2015年6月20日 (土)

カセットテープ大全

今日たまたま寄った本屋で見つけた一冊。

とても懐かしいテープたち。

昔は音源のレコードを
テープに落として持ち運んだなぁ。

音楽の感じでテープの種類も選んだし、
選択の幅もメーカー、ブランド、
種類もノーマル、クローム、フェリクローム
実家のオーディオを買ったのがちょうど
メタルテープが広く普及する前だったから
メタル対応のデッキが無かった。

なので結局TDKのMA-Rは憧れに終わったなぁ。

テープ一つ一つに込められた
回転安定のための技術とか、磁性体の特性とか、
裏書きを眺めるのも好きだった。
実際テープの種類、銘柄で明らかに音の癖が異なり、
それも裏面の特性図に引き寄せられる理由になった。
テープの開発をした技術者、評価者の耳に
思いを馳せながら共感していけたいい時代だった。

ノイズは多かったかもしれないけど
レコードに押し込められた音、想いを
できる限り詰め込まれ、
癖も交えながら再生したテープの音は、
デジタルがノイズとともに間引いた心も
きちんと録っていたのかもしれないな。

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2013年8月27日 (火)

FOR FACTS SAKE

今日帰ってきたら
郵便受けに入ってました。
Dscn6261 Dscn6262
ちょっと
大きめの
段ボールの
封筒。
ROYAL MAILは
イギリスからのメールの証し。

Dscn6263 中身は
FOR
FACTS
SAKE

RAINBOW
OZZY OSBOURNE
GARY MOORE
等でベースを弾いている
BOB DAISLEYの半生記。

なんと
Dscn6264

サイン入りです。

英語なので読むのひと苦労ですがw
子供の様に喜んでいます。

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2012年7月25日 (水)

恐るべし大人の科学

今日、本屋で二輪レーサーの本を買おう
と思って寄ったら見つけてしまった。

学研の大人の科学のVツイン蒸気エンジン。

たまりません。
殆ど衝動買い。
Dscn4682とはいえ、
やっぱりこの値段で
こういう楽しみを
提供してくれる
学研はたいしたもの。
きちんと熱硬化性樹脂を適所に使っているし。

Dscn4683 ということで
早速組立です。
これはピストンと
シリンダ。
ピストンはコンロッドと
一体で作られていて
もちろんピストンリング無し。
その辺から蒸気を漏らす
蒸気エンジン。

Dscn4686 あっというまに
完成です。
その辺の簡単さも
さすがは学研です。
殆ど間違いなく作れるでしょう。

しかもバンク角可変。
写真は120°ですが、
72°、90°、180°でにもできます。

このエンジン、
きちんと振動を吸収するように
足にはシリコンのチューブを切って着けるけど、
そのチューブは蒸気の配管のチューブ。

限られた材料を工夫して目標を達成する、
そんな工夫に気づくことが出来るのも
学研のふろくの楽しみだったかも。

いまでは何でも準備されていますけど、
そういう工夫に触れて育ったおかげで
今の自分がいる気がします。

感謝です。
そしてこれからも楽しませてもらいます♪

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2012年1月 4日 (水)

歴史街道1月号 戦艦大和と武蔵

この冬休みに読んでました。

もう次月号が出てしまうでしょうけど、
連合艦隊司令長官山本五十六の
映画に併せての特集。

文明開化以降、急激に列強に追いつけで
技術と英知を集めた結晶。

誌面の半分を占める記事を読ませてもらって
そのものの時代と背景だけでなく、
それらに携わった人々の時代背景も
知ることができたのがとても面白かった。
特に作り上げた「江戸」の人々、
運用した「明治」の人々というのは
なかなか面白い視点。

戦争という極限状況の中で
どのように判断し生きていったか
技術、戦術の限界を記して残した
武蔵の猪口艦長の遺言、
戦略的意義ではなく精神論にすり替えられた
大和沖縄出撃の目的と
その状況下での大和部隊将兵の方々の
不可能な責務を果たそうとする姿。

端々からいろんな物を感じる。
今の自分の生き様を考えさせられた、
年始にあたっては結構重たい記事だった。

「至烈ノ闘魂、至高ノ錬度、天下ニ恥ヂザル最期ナリ」
後にこう言ってもらえるような生き様、
仕事を残したいかな。

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2011年12月 3日 (土)

電子ブロックmini

土曜日、
朝寒かったですけど、
夕方暖かかったですねぇ。

大丈夫か地球。

ところで本屋で見つけてしまいました。
Dscn3588
もう完全に
衝動買いです。
小学生の頃、
クリスマスプレゼントに
ねだった電子ブロックが
大人の科学になって出てきました。

そのまま電子屋さんにならなかったのは
多分トランジスタ辺りでつっかえたせいかも。
あと、論理回路に驚きを感じなかったせい
なんだろうなぁ。
まさにパーソナルコンピューターが
生まれようとしている時期に
こういう物に触れていたんだもんなぁ。

実はチャンスに恵まれていたのを
ちょっと道を外れたということか...。

でもブロックとして完成しすぎていて
それ以上の一歩を踏み出すハードルを
かえって上げてしまっているのかも。
なので逆に今大人の科学のおまけとしては
いいのかもしれない。

しばらく遊んでみよう♪

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2011年1月 4日 (火)

ENGINE 2月号

年末買えなかったので、
昨日買ったENGINE。

前にも書いたけど(たぶん)
創刊号の表紙をスズキ編集長自ら飾り
新聞広告にコートを翻した写真を載せた
ことに衝撃を受けてそれ以来買い続けている
クルマを通して行き方を綴った雑誌
(と個人的には思っている)。

毎月楽しみなのがfrom EDITIOR。
スズキ編集長の一言のコーナーなのだけど
結構共感するところがある。

時にはいわゆる「日本的な」横並びから
外れる言葉も多いので「一般的な」常識の尺度で
読んでしまうと反感を覚える人も居るのではと
思ってしまうが、

個人的にはかなり共感するところがある。
それゆえENGINEを買い続けてしまうのだろう。

権利と義務。私も100km/hの紳士には
どれほどお会いしたことがあるだろうか。

とかく「モノ」やライフスタイルと言う「モノ」を
紹介する雑誌が多いのに対し、
モノを通して人が見える気がするのが
自分にとっては楽しい。

と、このENGINEを探しに
買い物ついでに寄った相模大野の伊勢丹の
紀伊国屋書店。

なんとクルマ雑誌のコーナーが半減していた。
時代の流れなのだろうなぁ。

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2009年8月11日 (火)

ニッポン鉄道遺産

今日はかみさんと東京界隈を散歩。
エキナカの持ち帰りはかなり喜ばれた。
東京駅は朝の地震の影響で
新幹線改札口周りには人がいっぱい。

でも間引きながら即座に運転を再会、
明日には通常運転に持っていこうとしている
JRはやはりすごい組織だと思う。

昨年の大阪出張の時、未明に関東を直撃した
台風の影響で運転を見合わせていた新幹線。
徐行運転ながら降水量で懸念されていた
小田原付近を通過してきた上り新幹線の連絡で
下り新幹線の運転を開始する連携。
たすきをつなぐ駅伝の心というのか、
組織で顧客の望みをつなぐ姿を目の当たりにすると
ちょっと目頭が熱くなってしまったのを思い出した。

でこの夏休み思い立って一冊の本を読み始めてます。

ニッポン鉄道遺産。

別に私自身はいわゆる「テツ」では無いのですが
子供の頃から何故か時刻表を眺め思いを馳せるのは
かなり好きでした。

子供の頃には父親の出身の京都で盆と正月を過ごし
新幹線のビュッフェや食堂車の記憶も鮮やか。

夕方の東海道線ホームにひっきりなしに入線する
EF65のブルートレインはやっぱり憧れ。

仙台の親戚のところに向かう祖母を見送った
櫛歯型の上野駅のプラットフォームの
東京と全く違う雰囲気も子供心に感じてました。

全てが新幹線でつながり、旅の手段ではなく
移動手段として活躍してくれている現在のJR。
何となく物足りない感じを受けるところのすべてが
この一冊に凝縮されている感じの本。

一つ一つの章を読みながら、
一つ一つの情景が何となく思い浮かんで
読みながらも涙が出そうになってきます。

「鉄道は国家なり」と明治に広がった鉄道網は
高度経済成長の果てに自動車や飛行機に役目を引き渡し
日本国中に張り巡らされたレールも民営化以降
どんどん減っている。

が、本当に21世紀の地球環境との共存の視点から
果たして今辿っている道に疑問を感じることもある。

駅というのは「どんな人でも自由に出入り出来る、初めての民主的な公共の建物」(ニッポン鉄道遺産、木造駅舎より引用)という一文。

個人重視のもと、自家用車が普及し社会の横のつながりもいつの間にか希薄になってしまった。民主主義ではなく、行き過ぎた個人主義。昔の鉄道にあって今の鉄道に希薄になってしまったものが、社会の縮図にもなっていたことを再認識。

形だけでなく、志を残す、
いや伝えていく手段としてこの本は大切だなぁ
なんてついつい噛み締めてしまった。

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2009年6月13日 (土)

利休にたずねよ

時々買って読んだPHPの歴史街道。

その中で連載されていた「利休にたずねよ」が
ハードカバーで出て久しい。

休み休みでやっと読み終えた。

歴史街道の中の数話でもかなりしびれたけれど
じっくりと読み通してみると
これまたかなりしびれてしまいました。

内容は話せませんけど、
それぞれの人物の描き方だけでなく
端々で表現される景色やものの表現も素晴らしい。
時代物って当時の生活空間や街並を想像せざるを得ないので
そのような細かい描写の上手さが自分には響きます。

もちろん全編を通しての利休の生き様にも
かなり共感するところがありましたねぇ。

価値観が多様になった今こそ
普遍な美って何だろうと考えさせられます。
美に限らず普遍的な価値含め。

「常識に捕われない」と「非常識」は違いますしね。

いろいろ考える機会を与えてくれる、
書ってそんな時間を取り戻してくれると再認識。

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2009年4月30日 (木)

ムーミン展

今日29日から東京大丸ミュージアムでムーミン展が開催されてます。
http://www.daimaru.co.jp/museum/tokyo/moomin.html#

Dscn4885 早速行って参りました。とはいうものの、
絶対グッズ販売もあるので、
なみゲンとあさゲンは留守番です。

久しぶりの東京駅。
工事中の八重洲口に戸惑いながらたどり着いた大丸。
10階に昇るエレベーターのドアから
「コドモだった昔も。オトナになった今も。」
の言葉と共にムーミンが迎えてくれます。

初日となる29日は結構な人出。
入場しようとしたら長蛇の列。
と思ったらそっちはグッズ販売のレジに並ぶ長蛇の列でした。

が、中に入っても壁沿いに列列列...。
元々トーベ・ヤンソンさんの絵は小さいので、
額の中にチョロンとはいっている。
しかも初期のものはサイン代わりに
ムーミン・トロールが小さく描かれていたりするので
それをまたじっくり探す人もいたりするから
なかなか列が動かないんだなぁ...。

習作と実際に使われた挿絵が並べられていたりすると
また列の動きが止まるんだなぁ...。

でも、
白黒の線だけで描かれた世界
北欧の自然を切り取り、長い夜を描いた背景
その中で自由に動き回るムーミン達
シンプルなラインながら表情豊か
優しいキャラクターのラインと厳しい自然の強い線
見ていてわくわくしてきます。

これを事前に読んで行くと更に深く見れて面白かったです。
細いペン、
習作に依ってはボールペン、
物に依っては黒いインクでベタに塗られたものを
けがいて下地の白を出して描く。

キャラクターだけではなく芸術作品として見てみると
また面白いものでした。

Dscn4886 私にとっては、このスナフキンの
後ろ姿が最高でしたねぇ。
絶対子供心にこの姿とあの音楽が
染み付いていたんだなぁと再認識。

ちょっと人混みにいくのに戸惑う連休になってしまいましたが
18日までなので落ち着いてからでも時間有りですね。

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2009年4月 6日 (月)

エンスー天国

と言う名のコミックマガジンが出てました。

Dscn4827 最近こんな感じの
コミックマガジンが
かなり出ている気がする。
始まりは東本さんのRIDE、
西風さんもGT Romanを出した。
多分その流れになるんだろうけど

う〜ん

取り上げられている人がかなりマニアックである。
ガタピシ車の山本マサユキさん、
いしかわじゅんさんは時々西風さんの漫画にも出てくるけど
悩ましい。

東本さんも西風さんもかなり世界を上手く描く人で
コミックマガジンもその世界を漂わせることで
出来上がっていると思うのに対し
エンスー天国はなかなかいろんな人の寄せ集め。

今回は大塚康生さんのルパンとチンクの話があったから
興味津々で買ったけど、次買うかどうかは...。

とはいうもののRIDEもGT Romanも1冊ずつしか
買ってませんけどね。

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