2008年8月25日 (月)

自動車税見直し?

今日のニュースで経産省が自動車税をCO2排出量基準で
見直すことを検討中とのこと。
ニュースはこちら

これにより小型車も軽自動車もCO2排出量ベースで税率が変わるとのことで
軽は税負担が多くなるので反発もあるのではないかということ。

いわゆる自動車税はその自動車そのものにかかるものなので
クルマからのCO2排出量というよりは、
例えば自動車を作るのにかかったCO2排出量として部品の数や
部品の大きさみたいなもので決める方が納得いくんじゃないかな?
そうすれば実用性のみを求めた質素なクルマは税負担軽くなるし。

直接のCO2排出に関係する税金は消費する
ガソリンや軽油の燃料費にかけてしまえばいいのに。
使って排出してしまった分を税として自動徴収。
国としてのCO2削減活動として植林や森林の整備、
代替エネルギーの研究開発への予算へと回す。

道路への負荷は重量税ということで、それは道路の整備にまわすと。

CO2では測りきれない贅沢料みたいなものは、
消費税で徴収すれば良いんだし。

とにかくクルマにはいろんな税金がかかるけど、
納得がいく形での徴収にしてもらいたい気はしますねぇ。
いつの間にか変な形で使われるのだけは勘弁してもらいたいですね。

なんてブログの片隅で書いていても始まらないんでしょうけど。

というあきらめがいけないのか...?

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2008年4月16日 (水)

天引き

高齢者医療費の年金からの天引きが始まった。

私もサラリーマンなのでいつの間にかいろんな税金が引かれている。
おかげで個々の税金を自分で計算したり払ったりと面倒な手続きは
要らないということになっている。

ま、国自体が明日を目指して頑張る、
今日より良い明日は、今日頑張れば必ず来る、
だから今日の税金は気にせず、豊かな明日のために仕事に邁進してくれ
預かった税金は豊かな明日に向けて国がしっかりと使わせてもらうから
という配慮だったのだろう。

が、時代は変わっていながら、制度だけ残った。

しかも徴収する側に取っては何よりも便利な制度として。

豊かな明日が夢見られる時代には
ただ前を見てひた走ることが出来たのだろうが、
未来に不透明さを感じざるを得ず、
今日の糧、明日の危機回避のための蓄えを
過剰に個人に強いる政治の下で
ただ搾取だけされると反感だけがたまって行く。

しかも限られた年金収入からだとなおさらか。
頑張りようが無いですからね。

頑張り様と考えると、
アメリカの博物館なんかは
来場の子供に展示物を解説するボランティアを
リタイアしたお年寄りがつとめている。

航空博物館のようなところでは
退役軍人の同窓会のような状態。
みんな生き生きとして説明をしてくれる。
時に長過ぎるけど。

こういうボランティアをポイント化して
箱もの運営の財源から保険料を捻出し
自動的に天引き分を補填するようなシステムなんて
ちょっと考えたらすぐ出来るような気がするのに。

ま、受け皿の博物館、子供に伝えたいものを
大切にしなかった時代が長過ぎたのだろうか。
いろんな産業がいろんな財産を提供して、
それを保存する施設を各地に残し、
リタイアしたプロフェッショナル達が
ボランティアとして地域産業を次世代に残し、
その綿々とつながる産業を地域にとどめることが
出来るのではないだろうか。

きれいな水を求めて諏訪に製糸工場から精密産業が育ったこと
工業用水を求めて琵琶湖畔に家電業界が育ったこと
いろんな産業はその立地のメリットを活かして
根を生やしたはず。
その土地に生まれ育ったことを誇りに思えるような
そんなふれあいを子供に残すことが
必要だったのではないだろうか。

もうそんな余力は地方にないのかもしれないが、
そういう地方の活力に使われるのであれば
その地方を訪れるために消費する燃料への課税も
致し方ないのかもしれない。

とにかくただ道路のための「暫定」と言い続けるのは
もうやめてほしい。
(うちに政権任せたら税金払わなくてよくなるよという感じの
劇薬の乱売もそろそろやめた方がいいと思う)

生き生きとした先代がボランティアで次世代の世話をする国と
現役世代が先代の財布を当てにして限られたパイを分け合う国と
どちらが国家として健康的か。

浅はかな小市民のつぶやきです。

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2008年3月31日 (月)

ガソリン値下げ

多くの人が記事にしているんだろうなぁ、この話題。

ま、週末にガソリンを満タンにしている自分には
しばらく関係ないことですけど。

でも福田さんの「暫定税率の復活」という発言は
誰も疑問を感じないのだろうか。
なんでいつまでも「暫定」という言葉を付け続けるのだろう。
むやみにガソリンを値下げするのは環境負荷を高めて
世界の流れに逆行するというのであれば、
環境税として「恒久」課税してしかるべき用途に
使えば良いじゃないですか。

ただでさえ戦略無き民間主導の迷走国家なのだから
この辺であるべき社会を打ち出し、
会社の利益にならないが社会の利益になる部分へ
環境税として徴収した二酸化炭素排出税を投資するような
政治判断を是非とも下して欲しい物です。
そういう形ならばガソリン税を道路財源以外の
用途に使っても私は納得しますよ。
だって環境負荷を高めているのは事実ですもん。
もちろん時代に即して税率は見直すようにするべきです。
一旦決めたらいつまでも税率を変えない制度の方が
おかしいですよ。

小沢さんも国民の選択が値下げを勝ち取った、
参院を民主党が取ったことによる勝利と言ってますが、
その後は国民が選択すれば良いという
他人任せの一言のおかげですべてぶち壊しですね。
その後もふまえた議論をしてもらうために
国民は期待して議員を選んだんだと思うんですけどねぇ。
ただわがままを言い続けて何も議論をしない人たちに
本当に血税からの賃金が支払われていることに
自分たちも疑問を感じないんですかね。
他力本願は庶民のための親鸞の教えと自分は思います。
政をする人の上に立つ身ならば、
庶民の生活と命を預かっている
という自覚を持ってもらわないと。
ま、情報社会の下では人に自分の行く末を委ね、
自分は自分の生業に突き進むような生き方は
できないのかもしれませんが。

参院第一党の代表ならば、「人任せ」と誤解されるような
一言は是非とも避けてほしかったと思います。

一部のテレビニュースを見ての印象なので
福田さん小沢さんの意図するところを
誤解しているかもしれませんのでその辺はご容赦を。

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