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2017年6月11日 (日)

手綱を電動化した乗馬は楽しいかな?

金曜日の夜のETVのスーパープレゼンテーション

MITのデビッド・オーターさんが、
Aiは雇用を奪うかというテーマでプレゼン。
とても面白い話で、人の好奇心、独創性って
大切だなぁと改めて感じた。
Oリング理論として、周りの装置の精度が上がれば
Oリングの役目がより重要になる、
それがAi時代の人の役目になるということで
人しかできないことがより仕事として残る具合。
ATMが普及して窓口の人は逆に増えた、
支店も増えて金融商品の勧誘など
人でしかできないことに仕事がシフトする
なんて事例を紹介しながら。
そうやって人でなければならない仕事に
より楽しさを見出すことができれば明るい未来なのだろうな。
でも苦情受付とかそんなのだけだと辛いなぁ
なんて思った。
というところで自動運転が運転作業を楽にしてくれるが
このAiによる雇用と同じような気がした。
それ以前からby wire技術によっていろんな操作が
省力化されながら現実の物理刺激から切り離されている。
内燃機における点火時期は理想的なタイミングがあるので、
適切なタイミングとできる技術でレバーからガバナやCDIに変わった。
吸気や混合比はキャブレータからインジェクションシステム、
アクセルペダルはバルブを直にコントロールするものから
ペダル位置を連絡するものになっている。
小排気量の車を乗る上ではスロットルバルブ開度を
自分でコントロールしてピストンスピードに応じた
流速を稼げるタイミングを連ねながら走る楽しみがある。
これが今のスロットルby wireでは車が勝手にやってくれる。
ガバッと開けても車は程よくスロットルを開けてくれる。
誰でもそこそこのスピードで走れることになるが、
それ以外で楽しんでいた自分にとっては物足りないものになる。
ステアリングby wireになってくると
路面の情報もだんだん直に触れられなくなってしまう。
スマホでコントロールできる手綱で乗馬しているような状態。
そんな乗馬だからできる次の楽しみってなんなんだろう。
私には今のところ思いつかないので、もう少し探してみたい。
手綱に息吹を感じるから馬をきちんと水と餌を与えて
きちんと手入れもしてあげる。
そうすればまたきちんと応えてくれるから。
そんな感じの車との付き合いを手放すつもりはないから
息吹を感じるインターフェースを今後の車には期待したいな。

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