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2024年2月25日 (日)

FIAT500F点火時期調整

久しぶりの車記事です。

この冬、お出かけしようとしたらエンスト。
再始動できたものの、怪しい雰囲気だったので駐車場に戻したら
そのままエンジン掛からなくなったFIAT500Fでした。

日を改めてエンジンをかけようとすると、やはりかからない。

エキゾーストからは生ガスの匂いもするので
やはり火花が飛んでいないのだろう、
ということでまずはデスビのコンデンサを変えるが、
それだけではかかるがまだ止まる。

Img_7321 
デスビの中をみると、どうも一次の電圧出力を出している本来絶縁しないとならないコンデンサ取り付けの端子が長年の汚れで絶縁不良になっているっぽいので、ここを洗浄してみました。

Img_7323_20240225003301

一応抵抗値もきちんと絶縁状態になったので、大丈夫だろうとエンジンをかけてみると、回るがかからない。

どうやらデスビを差し込むところでべべルギアの歯一枚分間違えてセットしたらしいので、クランクを回して再度上死点を見つけて、1番プラグへと通電するポジションを合わせてデスビをセット。

きちんと動き始めました。

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ついでに点火時期をと思ったら、10数年前に買ったパナソニックのタイミングライトが点かない...。
なのでデスビの踵が蹴り出されるタイミングで、とデスビを回して少し早めの方向に回して調整。

なんとなく調子よく回るようになった...気がしたので、少し走りに出てみると、
数キロ走ったところで突然エンスト...。

少し休んで再始動すると回り出すものの、若干不安。

 

で、近所のアストロプロダクツでタイミングライトを買ってきて
Img_7510

点火時期確認。

20240225-02957

確かにだいぶ早いっぽい。でも早い方がアイドルでは調子よく回るみたい。

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とはいえ、早すぎて回してさらに調子悪くなるのも怖いので、
きちんと本来の点火時期に戻します。

これでとりあえず様子見してみます。

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2024年2月19日 (月)

PRACTOS 光学式露出計

ほんっとにお久しぶりです。

一応マーチもFIAT500Fもサニトラも元気です。
そのうちきちんと記事にします。

週末銀座の松屋に行きました。
催事会場では中古カメラ市...。沼です。
とはいえ今更新しいカメラ、アンティークのNikonを手に入れてもきちんと使いこなしてあげられないので、それを買おうというわけではなく、アクセサリで楽しいものがないかと探しに行った次第。

...あるんですね素敵なものが。

Img_7483光学式露出計というもの。

初めてみるものだったので「これ何物ですか?」と中古カメラ商のおじさんに聞いても、
程度の違うNDフィルタで見える数字が変わるようにできていて、撮影環境の光量をどの数字までが見えるかで確認すると

Img_7487

本体周りに記入された計算尺で絞りとシャッタースピードが読めるというものらしい。

そのシンプルさと革ケース付きということで勢いで購入してしまいました。

でいろいろ調べてみてもこのPRACTOSという会社のことはまだ探し出すことができない。
でもどうやら1925年あたりから1950年あたりにかけてこの露出計を作って売っていた模様。

って、まさに戦争を挟んだ時代ではないですか。

Img_7484

しかもドイツ製。

でこの周りの数字の意味を探っていたところ、どうやらこのH&D(ハーター アンド ドリフィールド)、Schinerというのがフィルムの感度を表しているらしい。で、このフィルム規格そのものをまとめているサイトも発見
フィルム規格のWiki

どうやらフィルム規格のDINは1933年頃にできたもののため、この光学式露出計は1930年頃のものではないかと推測。
このH&Dだと今のASA 100は3200になるので、その数字にリングを合わせます。

その状態で被写体を見るように本体を向けて覗き込みます。

Img_7490

覗き込んだ様子はこんな感じ。
数字が見えて小さくなるとどんどん濃いNDフィルタで数字が暗くなる具合。
これが読める数字でリングを止めると、その光量に応じたシャッタースピードと絞りの組み合わせが選ばれる具合。

これで天井証明を見上げると数字1が見えるくらいなので、
その状態で側面の計算尺を合わせるとシャッタースピード1/100でF2ぐらい。

Img_7493こんな状態

試しにオリンパスPEN-Dで露出を測ってみると
Img_7494こんな状態2

1/125でF1.9と出ます。
結構近いのかも。

意外と使えるのかもしれません。

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