2018年8月 4日 (土)

Airpod

唐突ですが電車に乗る時などに、
AppleのAirPodsを使っています。

正直地下鉄に乗ったりすると、
遮音性という意味ではかなり劣るのですが、
周りの音の入り方の感じが
かつてのWalkmanの小型のオープンエアヘッドホンの感じに近い。

Appleのポリシーとして「周りから断絶されない」っていうものがあるかなと感じてしまう次第。
かつてWalkmanも音楽を連れ出そうであって
表で引きこもろうではなかった。
高校生の頃Walkmanがいろんな景色に
そこにあったもの以上の想い出をくれたのは
そんなオープンエアヘッドホンのおかげだった気がする。

今一度あのオレンジのヘッドホン作ってくれないかな。

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2018年6月22日 (金)

LPレコード

学校帰りにイトーミュージックに寄って
貯めておいた小遣いで買ったLPレコードを抱え
京成電車と営団地下鉄で急いだ帰路

Permostatで静電気防止をした盤を
ターンテーブルにに載せて回転速度調整

逸る気持ちを抑えながら静かに針を落とす

それから約20分ステレオの前で
目眩く音が描く新しい世界に浸る

余韻を残しながら終わるA面を
おもむろに返して再び針を落とす

余韻のまま、または突き崩して始まるB面
アルバムの終わりに向けて再び約20分

足を速めて中心に向かうカートリッジが
静かな作動音と共に盤を離れる

深く息を吐きながら一枚の新しい世界の興奮を振り返る

何と引き換えにこの時間を失ってしまったんだろう...。

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2015年7月 4日 (土)

Destory All Monsters !

土曜日、原宿のアストロホールに行ってきました。

Img_1990 RAVENです。

NWOBHM(死語だな)の
創世記から活動を続け
今に至るまで
様々なバンドに影響を与えている
トリオのHMバンド。

大学の頃にBurrnの後ろの方の
隅っこ1/4位に出ている
新宿の海賊版レコード店エアーズの広告に
輸入版のライブアルバムがよく出ていた
ライブこそ本領のバンド。

一時期メジャーレーベルと契約し
いろいろスタイルをいじくりまわされてました。
その頃の一枚をLPで持っているなあ。


今、こんな値段なんだ(びっくり)。

でもその時期のLAメタルたちとは違い
媚びを売らないストレートなメタルを貫いたのでか
メジャーとの契約が切られて、
その時の反動かドラムのワッコが辞めてしまった。

でもその反動かその後のマイナーレーベルからの
これでもかと畳み掛けるゴリゴリのメタルアルバムは
今でも繰り返し聴きたくなる名作たち。

ある時、出資金を募るKickstarterというところで
RAVENのニューアルバムの記事を見かけた。
とても残念なのだが、そういう事態にまで
追い込まれていたのだろうか、
様々なメタル、特にスラッシュメタルが確率する前に
ゴリゴリのリフとスピード感を売りにしていたのは
まさにこのRAVENだったのだが。

もちろん速攻で出資しましたよ。
おかげで限定のRAVENによる
いろんなハードロックのカバーを集めたCDも
もらいましたが。

そんな最新アルバム
Exterminationを引っさげてのツアーに
行ってきた次第。

6年ぶりの来日ということで、
根強いファンが集まるとても濃い会場。
最新曲から往年の曲たちまで、
ひたすら演奏する2時間。
首が痛いっす。
Img_1992
途中のマークギャラガーの
ベースソロ。
エフェクターでバリバリに
弄った音の元で
ゴリゴリと弾きまくる。

ダブルストップや
ループの音にかぶせての演奏、
ちょっとノリが違ったかもしれないけど
音は耳にかなり辛い巨大でピーキーw
ぶっ壊れそうでした。

Img_1995 途中マークギャラガーが
客席に向けて放り投げたピック。
結構近くに飛んできたけど
直接拾える距離じゃなかったなぁ
何て思って近くの人が探す携帯の明かりの元で
その人の足元の床の色に溶け込む
ピックらしき形状を発見。
諦めて暗くなった床を手探りで探し
拾ってしまいました♪

みっちりと2時間
濃いライブを楽しんできました。

一緒に行ったかみさんが楽しんでくれたかは
ちょっと心配ですがw。

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2014年11月23日 (日)

Slaughter Japan tour 2014

久しぶりにクラブチッタに行ってきました。

前に行ったのは、Ace Frehleyのライブ以来。
なのでもう20年近くぶりになるのか。

で、今日行ったのは
Kawasaki Rock City Vol. 2
という事でメインアクトはWinger。

でも私の目当てはその前に演るSlaughterです。

1989年にデビューし、
LA Metalの一角で活躍していたのですが、
それほどは伸びなかった。
でも楽曲はバラエティに富んでいて
すごく気に入っていたバンド。

数年前にも一回来日したはずなのですが、
そのときは行けず、
もう来ないから一生見れないかと思っていたら
今年のWinger来日、共演Slaughterの文字!
行かなければ!!!

と思いながら当初は23日に
自分のバンドのライブ予定が入っていて
また行けないかなぁ、と思っていたのですが。
予定が変わってしまい空いた土曜日に
行ってきました。

さすがに月日の流れには逆らえませんが、
相変わらずのハイトーンのMarkのVocal。
うねるロングトーンのDanaのBass、
変わらぬ変形Vのベースを弾きながら
ステージ狭しと動き回る。
Burning Bridge(だったかな...?)で
ステージを降りて客の中をハイタッチしながら
歩き回るMarkのサービス精神は
エンターテイメントを感じさせました。

もちろん、通りかかったMarkと
子供の様にうかれてハイタッチと握手しましたよ。

パワフルなステージに
耳も喉もぼろぼろになりましたが
感動的な1時間でした。
(メインアクトはWingerだったのでね)

その直後、これまた子供の様にうかれて
サインをもらって来てしまいました。
Dscn6985
Markには
Vinnie Vincentの頃から
聴いてきたと話したら
歴史だねぇと笑ってましたし、
Danaと握手しながら
同じくInvasionの頃からDanaのベースラインが好きだと話したら
ステージ直後の疲れた感じながらすごく嬉しそうに強く握り返してくれたのがとても印象的でした。
自分もベースを弾くんだと言うと、そうかベースを耳で追ってくれてるんだなと嬉しそうに答えてくれたのも嬉しかったなぁ。

とにかく、Ace Frehley最初の脱退直後の
KISSの二代目ギタリスト
Vinnie Wis Vincentが同じく脱退した後に
作ったバンドのVinnie Vincent Invasionの
2枚目 All Systems GoのVocal と Bassが
そこからまた抜けて作った
(というかVVIが空中分解か活動停止になった)
バンドがSlaughter。

一曲日本でやったこと無い曲をやってくれたが、
これからも続けて活躍して欲しいと思った。
やっぱり自分にとって気持ちいい曲達でした♪

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2014年11月 4日 (火)

Digital remaster

帰り道に耳にはiPad miniからの音楽。

先日のビクターのハイレゾ体験以来、
FX850、ポタアンと
着々と音環境を整備しているものの
普段は便利さからbluetoothレシーバーに
FX500の組み合わせ。

それでも下手なヘッドホンより豊かな音は
聴かせてくれる。

そんなところでiTunesで落とした
古いGenesisを聴いていたりするのだが、
このデジタルリマスター版というのが

どうしても余計な音が入っていて気に入らない。

なので昔の音源のCDが無いものかと探してしまう。

どうやら11月の26日にまとめて出るらしいのだが
買おうかどうか迷ってしまう。

いっそのこと、アナログプレーヤー復活
という手もあるなぁ

なんておもったりして。

しばらくはそんな物選び、手段の妄想で
暇つぶしができてしまいそうw

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2013年12月31日 (火)

2013年振り返り(クルマ編)

大晦日です。

今年は一大イベントとしては5月の出向、転勤ですねぇ。
流石に毎日大宮界隈まで車では行けませんので
電車通勤となったのですが
おかげで当初目論んでいたK11 26万キロが
今年中には達成ならずで終わりそうです。

そのK11では12月の日産80周年記念イベント、
ゼッケン100番で横浜の街を走り抜けてきました。
とりあえずは調子も良く、年頭に装着した
シートヒーターも無事機能してますし。
これからの冬場、屋外駐車場の霜と雪は
ちょっと心配ではあります。

で、雪道での活躍のサニトラ。
今年は商用車イベントを介して
日産商用車クラブになを連ねさせてもらいました。
車自体は平成生まれで周りの
プリンスホーマーとかには全く貫禄負けですが、
末長くお付き合いさせてもらいたいです。
が、キャブのオートチョークは
まだ完治しないのは年越しの課題です。

年越しの課題というと、
チンクの鍵も結局年越します。
物が当時オプションということもあり
簡単に手に入らない、流通していない
という状況なので。
一応いろんなクラシックカーイベントが
動き出す前にはなんとか修理したいんですけどね。
ダットサン会の品川イベントや石和温泉のイベントは
ここ何回か参加させてもらってますのでね。

車以外ではバンド活動も継続的に行えているものの
電車通勤の間に練習できないのが辛い。
せっかく念願のIbanez AFRを年頭に
音が出るよう修理できたところだったのですが。
とはいえ、活動の幅を広げる伏線を
ちょっとずつ張っているので
これからの展開には期待です。

なかなか、やりかけの事が多い一年でしたが
新たなスタートの一年でもあった気がします。
来年はいろいろ育む一年にしたいですねぇ。

では、皆さんも良いお年を。

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2013年3月 2日 (土)

Lynyrd Skynyrd Free Bird

金曜日の会社からの帰り道、
ふと流したiPadからの一曲。

Lynyrd SkynyrdのFree Bird

大学時代、洋楽に浸り
まだ深夜の番組でしか
動画情報がない時代に
Pure Rockという番組で流れた
一本のライブ動画、

13分に及ぶ大作です(笑

これのおかげで
きちんとCD買いました。

時々聴きたくなるので
限られたメモリーのiPodながら
必ず入っているLynyrd Skynyrdの
1stアルバムです。

1976年のイギリスKnebworthの
ライブフェスティバルでの映像らしく
今でもDVDが手に入るらしいので
ちょっと興味がある。

当時の大観衆の怪しい雰囲気、
タバコ片手に弾くギター、
RockがRockだった時代の
ある意味純粋な雰囲気が
プンプン伝わって来る映像。

今の様に超絶技巧ではなく、
純粋にリフと曲、その場の盛り上がりで
グイグイ引っぱって行く感じは
いつまでも色褪せない魅力。
最後の盛り上がりは
映像越しでも
何回見ても
鳥肌が立ってしまうし
思わず身体が動いてしまう。

だから自分にとっては
飽きない一曲なのだろうなぁ。

1977年にこの動画でも唄っている
Ronnie Van Zantを含む3名が
飛行機事故で亡くなり
一時解散したが、
今でも活動を続けている
サザンロックの大家。
とはいえ最近はあまり聴いていないので
少し聴いてみようかな。

あ、38スペシャルって
Ronnieの弟がやってたんだ。

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2012年12月15日 (土)

オルゴール調と最近の音楽と

どんよりとした土曜日に
ふといつも気になっていることを
書いてしまいます。

会社の始業や昼休みを伝えるチャイムに
いきものがかりや流行の曲が
使われる様になって久しい。

が、個人的にはかなり耳障りでもある。
ま、チャイムなんて言うのは警鐘でもあり
耳障りであることが役目なのでしょうけど。

原曲が嫌いとかそういうわけではなく、
オルゴール調の音でのチャイム化が行われているので、
音量の粒が揃っている。
そのおかげで、味付け程度の
パッシングノートまでバシッとなってくれる。

それがとても耳障りなだけなのだが。

最近の複数名で同じメロディーを歌うアイドル達、
これも似た様なもので、
歌の表現に於けるダイナミックレンジが
とても狭い様な気がする。
ま、それが目的ではないのでしょうけどね。

加えて昔の歌謡曲を子供に歌わせる企画もの、
子供の声のかわいさは否定出来ないが、
やはり同様に表現力としてのレンジが
狭いものが多いのではないかと思う。
歌い手としてのトレーニングが十分ではないので
致し方無しなのだろうが。

こういう音にのみ接していると
表現力まで乏しくなってしまうのではと
心配になってしまう。

どうでもいいことですけどね。

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2012年3月20日 (火)

Chicago

週末にFacebookに投稿していた時、
"Saturday"と打ち込んでふと
ChicagoのSaturday in the parkを
思い出して、反射的に買ってしまいました。

で流れでもう一枚

もiTune Storeで買ってしまった。

久しぶりに聞くChicagoは何とも懐かしい。

Chicagoをじっくり聴き始めたのは
洋楽に目覚めた高校に入ってから。
きっかけになったのは
何度となく浮き沈みをしたChicagoが
浮いて来たときのChicago16。

当時FMでChicago特集を組んで、
そこで知ったのが
Saturday in the parkだった。

もちろん25 or 6 to 4(長い夜)の衝撃は
それどころじゃ無いものでしたけどね。

アルバム通して聴くと
製作当時の時代なんかを感じる。
なので、25 or 6 to 4なんかは
iTune Storeでリレコーディングの物が
あったりしてもちろん音も良かったりするけど、

昔の録音の荒削りさ、
ベトナム反戦運動さなかの
ヒッピーとドラッグと
行き場を求めていた若さが
感じられない、
ただ「かっこいい」っぽい感じの
薄っぺらい音が許せなくて
買えなかった。

ということでChicago は
オリジナル音源のリマスター版を
Amazonでクリックしちゃいました。

買い過ぎ...(^_^;

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2012年2月12日 (日)

タイムトラベル

いい天気の週末でした。
土曜日は疲れが出たのか結構遅くまで寝てしまって
気づいたらかみさんが掃除を始めていた。

いつもiPhoneに入れている曲を
ステレオで鳴らしながら掃除をしている。
土曜日その中の一曲がすごく気になった。

懐かしい歌詞、タイムトラベルだった。
どうやらかみさんが買ったスピッツのアルバムに
収録されていたらしい。

原曲は原田真二、'78年の曲。

当時小学生高学年でザ・ベストテンや
父親からもらったラジオで聞いて、
それまでのテレビ・ラジオから流れてくる
曲のイメージをがらりと変えてくれた。

自分の音楽観のターニングポイントの一つだったと思う。

ストーリー性のある歌詞、その世界を描く曲調、
イメージを膨らませるのに最低限で十分なSE、
その世界を演じ切るような原田真二の歌声。

多分プログレやシアトリカルな音楽に走りたくなる
自分の根底はこの曲に有ると思う。

今改めて聴いても素晴らしい一曲。
実家に確かEPが有るんだよなぁ。
今度探してみよう。

ということで、懐かしい想い出と
今の自分のルーツを思い出させてくれた
スピッツの一曲ではありましたが、
個人的には本物の世界観を描くには
至って無い気がした。
やっぱり'78年当時に較べると
一曲にかけてもらえるプロデューサーとか
レコーディングスタッフの数が違うんだろうなぁ。

また最近は声を出せ出せの歌い方が受けるせいか
出せる声を出さない上手さに
出会えなくなった気がする。
そんなことも一昔前の歌を聴くと感じてしまうのは
歳を取った証拠か(笑

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