れの結果かなり冷却水が減ってしまった状態で走行し、東北道の佐野藤岡辺りでオーバーヒートになってしまったりとかで、少しずつ高温の水蒸気にも晒しちゃったからかもしれない。

きちんと冷却水量を見て走っていたらと思うとちょっと悪いことしたな。

でも大事に至る前に部品交換で済んだことは幸い。

交換したウォーターポンプはとても静かに仕事してくれてます。

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2022年7月31日 (日)

チンク床修理

ほんとに久しぶりの更新です。

ってのを毎回言っていちゃいけないですね。

実は前回の更新から間も無く、助手席側のフロアパネルから地球が見えまして2月26日に修理に出しました。

Img_4194 いつもお世話になっているギンジさんにお願いして、そのまま板金工場へ。

 

フロアパネルは以前ドライバー側は見事に踵の位置で穴が空いたのでドライバー側は修理済み。

助手席側はオリジナルのパネルを残していたのですが、もともとアンダーコートを派手にかけられていた個体だったので、どこまで何が損傷しているのかよくわからなかったのが本当の姿。

もしかしたら結構昔からシートレール周りにヒビが入っていたのかもしれません。

 

ということで綺麗に修理してもらいました。

Img_4944綺麗になりました。

併せてフロントフェンダーの下端とサイドシルにも穴が空いてサビが浮いていたので切断して交換しました。

見事にドアが普通に閉まるようになりましたw

 

結構かかりましたけど、

これでまたきちんと楽しめそうです。

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2021年11月 6日 (土)

一年以上ぶりですが

Img_3725 本当に久しぶりに記事を書きます。

とりあえずFIAT500Fもサニトラもマーチも変わらず元気です。

 

2021年は車検も無事に通し、昨年から参加の軽井沢の

FIAT PIC NICにも参加してきました。

順調に走ったつもりが基準時間の1時間越え。

絶対ノーマルチンクでは厳しい時間と思えますが、来年もきっと挑戦します。

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2019年2月23日 (土)

19年初記事

大変久しぶりの投稿です。

今年の年頭挨拶もせずでしたが、
昨年夏に妻方の祖母が旅立ったので。
ここのところSNSの方で随時何かつぶやいているので
こちらがおろそかになってしまっています。
一応昨年秋にもまた横浜とかにチンク並べていました。
Img_9271その他縁あって旧車天国にも
実は並んでいましたが。
今年は石和には行きたいなぁ、
去年は急遽南米出張があったので
行けなかったので。
また今年もこの赤煉瓦にも並べたいですしね。
変わらず調子はいいチンクなので。
サニトラは今年から置き場を変えることになり
ホロをかけて過ごしています。
ホロって車汚れなくていいなぁ。
マーチ号も相変わらず調子はいいので
それをなんとか維持して31万キロ目指さないと。
また時々書きますね。

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2018年6月 3日 (日)

マーチ号ブレーキサビ落とし

昨年9月に車検を受けたとき

フロントのショックからのオイル漏れと
ブレーキ周りの刷新の話を相談。
まだK11用のNISMOショックが出るということで
併せて足回りのブッシュを全交換を3月末にしました。
新品のディスクの食いつきの悪さもこなれて
昔ながらのフィーリングに戻っているのですが、
Img_7974
どうも新品のはずの
リアのドラムが
見事に錆びている。
2ヶ月で結構な赤錆。
普通のホイールならば
隠れて見えないところ
なのでしょうけど。
ということで、
青空ガレージです。

Img_7970

と言っても
ホイール外すだけですけどね。
見事に覆われていない
部分が赤く錆びています。
以前のドラムは
黒く塗られていたと思うのですが。
Img_7971なので、
とりあえず
真鍮ブラシで
赤錆を軽く落とします。
おそらく水が多少溜まる部位が
錆びている具合のようで、
ホイールに隠れているところは
あまり錆びてはいない。
Img_7972で、いつもの
赤錆チェンジャーを
ちまちまと
筆塗りしてあげます。
馬かけて上げたら
ドラムを外してスプレー
というてもあるのでしょうけどね。
Img_7973_2で、こんな感じ。
ホイールが当たっていたところも
少し錆びているらしく
赤錆チェンジャーのおかげで
黒く色が変わっています。
元々は銀色の表面に油引きされていたようです。
が、防錆機能としては...。
ってこれをやったら
今度は合わせて交換したフロントディスクの
付け根のところの赤錆が気になる〜。

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2018年5月 5日 (土)

チンクチェント ステアリングギア注油

1ヶ月強前からチンクのステアリングフィールに

少し違和感が出ていました。
感じとしては直進路で少し舵を当てようとすると
ジャイロ効果を過剰に感じて転舵しづらい感じ。
ハンドルが切れないわけではないのでと
Haynesを眺めて見ると、
どうやらステアリングギアボックス内の
オイルに問題があるっぽい。
Img_7684なので天気の良い連休、
久しぶりにチンクいじりの
青空ガレージ開業です。
これまた久しぶりに
前足に馬をかけて
持ち上げて
ステアリング周りの
リンケージのガタを確認。
とりあえず問題になりそうなガタは感じられない。
またハブ裏のキングピン周りのグリスも
切れてはいなさそう。
で、問題のステアリングギアボックス。
Img_7683
Haynesによると
車載の状態のままでも
作業ができるということ
なのだが、
それ以前にアンダーコートで
ドレンプラグも覆われている。
幸か不幸かこの辺りは手に入れて以来二十数年
トラブルに見舞われていないので
いじったことがない。
そのためまずこのアンダーコートを剥がして
ドレンプラグをむき出しにして、
工具をかけて回す...8mm角の四角頭を回るのが一苦労。
車いじりも久しぶりなので、なぜかあるはずの
モンキーレンチが見つからないという不手際もあり
外すまでに2時間近くかかってしまった。
Img_7686正しくは
工具箱の中ではなく、
車に積んでいる工具袋を見ると
モンキーが積まれていることに
気づくまでに1時間50分
だったんですけどね(^_^;
外して見るとプラグは全く油っ気なし。
なので、どうも内部のオイルは
完全に漏れてしまっていたらしい。
ということで、MOTULのギアオイルを注入。
約70ccほど入れたところで溢れてきたので
そこでプラグを締め付けてみました。
試乗してみるとステアリングの違和感はなくなり
スムーズな操舵感に戻っていましたので
やはり引っかかる感じはオイル切れに伴う
各部の引っ掛かりだったと思われます。
Haynesにもこのギアボックスは
手入れをすれば車の寿命以上に持つとありましたので
油漏れを見つけたところで
油量を適切に診てあげれば良かったのかも。
これからはプラグ外しで苦労することもないので
きちんと見る時にみてあげます。

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